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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2004.10
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮新書
  • サイズ:18cm/222p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-10-610088-6
新書

紙の本

テレビの噓を見破る (新潮新書)

著者 今野 勉 (著)

テレビの噓を見破る (新潮新書)

税込 770 7pt

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みんなのレビュー35件

みんなの評価3.3

評価内訳

紙の本

マスコミの非常識を暴露、自己弁護の書

2012/05/31 11:27

11人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:GTO - この投稿者のレビュー一覧を見る

商用ではないが、私もテレビ・ドラマ、ドキュメンタリー制作に関わる者です。この本を読んでいて気分が悪くなった。この著者の言葉を借りれば、私は「ストイックな実写記録主義」者なのでしょうが、そんな一言で片づけられてはかなわない。

 著者は、長年テレビの世界に身を置いているうちに、感覚が麻痺してしまったのだろう。そして、マスコミの常識が、恥知らずな非常識であることに気づいていない。

 あえて言えば、このような非常識なことを臆面もなく書いて、本として出版することが、この著者に代表されるマスコミの非常識さを、伝えてくれているという点で存在意義はある。

例えば、

 『明らかにここでは、「嘘をついてはいけない」という倫理的判断基準ではなくて、「誰にも迷惑をかけていない」という実利的判断基準が適用されています。』

 と言うが、ドラマではなく、ドキュメンタリーなのだから、そんな判断基準を持ち出すこと自体が、非常識である。さらには、このあと演出的判断基準なるものまで持ち出される。

 『前の例2と3は「やむを得ざる作為=工夫」であったのですが、この燻製の例は「見せるための作為=工夫」になっています。』

 「やむを得ざる」と言いきること自体思いこみだし、さらには、それを「工夫」と言い換えて、よいことであるかのような印象を与えようとしている。

 『撮影の経緯を知らない視聴者は、二重の驚きや感動を味わうのに、経緯を知らされた視聴者は「へえ、そうなんだ」と、撮影についての知識は得ますが、その知識とひきかえに、「よくもまァ、あんな場面が撮れたものだ」という驚きや感動は失ってしまうことになるのです。
 撮影の経緯なんて、知らない方がよかったと思う視聴者がいるかもしれません。』

 とは、まったく視聴者を馬鹿にしている。2つの感動のうちの1つが失われる程度の被害ではない。はじめからそんな番組を放映してほしくないのである。いずれの番組も存在してほしくないのだ、ドキュメンタリーとしては。

 『やらせがなぜいけないかは、倫理の問題としてではなく、被害の問題として考えるべきだと思う、というのがそのときの私の答えでした。』

 自分を肯定するにはこう考えるしかないのでしょうが、もうここまでくると、開いた口が塞がらない。

 その他にも、「取材謝礼を支払うのは基本」というが、取材に対して対価を払うことと、金を与えて何かをさせることは違う。著者は、本文で何度も、「見破れる・見破れない」、「批判される・批判されない」、「欧米で認められる・認められない」との判断基準を持ち出すが、問題はそのような価値観であり、そのような番組は作らないという倫理観の欠如なのだ。

 著者は、読者というか視聴者に判断を委ねて話を終わっているが、私にはドラマ、資料映像、プロパガンダ番組で許されるとしても、ここで扱われている手法はどれもドキュメンタリーでは許すことはできない。

 結局、この本はテレビマンの自己弁護、言い訳の書にしか思えなかった。

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紙の本

マジで難しい問題

2005/08/22 21:24

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、長年テレビ番組のドキュメンタリ
を、製作してこられた、今野さんの
ドキュメンタリーに関したヤラセ問題に関する著作です。
はっきり言って、難しい問題ですね。
今野さん自身も問題投げかけで、終わっていて、
本書でも明白な回答は、ありません。

テレビにかかわらず、映像のドキュメンタリも、
映画の誕生とともに、直ぐに産声をあげました。
ところが、撮影できる状況が、今より、
はるかに機材の性能の関係で、限られていた、
昔ほど、やらせと、いうか、再現映像のオンパレードだった
のです。
行きの映像と、いって、帰りの映像を使ったり、
作業を止めてしまった、一般の方に、もう一回おねがい
したり、など、序の口です。
これは、風俗・行事・通俗を記録するためと、
再現してもらい、謝礼金としてお金まで支払ったりします。
逆にいうと、内部(映像関係)の人にとって、
再現ややらせなど、当たり前で、ばれたり、問題になるときは、
免疫のないコーディネーターとか、写真家とか、
外部の人が、同行していて、他のマスコミ(映像媒体以外)
に喋って、問題になるようです。
当たり前と、書きましたが、
カメラ一個や、現在の機器を、もってしても、
実際完全にやらせ、再現なしには、
番組製作が不可能なのですね、、、。
しかも、機材の性能が、よくなかった、
昔の名作家ほど、多用しているので、ガイドラインとして、
じゃ、どのへんまで許すのか、という線引きもなく、
これは、演出家の演出の範囲内とか、これは、誇張とか、
まったく、区分け出来ません。

で、ラスト前あたりの、章で、
”投げかけ”と、称される、とある設定を、製作者サイド
が作っておいて、その様を撮っていて、
活き活きと、表現できている番組を、
(主に、バラエティです)
著者が挙げておられので、
さらに、混沌の具合は、深まります。

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紙の本

10 年をかけてなお整理されていない「やらせ」問題の論点

2007/09/16 23:03

6人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Kana - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者は 「やらせ」 の問題と必死にとりくみ,10 年をかけて結論をだした.現場で撮ったナマの映像だけでは明確なメッセージをつたえることはできない.「伝えたいことがあれば,そのために考えられるありとあらゆる最善の方法を考える,というのが作り手の原点です.ただそれだけが,作り手の原点だと思い定めること.それしかないのではないか,というのが,私の現在です.」 10 年をかけたとはいえ,まだ受け手を十分に説得できる論理はそこにはない.

