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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2005.6
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社文庫
  • サイズ:15cm/309p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-06-275097-X

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獅子は死なず (講談社文庫)

著者 陳 舜臣 (著)

〔「わが集外集」(2002年刊)の改題〕【「TRC MARC」の商品解説】

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獅子は死なず (講談社文庫)

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獅子は死なず

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評価内訳

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紙の本

陳舜臣、待望、珠玉の短編集

2005/07/25 08:19

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 陳舜臣は言わずと知れた在日華僑の作家だが、長編でも短編でもたっぷりと楽しませてくれる。在日華僑とはいえ、中国モノではなくとも読み応えがある。推理小説家としての腕前も一流である。『青玉獅子香炉』などは忘れられない名作である。『枯れ草の根』では江戸川乱歩賞を受賞している。
 本編は待望、珠玉と題したが、単行本として出版された『集外集』を文庫版にしたもので、けっして新しいものではなさそうだ。卒中で倒れた後、大震災に遭ったが、その健筆ぶりは読者にとってはうれしい限りである。
 9作品が収録されているが、標題にもなっている『獅子は死なず』が最も力が入っているようだ。主人公はインド独立の英雄であるスバス・チャンドラ・ボースである。詳細はまだしも、名前くらいは聞いたことのある方が多いであろう。しかし、おそらく半数は誤解しているであろう。すなわち、新宿中村屋で有名なボースはラス・ビハリ・ボースである。もちろん、まったくの別人である
 チャンドラ・ボースは独立の父、ガンジーの左腕である。右腕は言わずと知れたネールである。本作品はそのボースの遍歴を語っている。小説というよりは近代アジア史の一部といってもよい。戦後しばらくは財宝がらみで時折名前がマスコミに登場していたボースであるが、台湾で非業の死を遂げたボースの足跡を知るには格好の作品であろう。
 その他には『回想死』も気に入った作品である。陳舜臣のミステリー独特の香りがする。1920年代の中国大陸は孫文を始めとする国民党が結集していたころであり、国共合作が図られ始めた頃である。この辺りの歴史的知識になると中国が日本における歴史教育を問題視する理由がよく分かる。日本人は古代中国史には時間をかけているせいもあって、興味を持つ人も知識を持つ人も多い。しかし、近代中国史となるとからきし駄目である。
日本の近代史とくに戦後史については何も教えていない中国であるが、中国の近代史については日本人もほとんど無関心、無教養なのである。ましてや、戦争についての知識においては言うまでもない。
 時代背景はさておき、この当時の東アジアでは、留学などの人的交流が盛んに行われていたが、陳舜臣はその関係を巧みに利用して小説に仕立て上げている。大陸の政治情勢が混沌としていた状態にあったので、その混乱にあわせて読者を物語りに誘い込む手腕が時代も感じさせて秀逸である。

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紙の本

過ぎ去る歴史の中の思いを

2011/10/17 00:45

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:SlowBird - この投稿者のレビュー一覧を見る

元の題が「わが集外集」ということで、単行本への収録が漏れていた作品を集めた一冊だということ。書かれた時期も分野もまったくバラバラなのだが、それでも通して読むと作者の特質が伝わって来る気もする。それは中国の歴史ものでも近代ものでも、小さな事実の断片を集めながら、そこに生きた人たちの熱い気持ちを感じ取るところにある。推理小説の体裁だとしても、動機やアリバイよりも、その生きた道筋をまず大切に思い、そこに入った一本の切れ目も過去の一コマでしかない。
もっとも熱さを持っている作品が「獅子は死なず」で、インド独立の闘士チャンドラ・ボースの生涯に光を当てたものだ。英国政府に追われてインドを脱出してから、ドイツを経て日本に渡り、インド国民軍を率いて日本軍と共闘し、しかし日本降伏後にソ連へ渡ろうとした途上で事故死した。その悲劇と波乱の中にボース自身の熱さを見いだしてる。そのボースの熱さや、途上に終わった目標に寄せる作者の共感には、同じアジア人としての連帯も強く押し出されている。それは、僕らはみなアジアという大きな揺りかごの中にいるということを、再確認させてくれる。
孫文らによる革命運動のさなか、学生や労働者の中核にいた青年と、資本家グループの青年達の交流。そしてその青年の死の謎が、当時は資本家の娘であり、今は神戸に住む老婦人の回想の中にうつらに甦る「回想死」。やはり今は神戸に住んでいるが、かつては四川省からの亡命将軍であった老人の自殺、そこからその秘書の妻の30年前の死の理由が浮かび上がって来る「七盤亭炎上」。清国から日本に留学していた画学生の行方と、清国皇族暗殺計画の失敗という歴史が、回想の中で結びつく「ある白日夢」。平和で安心して暮らせる日本にあって、ようやく混乱期の中国のことが、物理的にも精神的にも落ち着いて整理できるようになり、しかし何十年もたって、事件は歴史の片隅に消え去っていき、当事者だった人々の人生も区切りがつこうとしている。そこには燃えるような復讐の思いが沸き立つはずだが、確かにそうなったはずだが、年月が押し流されてしまい、炎は弱々しい。むしろ苦い思いはそこにある。
漢、明、清のそれぞれの時代についての「梅福伝」「六如居士譚」「狂生員」の三編も、歴史書の僅かな記述だけ登場する人物について、その背景世界から彼らの思いを引き出して物語を編み出したもの。千年単位の昔でも、百年前も、数年前も、制度的制約は違っても社会の圧力に抗して、あるいは流されていく人の心は不変だ。
道徳観は変わり、幸福の基準も変わるが、それらが個人を圧迫していく構造は変わらない。そんな中で起きた事件をめぐるミステリ仕立ての話が多いが、罪を問い動機を問うというより、それらもまた時の彼方に消え去っていくのだという無常感が現れているように思える。そこに生きた人々の思いを、せめてこの瞬間だけでも胸にとどめたいという切実な願いを込めて。

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2009/07/20 15:03

投稿元:ブクログ

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