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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2002.5
- 出版社: 新潮社
- サイズ:20cm/234p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-10-454601-1
紙の本
すべては一杯のコーヒーから Short latte,tall cappuccino,and grande passion
著者 松田 公太 (著)
ベンチャービジネスの新星、タリーズコーヒージャパンの痛快サクセスストーリー! 若き起業家がコーヒーに注いだ夢と情熱とは? 金なし、コネなしの普通のサラリーマンだった男が、...
すべては一杯のコーヒーから Short latte,tall cappuccino,and grande passion
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商品説明
ベンチャービジネスの新星、タリーズコーヒージャパンの痛快サクセスストーリー! 若き起業家がコーヒーに注いだ夢と情熱とは? 金なし、コネなしの普通のサラリーマンだった男が、巨人スターバックスに挑戦した軌跡。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
松田 公太
- 略歴
- 〈松田公太〉1968年宮城県生まれ。三和銀行勤務を経て、タリーズコーヒージャパン株式会社を設立し、代表取締役に就任。飲食業界最速で株式上場を果たす。
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紙の本
久々に心が熱くなりました。
2009/02/01 21:16
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かず吉。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
一杯のコーヒーを飲んで、それがあまりにおいしかったから
大きな企業の力をかりずに、自分でタリーズコーヒージャパンを
作った人、松田 公太さん。
今では大きな組織となって知らない人はあまりいないくらい、
知名度の上がったタリーズだけれど、松田さんが銀座店をオープン
して一生懸命やってきた結果だと思うと、久々に心が熱くなりました。
この本には、彼の半生と情熱とがんばり、そして感謝がつまっています。なんだかお世話になった方々への感謝を表すために書いた
本なのでは?と思えてしょうがありません。
でも人生で大切なのは、一生懸命がんばることなんだよなぁと
心から思います。そんなことに改めて気づかせてくれた本です。
転職活動がうまくいかずに悩んでいた時期に読んでいたのだけど、
松田さんがつづった言葉に、内容に、本当に力づけられました。
紙の本
情熱の人、松田公太さん
2006/06/05 15:21
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:佐々木 なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
シアトル生まれのコーヒー専門店「タリーズ」。
このタリーズコーヒージャパンの代表取締役社長兼「チーフバリスタ」の松田公太さんが書いた一冊。
父の仕事の関係でアフリカやアメリカに住んだ子ども時代、
1人帰国して日本の大学に入学し、その後は銀行に勤めるものの、
いつかは起業したいと夢を持ち続け、
念願かなってタリーズ銀座一号店をオープンさせるまで、
松田さんは実に波乱万丈な日々を過ごしてきた。
タイトルにもあるように、タリーズが日本でしかも銀座で
お店をオープンさせることになったのは、すべては一杯のコーヒーを飲んだことから。
そして彼の情熱が、夢を実現へといざなった。
本書は2002年4月に出され、いまや文庫も出ている。
そして現在、タリーズは全国300店舗にも広がっている。
私の住む街にもようやくタリーズがオープンしたが、
タリーズで感じた居心地のよさ、飲み物のおいしさには
こんな物語が秘められていたのかと感慨深いものがあった。
『情熱は不思議と「運」をも引き寄せ、
不可能だと思っていたことを可能にしてしまう力も持っている。』
『楽しさなくして得るものなし。
なんでも楽しみながら経験していけば、
必ずや自分にとってプラスになる』
『情熱は「運」を引き寄せると書いたが、
運は人が運んでくるものであると私は信じている。
人は無意識に情熱の発信者に引き寄せられる。
だから運も、自然と情熱を持った人間のもとに
集まってくるのではなかろうか。』
松田さんの一言ひとことが生きた言葉となって
どんどん入ってくる。
情熱の人、松田公太さん。
これからも目が離せないなと思った。
紙の本
元銀行員が、巨人スターバックスに挑戦したベンチャービジネスの新星の痛快サクセス・ストーリー
2002/06/17 22:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:杉田宏樹 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「スペシャリティコーヒー」——この言葉は一般的ではないかもしれない。だが、アメリカ生まれのコーヒー・ショップ・チェーン、スターバックスは、今やすっかりお馴染みの街の風景となっている。高品質のコーヒー豆を使用してるため味が良い、店構えがおしゃれでテイクアウトもできる……OLやサラリーマンを中心に瞬く間に日本でも支持を集めたスターバックスは、90年代に創業した飲食業にあって代表的な成功モデルと言えるのだろう。本書はこのジャンルでは後発となる米ブランド“タリーズ”の、日本展開のライセンスを獲得、会社設立後わずか3年2か月でスターバックスに先駆けて株式上場まで成し遂げた、若き起業家の半生を描いた(実際は半生と言うにはまだ若い33歳)サクセス・ストーリーである。
筑波大学で国際関係学を修め、三和銀行に入行するも6年で退行。その頃アメリカを訪れた筆者は、スペシャリティコーヒーの美味しさを初めて知り、50店を飲み歩いた結果、タリーズが最上の味だと確信する。このコーヒーを日本にも伝えたい!と思い立つや、金もない、コネもない、実績もない、というまさにないないづくしの状況も何のその。現地の責任者に粘り強いアプローチを繰り返し、直接交渉する幸運も得て、銀座に1号店を開業するまでに至る。それからも数々の困難が待ち受けるのだが、筆者は持ち前の情熱をフルに発揮して、それらを克服してゆく。そのバックボーンとしては、彼が父親の仕事の関係で、少年時代をセネガルとアメリカで過ごし、独立心を養ったことが挙げられよう。
「情熱は不思議と“運”をも引き寄せ、不可能だと思っていたことを可能にしてしまう力も持っている」と著者は言う。タリーズコーヒージャパンでは、著者の発案で社長、幹部、社員、アルバイトの区別なく、お互いを「フェロー」と呼ぶ。人を大事にすることが会社の成長の原動力であることを実証したタリーズ。ビジネス書としても、示唆多い1冊である。 (bk1ブックナビゲーター:杉田宏樹/音楽評論家 2002.06.18)