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  • カテゴリ:小学生
  • 発売日:2004/12/01
  • 出版社: あかね書房
  • サイズ:30cm/1冊
  • 利用対象:小学生
  • ISBN:4-251-00941-X
絵本

紙の本

悲しい本 (あかね・新えほんシリーズ)

著者 マイケル・ローゼン (作),クェンティン・ブレイク (絵),谷川 俊太郎 (訳)

【産経児童出版文化賞美術賞(第52回)】【ネスレ子どもの本賞(2005年度)】誰にも、なにも話したくないときもある。誰にも。…私の悲しみだから。ほかの誰のものでもないのだ...

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悲しい本 (あかね・新えほんシリーズ)

税込 1,650 15pt

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紙の本
セット商品

あかね・ロングセラーえほんセット 14巻セット

  • 税込価格:21,078191pt
  • 発送可能日:購入できません

あかね・ロングセラーえほんセット 14巻セット

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あかね・ロングセラーえほんセット 14巻セット

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あかね・ロングセラーえほんセット 14巻セット

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商品説明

【産経児童出版文化賞美術賞(第52回)】【ネスレ子どもの本賞(2005年度)】誰にも、なにも話したくないときもある。誰にも。…私の悲しみだから。ほかの誰のものでもないのだから。愛する息子の死がもたらした悲しみを、徹底して見つめる中から浮かびあがる、命あるものへの慈しみと、深い慰めを描く。【「TRC MARC」の商品解説】

愛する者の死がもたらす悲しみを、徹底して見つめる中から浮かびあがる、命あるものへの慈しみと深い慰めを、詩人・谷川俊太郎の翻訳でおくる感動の絵本。世界9ヶ国で発売。【商品解説】

著者紹介

マイケル・ローゼン

略歴
〈クェンティン・ブレイク〉1932年イギリス生まれ。ケンブリッジ大学、チェルシー美術学校で学ぶ。国際アンデルセン賞など多くの賞を受賞。99年イギリス皇室から初代名誉児童文作家の称号を授与された。

掲載中の特集

大人の絵本をテーマに10作品以上をラインナップしています。
ほかにもhontoでは無料の本を集めた無料漫画特集無料男性コミックを展開しています。

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著者/著名人のレビュー

 ユーモアに満ちた子...

ジュンク堂

 ユーモアに満ちた子どもの詩で名高いイギリスの詩人マイケル・ローゼンの原作を、同じくイギリスを代表する児童文学作家クェンティン・ブレイクが情感豊かに描き出し、詩人・谷川俊太郎の心にしみる翻訳でおくる、“悲しみ”を深く静かに描いた絵本。

 最愛の息子を失った一人の男が様々なやり方で悲しみから逃れようとするが、いつしかまた悲しみの底に引き戻されてしまう。絶望の底に沈んだ男を、悲しみから解き放つのは、幸せの中にあった頃の記憶、そして…。愛する者の死がもたらす悲しみを、徹底して見つめる中から浮かび上がってくる、命あるものへの慈しみと深い慰めが描き出されている。

 NHK「おはよう日本」で“中高年の心を癒す絵本”として紹介されるなど各メディアで取り上げられ、話題となった。読者からは「自分の悲しみについて見つめなおすことができました」「自分の事がわかる人に逢えた気持ちになりました」等、大きな反響が寄せられ、発売以来一年足らずで、10刷7万部と、絵本としては異例のヒットとなっている。

出版ダイジェスト:2005年12月
テーマ『となりの友が主人公?! 大人のための絵本と童話』より

みんなのレビュー91件

みんなの評価4.4

評価内訳

紙の本

「悲しみ」に向き合うということ

2010/06/27 06:36

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 表紙を開くと、一人の男がふざけた顔をして笑っている。「じつは悲しいのだが、幸せなふりをしている」という男は、大好きだった息子エディーを亡くして本当はとても悲しい。だから、彼の本当の顔はとても暗い。目もうつろだ。
 本書は、そんな男の心の葛藤をクェンティン・ブレイクの巧みな絵とマイケル・ローゼンの詩的な文章(訳は詩人の谷川俊太郎)で描きながら、「悲しみ」についてまっすぐにみつめた絵本である。

 書名に「悲しい本」とあるように、男は息子の死にうちのめされて心の空白を埋めれないでいる。思い出すのは息子との楽しかった時間だけ。しかし、その時間はとまったままだ。次のページに息子はいない。
 男はなぜ「悲しい」のかと考える。
 「いろいろなことが、前と同じでなくなったせいで」男の心に「悲しみ」がすみついてしまったのだ、と思う。
 そして、それは男だけではない。「悲しみ」はいたるところ、どんな人にもある。「悲しみ」は「人をえらばない」のだと。

