紙の本
久々に心が熱くなりました。
2009/02/01 21:16
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かず吉。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
一杯のコーヒーを飲んで、それがあまりにおいしかったから
大きな企業の力をかりずに、自分でタリーズコーヒージャパンを
作った人、松田 公太さん。
今では大きな組織となって知らない人はあまりいないくらい、
知名度の上がったタリーズだけれど、松田さんが銀座店をオープン
して一生懸命やってきた結果だと思うと、久々に心が熱くなりました。
この本には、彼の半生と情熱とがんばり、そして感謝がつまっています。なんだかお世話になった方々への感謝を表すために書いた
本なのでは?と思えてしょうがありません。
でも人生で大切なのは、一生懸命がんばることなんだよなぁと
心から思います。そんなことに改めて気づかせてくれた本です。
転職活動がうまくいかずに悩んでいた時期に読んでいたのだけど、
松田さんがつづった言葉に、内容に、本当に力づけられました。
紙の本
情熱の人、松田公太さん
2006/06/05 15:21
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:佐々木 なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
シアトル生まれのコーヒー専門店「タリーズ」。
このタリーズコーヒージャパンの代表取締役社長兼「チーフバリスタ」の松田公太さんが書いた一冊。
父の仕事の関係でアフリカやアメリカに住んだ子ども時代、
1人帰国して日本の大学に入学し、その後は銀行に勤めるものの、
いつかは起業したいと夢を持ち続け、
念願かなってタリーズ銀座一号店をオープンさせるまで、
松田さんは実に波乱万丈な日々を過ごしてきた。
タイトルにもあるように、タリーズが日本でしかも銀座で
お店をオープンさせることになったのは、すべては一杯のコーヒーを飲んだことから。
そして彼の情熱が、夢を実現へといざなった。
本書は2002年4月に出され、いまや文庫も出ている。
そして現在、タリーズは全国300店舗にも広がっている。
私の住む街にもようやくタリーズがオープンしたが、
タリーズで感じた居心地のよさ、飲み物のおいしさには
こんな物語が秘められていたのかと感慨深いものがあった。
『情熱は不思議と「運」をも引き寄せ、
不可能だと思っていたことを可能にしてしまう力も持っている。』
『楽しさなくして得るものなし。
なんでも楽しみながら経験していけば、
必ずや自分にとってプラスになる』
『情熱は「運」を引き寄せると書いたが、
運は人が運んでくるものであると私は信じている。
人は無意識に情熱の発信者に引き寄せられる。
だから運も、自然と情熱を持った人間のもとに
集まってくるのではなかろうか。』
松田さんの一言ひとことが生きた言葉となって
どんどん入ってくる。
情熱の人、松田公太さん。
これからも目が離せないなと思った。
紙の本
元銀行員が、巨人スターバックスに挑戦したベンチャービジネスの新星の痛快サクセス・ストーリー
2002/06/17 22:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:杉田宏樹 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「スペシャリティコーヒー」——この言葉は一般的ではないかもしれない。だが、アメリカ生まれのコーヒー・ショップ・チェーン、スターバックスは、今やすっかりお馴染みの街の風景となっている。高品質のコーヒー豆を使用してるため味が良い、店構えがおしゃれでテイクアウトもできる……OLやサラリーマンを中心に瞬く間に日本でも支持を集めたスターバックスは、90年代に創業した飲食業にあって代表的な成功モデルと言えるのだろう。本書はこのジャンルでは後発となる米ブランド“タリーズ”の、日本展開のライセンスを獲得、会社設立後わずか3年2か月でスターバックスに先駆けて株式上場まで成し遂げた、若き起業家の半生を描いた(実際は半生と言うにはまだ若い33歳)サクセス・ストーリーである。
筑波大学で国際関係学を修め、三和銀行に入行するも6年で退行。その頃アメリカを訪れた筆者は、スペシャリティコーヒーの美味しさを初めて知り、50店を飲み歩いた結果、タリーズが最上の味だと確信する。このコーヒーを日本にも伝えたい!と思い立つや、金もない、コネもない、実績もない、というまさにないないづくしの状況も何のその。現地の責任者に粘り強いアプローチを繰り返し、直接交渉する幸運も得て、銀座に1号店を開業するまでに至る。それからも数々の困難が待ち受けるのだが、筆者は持ち前の情熱をフルに発揮して、それらを克服してゆく。そのバックボーンとしては、彼が父親の仕事の関係で、少年時代をセネガルとアメリカで過ごし、独立心を養ったことが挙げられよう。
「情熱は不思議と“運”をも引き寄せ、不可能だと思っていたことを可能にしてしまう力も持っている」と著者は言う。タリーズコーヒージャパンでは、著者の発案で社長、幹部、社員、アルバイトの区別なく、お互いを「フェロー」と呼ぶ。人を大事にすることが会社の成長の原動力であることを実証したタリーズ。ビジネス書としても、示唆多い1冊である。 (bk1ブックナビゲーター:杉田宏樹/音楽評論家 2002.06.18)
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〜成功には理由がある〜
金なし、コネなし、普通のサラリーマンだった男が、巨人スターバックスに挑戦!
