- 販売開始日: 2015/07/10
- 出版社: マガジンハウス
- ISBN:978-4-8387-1595-4
きょうの猫村さん 1
著者 ほしよりこ
主役は猫の家政婦「猫村ねこ」。昔かわいがってくれた坊ちゃんを探すべく、犬神家に奉公することになるが・・。家庭崩壊しつつある一家を猫村さんが救う!えんぴつの線画がほのぼのと...
きょうの猫村さん 1
商品説明
主役は猫の家政婦「猫村ねこ」。昔かわいがってくれた坊ちゃんを探すべく、犬神家に奉公することになるが・・。家庭崩壊しつつある一家を猫村さんが救う!えんぴつの線画がほのぼのとした味わいをかもし出す。
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お手伝い猫さん大活躍
2005/08/10 00:35
10人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:プチ子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
白地に黒ぶちの猫村ねこは、どこにでも居る平凡な雑種猫でした。
ある事情から家事をするようになり「村田家政婦紹介所」で働く事になります。
御奉公するお屋敷は犬神家、裕福な大学教授のお家です。
のほほんとした旦那さま、すました奥さま、大学生のぼっちゃん、足首までのスカートをはいた、「ぅっせーよ」が口癖の不良娘のオニコ。
おまけに幽霊まで出ると噂もされる、癖のある家で、猫村さんに何がおこっていくのか……
猫キャラとしては、キャラクター商品とかは望めそうもない微妙なダメさです。
けれど、この猫村さん動くと、ものすごく可愛いいんです。
家事を済ましたら「ちょっと失礼」と言って、座ぶとんやちっちゃいイスでまるまる姿。
興奮して徹夜で爪研ぎ、嫌な事あったら、つい後ろ足で砂かけしたり、いざとなったら猫ダッシュでお魚くわえて走り出す。
男の人が好きみたいで、いろんな男の人に、微妙にときめいているのもかわいいです。
家に猫が居る方は、たまに見せる猫としての仕種に、目が釘付けになるのではないでしょうか。
まさに猫好きの為のマンガとも言えるでしょう。
犬も登場します。なかなか可愛い犬です。名前はステテコ……。
一体どこからそんな名前を思いついたのでしょう。
新聞の風刺画に載ってそうな、なんとも言えない古めかしいスタイルの絵。
なんだか、お婆ちゃん世代の方の描く似顔絵にも似ています。
鉛筆でシャラシャラと描いたような線、今はもう絶滅したと思われるツッパリも登場。
絵柄から察するに、作者は相当のお年寄り?
と思いながら読んでいたのですが、1974年生まれとのこと。
それなのに、この感覚と妙に落ち着ける安心感。茶の間でくつろいでいるような感覚が味わえます。
ネット上で、一日一コマのみ更新というのも、なんだか、お婆ちゃんぽい感覚でいいです。
当初、書店でパラパラとめくってたら、おかしくてその場で笑い出してしまったものの、結局立読みで済ませてしまいました。
が、翌週「また読みたい、やっぱり猫村さんに会いたい」と発作のように強烈に感じて、購入しました。
日頃、通勤時間は長いし、仕事で疲れてるので、このマンガで心がとっても揉みほぐされました。私も猫村さんに特製ねこマッサージしてもらいたいです。
かわいい姿とヘンテコなギャグに、ふわーんと力が抜けてゆき、疲れが取れた気がします。
猫って、猫ってこうだよね〜
2005/09/06 18:48
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:吉野桃花 - この投稿者のレビュー一覧を見る
お母さんとはぐれた猫村さんは、新しい飼い主になるぼっちゃんに拾われます。
なんと感謝の気持ちが高じて家事万能になり、ぼっちゃんのお世話をする楽しい日々。しかし、飼い主家の事情によりぼっちゃんとは離れ離れ。猫村さんは家を飛び出し、家事の腕を活かして生きていくべく村田家政婦の扉を叩くのです。
さあ、猫村さんの家政婦としての人生の始まりです。
猫村さんのちょっとした仕草が、猫を飼って16年の私のツボにきゅーっときました。
家事の練習をしているときです。掃除機についシャー!!ってなったり、水をくいっと丸めた手でちょいちょいしたり。くっくっくっ。これこれこの格好!
