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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2002.10
  • 出版社: 筑摩書房
  • レーベル: ちくま学芸文庫
  • サイズ:15cm/444p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-480-08724-9
文庫

紙の本

空間の詩学 (ちくま学芸文庫)

著者 ガストン・バシュラール (著),岩村 行雄 (訳)

空間の詩学 (ちくま学芸文庫)

税込 1,760 16pt

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みんなのレビュー12件

みんなの評価3.9

評価内訳

紙の本

深度の美学

2003/11/05 23:43

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:脇博道 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ガストン・バシュラール。この偉大なる夢想的哲学者のテクスト群は
常に具体的な事物のイメージを、自由奔放に探索しつつ、根源的なイ
メージを、まさしく詩的言語に変換しながら、テクストを紡ぎ出すス
タイルを保持する。ゆえに、ことさら難解な哲学的考察を読み取る身
構えをせずとも、その豊かなイメージを、ゆっくりと、あたかも一編
の優れた幻想小説を読むような気持ちで接する事により、読者を、バ
シュラール的世界へと優しく誘ってくれる。

そのなかでも、本書は、人間を取り巻く空間的イメージを、様々な文
学や哲学、そして現象学における先達の成果をベースとしつつ、氏独
自のイメージ的現象学とでもいうべき、オリジナルな思考に到達した
屈指の名作である。特に、現象学を踏まえつつ、氏の一貫したテーマ
である、大地、水、火、空、といった世界を構成する原初的エレメン
トのイメージを駆使しつつ、家と宇宙という、極大と極小のはざまに
存在する事物のイメージが、驚くべき広範なレンジのなかで語られて
いて圧巻である。

第1章 家 地下室から屋根裏まで、小屋の意味、では、家屋が有す
る垂直的構造、つまり天地を繋げるイメージとしての家というものを
様々な文学から事例を参照しながら、詩的に記述しているが、この章
における卓越した論考は、多くの建築家のインスピレーションの源泉
にもなっている。

第3章では、なんと抽出、箱、および戸棚という、家における日常的
な事物を、ベルグソンの思想、アンドレ・ブルトンの超現実主義など
と接続しながら、これらの小さな事物のイメージを宇宙的思考にまで
高めながら、非常に面白くかつ興味深い記述で満たされている。

第4章の巣及び第5章の貝殻では、この自然界の生き物たちの大切な
家ともいえる事物について、童話や芸術に描かれたそれらのイメージ
を分析している。バシュラール的想像力の豊かさが最も身近に感じら
れる素晴しくかつ本論の中核を成す重要なテクストである。

そして、第9章 外部と内部の弁証法、は本テクストの形而上学的総
論といえるであろう。ここに到達するまでに、氏が参照及び引用した
詩や哲学者、文学者、現象学者のことばは数限りない訳であるが、そ
の優れた思考のエッセンスを、的確にハンドリングして、結果的には
バシュラール的世界としかいいようのないテクストが生成されている
のは見事というほかないし、また本テクストに触発されて、それらの
原典にアクセスする楽しみもある。

私たちを取り巻く、空間という捉えどころの難しい概念を、美しい言
語によって記述した名著として、ぜひおすすめの一冊である。

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紙の本

哲学者が詩の世界に挑んだ。

2016/02/15 08:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タヌ様 - この投稿者のレビュー一覧を見る

哲学者と詩、論理的なる構築された世界と直観の表現力、科学哲学者が飛躍する精神もを持ってこの破壊的なイマジネーションの力を紡ぎだしている。
 とにかくパシュトラールはつき進むのである。貪欲な研究精神がいかんなく発揮されている。イマジネーションの別世界まで平然と取り上げつきすすんでる。
  哲学者なる生き物はこういう生き物なんだと、つくづく思う。縦横に取り上げる文芸作品の切り口はハッとするオリジナリティがあふれ、読み返す作品となっています。

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紙の本

哲学書として読まなければアリかも。

2023/06/03 11:40

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:わびすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る

すがすがしいほど内容が頭に入ってこない。詩の題材に対する哲学者兼詩人のアイデア集として読めば不思議とすっきりする。同じように晩年の澁澤龍彦のエッセイにも親近感がある。読まないか、何度も味わうのか、詩集のように楽しむ本だと思う。

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2007/01/31 10:50

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2008/01/08 15:42

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2012/03/14 00:23

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2011/10/22 02:26

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2012/11/13 18:52

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2013/06/11 23:45

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2014/07/27 22:54

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2014/11/07 08:49

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2017/05/06 20:40

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