どうやって夢をつかんだかは必見です。
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金なしサラリーマンだった松田氏がタリーズコーヒーを飲食業界最速で上場を果たした。企業家共通の情熱が常に垣間見られる本。
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スターバックスのライバルとして知られ、ナスダック・ジャパンへの上場で一躍有名となったタリーズコーヒージャパン。
著者である社長の松田公太氏の、幼少期から創業、ナスダック・ジャパン上場までの軌跡が、スピード感ある文章で書かれている。ボストンで出合った1杯のコーヒー、タリーズ本社との交渉、三和銀行との決別、家族の死、その過程で出会った人々…。ライバル、ハワード・シュルツとのちょっとしたやりとりなども含まれており、楽しく読むことができる。
起業ノウハウ本ではなく、事業を通しての人の生き方を教えられる一冊である。
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タリーズを日本に持ってきたタリーズコーヒージャパンの社長の本です。この行動力あってこその成功なんだと痛感。
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タリーズ松田氏のお話。
成功する人って徹底的に自分の意志を貫くんだな、と。「No Fun, No Gain」がとても印象的。
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松田さんの行動する力と積極性に感服する。人のやらないことをやるためにはここに尽きるんだろうな。目標とは別に、実現できそうにないことでも夢として持ってるって大事なことなんだな〜
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図書館。手にとったのは、タリーズのコーヒー豆が一番好きだからという単純な理由。結果的にはベンチャー経営者著書読み比べみたいになったけれど。文章が上手でよみやすかった。この本を読んでタリーズの店舗を見渡せば、なるほど!と納得。一貫したこだわりを曲げずに突き進む強さは学びたいところ。
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貴重な経験談として、とても勉強になる。
文章力もすごい。
社長退任後どうされているのでしょうか…
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3年くらいずっと気になってた本。やっと図書館より。タリーズ派なこともあってか、予想より遥かに楽しめた。起業・ビジネスについて読むのが楽しく、また家族についての記述には少々感動。幼少期・青年時代の回想も(読む前には全く期待していなかった点だったが)非常に興味深かった。読んでよかった。080603
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夢と目標は別物。
目標・・・具体的な計画に基づいて、自分の実生活の羅針盤として必要なもの
夢・・・具体性が乏しくても思い描くだけで心が満たされるもの
活力に溢れた人生には夢と目標の両方が必要だ
最初から意思決定権を持った人に話すことが効率的で、重要
ブランディングとしての、銀座や青山への出店。ブランドイメージの確立が大切。
最初に好感触を持ったからといって油断しない。売買や融資の契約であれば、入金されるまで気は抜かない。詰めが一番重要
困難にぶつかった際には、原因を徹底的に追求してきた。失敗を受け入れていくことも前向きな姿勢のひとつ
使命とは、今まで歩んできた人生を足元から見直せば、どこかにヒントが隠されている。
No Pain,No Gain! No Fun,No Gain!