家政婦として初めてお勤めにでる前の晩。不安と緊張から明け方まで爪とぎをしてしまい爪はぼろぼろ。うひょー!出た!意味不明の不安解消爪とぎ!!
猫村さんは、猫なのに家政婦ということを何一つ不審がられず生きているんだけど、猫の本能的な行動が時折ひゅっと出てくるところがばつぐんにおもしろい。
ストーリーはベタ。絵は小学生が自由帳に書いて友達に見せる感じのテイスト。
でも、ストーリーはベタゆえに先が気になり、猫背の曲線の微妙な上手さにむむっと思う。
物語が、猫が家政婦というシュールさに全く拠っていないところが素晴らしい。ただ家事のすごく上手い猫が暮らしているというところが。
完全にジャケ買いだったのですが、大当たりでした。
猫を飼っている方、猫好きの方にぜひぜひおすすめです。
今月の「ダ・ビィンチ」(2005年10月号)に猫村さんのインタビューが載っているので、まずはそれをチェックしてみて下さい。
ネット上でのお試し版はこちら
家政婦・猫村さん。
2008/06/19 09:00
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かず吉。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
猫好きの友人が何度も何度も僕に薦めてくれたのが「きょうの猫村さん」。実は本屋で目に付く猫村さんが気になってはいたのだけど、とりあえず1冊買ってみました。
1日で3回も読み返してしまうほど、はまりました!
なんだか鉛筆で描かれる絵がとてもほのぼのしていていい感じだし、
食器を洗いながらとか、買い物にいく道すがらとかに猫村さんが歌う歌の歌詞がまたかわいくて笑える。緊張して夜通し必死につめを研ぐ姿にちょっとほろっときてしまったり、突然毛づくろいを始める姿に笑ったり。
どうしても設定上「家政婦はみた!」シリーズを思い出してしまうのだけど、あのドラマも好きだったので、よしとしましょう。
あぁ、こんなにおもしろいとは!
世話好きで、歌好きで、一生懸命な猫村さんの姿が、とても好きです。気になっている人、ぜひ手にとってみてください。お薦めです!
大の猫好きだから納得!保存版です
2006/02/01 23:51
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mikansan - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本の存在を知ったのは、作家・群ようこさんのエッセイでした。群さんも大変お気に入りの様子であり、大の群ようこファンの私、この本を是非に見なければと思っておりました。
そして、うーん、まぎれもなくやられました。
面白かったです。猫が好きだから、猫を飼って20年になるから、細かな猫の習性はよーくわかるんですね。それが随所に出てきます。猫が人間の社会で家政婦をするという、わけのわからない現実が、なぜか読み進むうちに何の違和感も感じなくなるから不思議です。猫村ねこさんの、人間っぽい行動の中で、随所に出る猫的行動に「ふむふむ、さもあろう」と納得し、笑い、しかしながらおかしいのに、どこかちょっとホロリと来ます。そんな猫村さんの大ファンになりました。縦結びエプロンの、あの猫村さんの後姿に惚れてしまいました。これ、保存版です。続きが楽しみです。
この本に出会えて幸せ
2023/06/30 12:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねこりんご - この投稿者のレビュー一覧を見る
がんばり屋さんでいつも家事にお掃除に全力特急。だけど時にはお仕事中にお昼寝してしまったり(猫だからね)そんなちょっとゆる〜い所も愛らしいです。
猫村さんに癒されます。
2016/01/31 21:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こうにゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初、図書館で借りて読みましたが、はまってしまい購入しました。
猫村さんのシャンプー姿など、好きな場面がたくさんあります。何回読んでも楽しませてくれます。
ネコムライス食べたい
2008/04/28 21:46
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あん - この投稿者のレビュー一覧を見る
このやる気のない(としか思えない)タッチの絵に何故かハマってしまう…
猫は決して好きではないけれど、可愛く思えてしまう…
不思議すぎる作品。
大笑いはしないけれど、いちいち心の琴線に触れてきます。