 愛する人を喪うことは悲しく、つらい。
 思い出だけは心の襞にまとわりついてくるが、もう新しいなにも生みだしはしない。そういった喪失感は誰にだってある。
 しかし、それがどんなに深いものであっても、この作品の男のように「私は消えうせてしまいたい」と思うほどであっても、人は「悲しみ」の先にあるものを見つけ出す。「悲しみ」があるから、その先にあるものの深さやあかりをしっかりと感じることができる。
 ちょうど最後のページでロウソクの灯りをみつめる男のように。
 その表情はけっして明るいものではないが、最初のページの虚けた笑いの表情ではなく、生きることに向かおうとする静かな強さを秘めたものになっている。
 
 「悲しみ」から逃げるのではなく、「悲しみ」と向き合うことの大切さを教えてくれるこの絵本は、「悲しい本」であるとともに「再生の本」でもある。

 ◆この書評のこぼれ話は「本のブログ ほん☆たす」でお読みいただけます。

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紙の本

悲しいときほど笑顔でいよう。

2009/10/15 23:01

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kumataro - この投稿者のレビュー一覧を見る

悲しい本 マイケルーローゼン あかね書房

 大人のための特に父親のための絵本です。しばらく前から読んでいる本「左岸」江國香織著では、大学教授の息子が10代で自殺します。この「悲しい本」では、息子が20代で事故死します。こどもを亡くした親のショックは尾を引きます。一生、心の奥底で悲しみを抱えながら生きていく人もいます。
 絵本の主人公男性は、わたしと同じくらいの50代の年齢でしょう。悲しみを忘れたふりができないと孤独が襲ってきます。暗い雰囲気をもつ人だと、周囲の人たちはその人から離れていきます。
 空中には「疫病神(やくびょうがみ)」が飛んでいて獲物を狙っています。何がきっかけになるのかはわかりませんが、疫病神は瞬間的に飛び降りてきてパクッと食いつくのです。だから疫病神に隙(すき)をみせてはいけません。
 自分が得をしたときに、誰かが損をしているのです。自分の幸福感は、だれかの犠牲のうえに成り立っているのです。幸福が永久に続くことはないし、不幸が続くこともありません。終わってみれば引き分けなのです。
 パパは息子(エディ)が大好きだった。生きる支えだった。人間はグループのなかにいないと強い孤独感にさいなまれる。人間はつらくても笑顔でいないと自分を支えていけなくなる。

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紙の本

悲しい本――SAD BOCK

2007/08/03 01:23

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yu-I - この投稿者のレビュー一覧を見る

タイトルのセンスが素晴らしい。悲しい本――SAD BOOK。
児童書や絵本のコーナーで、ネガティヴな物語を予感させるシンプルで鮮やかなタイトルはひどく目をひいた。
悲しい気持ちになりそうな本であるだけに、子供達は表紙を開くのをもしかしたらためらってしまうかもしれないけれど。

装丁のセンスが素晴らしい。
タイトルと同様シンプルで、洗練されたデザイン。
ブルーに囲まれた灰色の絵は悲しげで、それでいて軽やかなタッチのユーモラスな表紙(クェンティン・ブレイクのこの絵画センスは本文でも存分に発揮されている。悲しい本を重苦しい本にさせないのは、ブレイクの功績)。
元気いっぱいの鮮烈な色彩の踊る児童書コーナーで、このうら寂しい色合いの表紙もまた、ひときわ目立っている。
そのブルーとグレーの悲しい色彩の中に、一条のイエロー。子供達が光を描くときに用いる色。
この表紙には本書にこめられた思いが、見事に集約されている、と思う。

谷川俊太郎の翻訳が素晴らしい。
この本一冊がまるごと、美しい一篇の詩のようだ。

この本の主人公は悲しんでいる。長いこと、とてもとても深い悲しみに包まれている。
その悲しみはあまりにも深くて、彼は最後までその悲しみを忘れることができない。

きっと一生忘れられないだろう。
最初のページで悲しんでいた主人公は、ラストの一ページに至ってもまだ深く悲しみ続けている。
しかし、悲しい瞳で、しっかりと見つめている。
悲しみの中から湧いてきたような、静かであたたかなロウソクの光を。
悲しみの中から湧いてきた、小さくてそれでいてたしかに彼の世界を照らすあたたかな光。