挫折感とは無縁な人生を送ってきた。仕事が上手くいかないこと、起業してからの失敗も楽観的な性分なのか、苦労を苦労と感じない性格なのか、失敗を挫折とは考えない。
人生は一度っきり。やらずに後悔するより、やれるところまでやって失敗を受け入れる方が納得のいく人生だ。別に失敗したからといって命までと取られるわけではない。自分の力を信じて、挑戦し、最後まで諦めないことだ。
経営者とは自分の気持ちに妥協してはならない。
銀行員だった自分を思い出して、一年しか経っていないのにずいぶん昔のような気がする。いろんなことがあったのだから当然かもしれない。しかし、あの頃に戻りたいという気持ちはまったくなかった。きつい生活だったが、充実感だけはあった。
人は無意識のうちに情熱の発信者に引き寄せられる。運も自然と情熱を持った人間に集まってくる。ミリオネアマインド!!
人は成長するための努力を止めてはならない。成長するのをやめたとき、現状に甘んじた瞬間から衰退が始まる。常に次を見据えて、備え、行動を起こしておく必要がある。
規律の正しさは日本人全般に共通する特徴で、マニュアルの遵守が必須のFCは、まじめな日本人に適している。
長らく日本では、一流の大学に入ることが人生のゴールのようにみなされてきた。しかし、受験に集中するあまり、「なぜ大学に行くのか」「何がやりたいのか」といった話が子供、親、先生の間で置き去りにされてしまった。終身雇用の時代ならば、一流大学に入れば、大企業に就職でき、安定した人生を送れるという論理が成り立った。だが、そうした時代はとうに終わっている。その結果、子供たちは大学に入ってから人生に悩み始めてしまう。
会社のバックグラウンドを知っていると働く意識が変わる。アルバイトと接するマネージャーがいかに会社の歴史や理念を伝えられるかは大きい。
Plan
Do
Check
Improve
人間とは弱いもので、ひとりで目標を達成することは難しい。ただ、みんなで楽しくやれば、自分が持っている何倍もの力を発揮できる。
自分史
人生プラン
安易な快楽や贅��に流されてしまうことが、怖いのである。事業に成功してお金を手に入れたとしても、自分を見失わない強い人間になるためにはどうしたらよいのだろうか。それは、夢を持ち、目標を明確にすること。個人として持っている夢や目的にシンクロしている会社で働くことが人間としての成長に繋がる。社長でも社員でもアルバイトでもそのことに変わりがない。
感想・・・
松田公太という人間の考え方に触れることで、タリーズコーヒーという喫茶店が好きになれた一冊。起業家としての心構え、夢と目標の大切さを教えてくれた。「人生は一度っきり。やらずに後悔するより、やれるところまでやって失敗を受け入れる方が納得のいく人生だ。別に失敗したからといって命までと取られるわけではない。自分の力を信じて、挑戦し、最後まで諦めないことだ。」という考え方は自分自身とまったく同じ考え方である。
事業を成功させるには、大変な苦労があることを知れた。そして、目標を達成するまでに次の目標を立てることの繰り返しが成長し続けるコツだと感じた。ただ、最後は本人の「情熱」がすべて!情熱のある人間に人は集まる!
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タリーズコーヒージャパンの起業物語。
著者がさまざまな苦難を乗り越えて、タリーズコーヒージャパンを設立させたそれまでの経緯、そしてさまざまな試行錯誤をかさねた上でのその後の会社の成長が、情熱をもって書かれている。
著者の情熱に伴う行動力と実行力には誰もが勇気を与えられることでしょう。
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ライバル会社、スタバが値上げされるよなーとなんとなく手にして読んだ本だけど大正解タリーズコーヒージャパンを立ちあげた経緯
とジャパンのビジネスモデルが綴られている。「熱意」「人との出会い」「信頼関係」「目標」経験を通して語られる人の文章は伝わってくるしなんといっても説得力がある。目標に迷いが生じた時に是非読みたい本。