しかし,もうすこし説得的にするためのヒントはあるのではないかとおもう.そもそもテレビは現実をすべてつたえることはできない.現実の一部を画面にきりとってつたえることができるだけであり,その時点ですでに著者がくりかえしている 「ありのままの事実」をつたえることなど不可能である.著者はこの点を指摘していない.

著者が指摘している重要な点のひとつは,取材することによって取材される側に影響をあたえてしまうこと,たとえばカメラでうつされたひとがいつのまにか演技してしまうということである.著者はまた,映像をただしくうけとるためには受け手がリテラシーを身につけている必要があるが,現在の日本ではそれがカリキュラムにとりいれられていない点を指摘している.著者はほかにもさまざまな重要な指摘をしているが,惜しまれるのはそれが整理されていないため,おおくの読者にはみのがされてしまうだろうということである.

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紙の本

「表現の自由」以外に何がある?

2011/10/04 23:02

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Genpyon - この投稿者のレビュー一覧を見る

「テレビの嘘を見破る」というタイトルだが、決して、テレビの嘘を見破ってみせる著書ではない。著者は、嘘を必要とする側の人間なのだ。

「テレビドキュメンタリーの嘘を開き直る」というタイトルにすれば、著書の内容にかなり近くなるが、その開き直り方は、どうもピリッとしない。

どうせ開き直るのであれば、「表現の自由」の一言でいいのではないだろうか。似たような事を著者が述べている所もあるのだが、そこに、さらに「視聴者との共犯関係」や「メディアリテラシー」などが持ち出され、歯切れの悪いこと、このうえない。

表現者が全責任を持って表現し、批判があれば甘んじて受ける、それだけのことだと思うのだが、そこに視聴者との共犯やメディアリテラシーなどを持ち出してくるのは、「視聴者に批判されたくない」ということなのだろうか。

テレビドキュメンタリーの世界で長く仕事をされている著者らしく、取り上げられる題材には興味深いものが多かっただけに、どうもピリッとしない論の進め方が残念だった。

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紙の本

メディア・リテラシーの上質の教科書

2005/04/24 17:58

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yama-a - この投稿者のレビュー一覧を見る

「テレビなんてどうせヤラセばっかりなんだよ」「いや、ほとんどの人はちゃんとやってるはずだよ」──この本はそういう視聴者の予断と期待に対する、テレビを作っている側からの声である。声ではあるが「業界の一致した見解」などではない。私もテレビ局に勤めているが、残念ながら「やらせ」に対する厳然とした基準はないと言わざるを得ない。ただ、それは職場で日々議論されているし、どこへ向かうべきかを真摯に探り続けているテレビマンがいることも確かである──この今野勉氏のように。
ここにあるのは今野氏による「業界の歴史と現状」の提示に過ぎない。これを読んだ視聴者は(著者自身が指摘しているように)多分すっきりしない気分だろう。しかし、制作者と視聴者がともに多種多様である限り明確に1本の線で境界を表すことは不可能なのであってグレーゾーンは存在する。そのグレーゾーンを学び、埋めて行く作業がメディア・リテラシーなのである。この本はそういう意味でメディア・リテラシーの上質の教科書である。
今野氏の活躍のフィールドがドキュメンタリーとドラマであるために、ここではバラエティにおける「やらせ」をどう考えるかについてはあまり記述がない。読者はこの本を閉じた後、バラエティについてはどうなんだろうという疑問を持つだろう。次はそのことについて想像してみてほしい。それがメディア・リテラシーなのである。
「これはヤラセではないか?」という指摘が外部から寄せられることがある。局側は「ヤラセではない」と答える。ただ、この場合不幸なのは「やらせ」の定義がずれているということだ。私たちは「やらせ」はやっていないけど、ただ、「仕込み」はありますよ、と答える。今野氏は「仕込み」という言葉は使っていないが、「再現」「しかけ」「しつらえ」などの言葉を使って説明している。まずその説明を聞いてみてほしい。
我々テレビの側の人間と視聴する側の人間がある種の合意に達しなければ、「やらせ」でなかったつもりのものが「やらせ」になってしまう。無意識にでも合意に達していればそれは気にならないシーンになる。
例えばお店の紹介やお宅拝見などの番組でリポーターが「えーっと、確かこの辺りのはずなんですが、あ、ありました、このお店です」などと言う場合、間違いなくリポーターは初めからこの場所であることを知っている。だけど、今ではこれを「やらせ」だと言って抗議してくる人はほとんどいない。しかし、例えば私の伯母はそんなこととは夢にも思わずその手の番組を見ていたし、『クイズダービー』の問題は全て大橋巨泉が作っていて『徹子の部屋』のゲストは全て黒柳徹子が人選して呼ぶための段取りもしていると信じて疑わなかった(「だって、『私の番組』って言ってるじゃない?」)。そういう人たちに対してどれほど「テレビ的な手法」を駆使してよいのかは、とても難しい問題である。
今野氏は「やらせがなぜいけないかは、倫理の問題としてではなく、被害の問題として考えるべきだと思う」(194ページ)と書いている。この本を読んで、テレビを見ることによってあなたがどんな害を被ったのか、あるいは感動したり知識を得たりしたのか、その損得勘定を点検してみてほしい。そして、もしできるのであれば、その損得勘定を何らかの形でテレビの側の人間にフィードバックしてほしいと思う。
by yama-a 賢い言葉のWeb

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2004/12/14 02:35

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2005/05/18 16:00

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2005/07/27 02:20

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