悲しみを掻き消し、悲しみに心を奪われ、そして最後には悲しみをじっと見つめること。
そこに見出すあたたかな光。

これは、悲しい本だ。
悲しくて悲しくて悲しくて、そしてあたたかな希望に満ちている。
この世界がとても悲しくて、同時にあたたかい光に満ちている、そのことと同様に。

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紙の本

どうにもならない悲しみに出会ったあなたに深い慰めを与えてくれる希少な絵本

2005/01/01 11:14

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まざあぐうす - この投稿者のレビュー一覧を見る

 中年の男の滑稽な笑顔から始まる『悲しい本』。谷川俊太郎さんの翻訳だと知って手に取った。
 どうにもならない悲しみに出会った時、笑うしかないことを知ったのは人生の半ばを過ぎた頃だった。男の笑いに吸い込まれるように絵本を開くと、そこには、息子を失った父親の悲しみが綴られている。どうにもならない深い悲しみだろう。私が、まだ経験したことがない悲しみだ。

「どこもかしこも悲しい。からだじゅうが、悲しい」という男。
 男の悲しむ顔が大きく描かれている。「どうすることもできない」悲しみに出会った時の男の顔。息子の思い出、自分の亡き母親との思い出が続いて描かれている。
 深い悲しみは誰にも語ることができないから、描くしかないのだろう。喜びは共有できるが、悲しみは「ほかの誰のものでもない」。だから本人が語るしかないのだろう。マイケル・ローゼンの言葉とクェンティン・ブレイクの絵の絶妙なコラボレーションで、男の悲しみが表現されている。

 男は、悲しみをやり過ごす方法をあれこれと試してみる。悲しみは息子を失った悲しみだけではない。理由がわからない悲しみも訪れる。そして、男は悲しみを書くことにした。
「私は書く:
 悲しみはそこ
 深くて暗い
 ベッドの下の
 からっぽのそこ」
に始まる男の詩の翻訳が見事だ。体中の力を振り絞って、世界中の人の「どうにもならない悲しみ」を代弁したような言葉だ。

 悲しみは、不思議だと思う。喜びは寄せては返す波のように、訪れてはすぐに去ってゆく。しかし、悲しみは、心にも体にもいつの間にか棲み付いている。一つの悲しみに慣れると、また別の悲しみが心と体のどこかしらに宿る。

 男が最後に手にした蝋燭の炎。
 悲しみは、自分でしっかり見つめるしかないのだろう。悲しみは自分だけのものだから、そして、悲しみを通して自分の人生が見えてくるかもしれないから。
 どうにもならない悲しみに出会ったあなたに深い慰めを与えてくれる希少な絵本としてお勧めの一冊。

まざあぐうすの「ほのぼの文庫」はこちらです。

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紙の本

できれば

2020/02/23 16:30

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

経験したくないと思うが、子供に限らず悲しい想いは、やはりいつかは経験するだろう。
その時、どう生きたらいいか少しでもヒントになればいいな。

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紙の本

内容紹介

2005/06/29 20:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あかね書房 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 どうしようもなく悲しいとき
 この本をひらいてみてください

 ユーモアに満ちた子どもの詩で名高いイギリスの詩人マイケル・ローゼンの原作を、イギリスを代表する児童文学作家クェンティン・ブレイクが情感豊かに描き出し、詩人・谷川俊太郎の心にしみる翻訳でおくる、“悲しみ”を深く静かに描いた絵本。
 「息子のエディのことを考えるときがいちばん悲しい。エディは死んだ。私は彼を愛していた。とてもとても深く。でも、彼は死んでしまった。」
 この絵本は、最愛の息子を失った一人の男の独白によって綴られる。男は、さまざまなやり方で、その悲しみから逃れようとするが、いつしかまた悲しみの底に引き戻されてしまう。絶望の底に沈んだ男を、悲しみから解放するのは、幸せの中にあった頃の記憶、そして……。
 愛する者の死がもたらす悲しみを、徹底して見つめる中から浮かびあがる、命あるものへの慈しみと、深い慰めを描いた感動の絵本。

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紙の本

溺れないための本

2004/12/07 08:44

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 変わったタイトルの絵本だ。

 日曜日、二十年前からたまに行く本屋さん(あの頃は息子がまだ小さく、クルマを道路の脇に停め、肩車をして本屋に通ったものだ。息子は、ほかの子と同じように肩車が好きだった)に入ったら、入口近くの「最近出た本」のコーナーに三冊、置かれてあった。

 谷川さんが訳しているから手に取ったのかもしれない。変わったタイトルの絵本だからかもしれない。ちょっぴり悲しい気分だったからかもしれない。三つ合わさって、そうしたのかもしれない。

 1ページ目を開いたら、眼がぐりっとした、ひげもじゃの男がニカーッと笑っている絵が描いてある。どうしたのだろうと思ったら、下にこうある。

「これは悲しんでいる私だ。/この絵では、幸せそうに見えるかもしれない。/じつは、悲しいのだが、幸せなふりをしているのだ。/悲しく見えると、ひとに好かれないのではないかと思って/そうしているのだ。」

 そうか、そういうことか。

 絵本だからすぐ読める。でも、ここに描かれた悲しみはそう簡単には読めない。絵本を読んで気づかされるのはむしろ自分の悲しみ。カネやオンナに溺れるということがあるけれど、悲しみに溺れることもある。歳をとるにつれ、そのほうが多くなった気もする。深く大きな悲しみには太刀打ちできない、溺れるのが関の山だ。でも、たまには、絵本の中の男がするような仕方で、じっと、自分の悲しみをみつめるのはどうだろう。それしかないかなと思えてくる。今流行りの喫茶店でおしゃべりしている男たちだって、自分の悲しみまではしゃべっていないのだろう。しゃべる言葉をみつけるのはむずかしそうだし、そもそも名付けられない悲しみもあるはずだから。

 変わったタイトルの本だけど、いい絵本だと思った。

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紙の本

悲しみと向き合う

2016/04/26 16:51

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うな - この投稿者のレビュー一覧を見る

悲しみをこらえるんじゃなくて、悲しみを見つめる時間を与えられる。何が本当に大切か、命を慈しみ生きていることへの感謝がわきました。

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紙の本

悲しみ

2015/10/17 18:46

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:こす太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

悲しい本は
誰にも言いたくない悲しみ や
理由のない悲しみ を肯定してくれる

愛する人を失った悲しみを想像して 少しだけ切なくもなる作品。

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紙の本

「悲しみ」を見つめ描く、大人のための絵本

2005/03/27 00:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うっちー - この投稿者のレビュー一覧を見る

 生きていくとき、どうしようもなく大きな悲しみに出会ったとき、人は、どうすれば立ち直ることができるのだろう? これは、「悲しみとは何ものか?」と、その悲しみを、そして悲しむ自分を見つめ描く、「大人のため」の絵本である。
 大きな悲しみとは、息子エディの死。それは、
「どこもかしこも悲しい。からだじゅうが悲しい」
というしかないもの。何もできない、あたりちらしたくなる、絶望する…。
しかし、そんな悲しみに溺れる日々の後、ふと
「自分がいろいろなものを見つめているのに、気づくときがある」。
それは、ふつうのくらしの中の、ふつうの人たち。そのことから、
「私は思い出す」。
亡くなった家族—母や息子—と過ごした暖かい日々、楽しかった思い出を。…それは、立ち直りを予感させる瞬間である。

 最後のページの大きな1本のろうそくは、鎮魂の炎であるとともに、希望と再生の光でもあろう。悲しみにのたうちまわり、苦しくてずっと丸まっていたいようなときでも、どこかに再生の時は待っていて、いつか光が見えてくるにちがいない、と信じさせてくれる。
 みごとな絵とともに、いつまでも余韻の残る絵本である。ただし、「悲しみ」を知っている大人にとって。

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紙の本

悲しい本

2016/11/29 05:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タタ - この投稿者のレビュー一覧を見る

子供が図書館から借りてきた本ですが少し暗い印象の本ですが内容自体は最後まで読むと前向きになれるお話です。

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紙の本

著者コメント

2004/11/26 09:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:谷川俊太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

悲しみという感情を知らない人はいないだろう。
人はさまざまな悲しみを経験する。すぐ忘れてしまえるような小さな悲しみ、その人の一生を決定するような深い悲しみ、理由がある悲しみ、理由のない悲しみ、苦い悲しみ、甘い悲しみ……
悲しみが人を死に追いやることがある、悲しみが人をより生き生きと生かすこともある。
だがどんな悲しみにもましてつらいのは、愛する者を失った悲しみだろう。作者は、どうにもならない悲しみを、悲しみに溺れない詩人の目で見つめる。
そしてそういうひとりの男の姿を、画家は共感とともにユーモラスに描きだす。

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2004/12/31 21:21

投稿元:ブクログ

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2005/05/08 08:43

投稿元:ブクログ

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2005/04/28 08:36

投稿元:ブクログ

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