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一般書

「ニート」って言うな!

著者 本田由紀 (著) , 内藤朝雄 (著) , 後藤和智 (著)

その急増が国を揺るがす大問題のように報じられる「ニート」。日本でのニート問題の論じられ方に疑問を持つ三人が、各々の立場からニート論が覆い隠す真の問題点を明らかにする。

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「ニート」って言うな!

税込 792 7pt

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著者紹介

本田由紀 (著)

略歴
1964年徳島県生まれ。東京大学大学院情報学環助教授。専門は教育社会学。

内藤朝雄 (著)

略歴
1962年東京都生まれ。明治大学専任講師。専門は社会学。

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みんなのレビュー63件

みんなの評価3.7

評価内訳

「ニート」への批判に基づく正しい社会理解に向けて

2008/06/11 23:51

13人中、12人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:けんいち - この投稿者のレビュー一覧を見る

いささか新書らしすぎるタイトルに乗れるのならそれが1番だし、そうでなくても、だまされたと思って一度手に取ってみてほしい。この新書は、時折あらわれる、新書とは思えないほどの内容が、新書のわかりやすさと値段で提供された、近年まれに見る、すぐれたものといっても過言でない。

何が優れているのか。

まず第一に、「ニート」という呼び方と、そう呼ぶメディア、さらには、とある現実の現象をそのように呼ぶことで社会的に位置づけようとするまなざしに対する、徹底的な批判精神と、その実践としての批判的検討が優れている。それは、どのパートにも言えることで、ここにはまず、言葉本来の意味で若年無業者への目線に立ち、その理解に努める姿勢がうかがえるし、さらに、わかりやすい理解の仕方ばかりが蔓延していくメディアへの危機意識とそれを表現していく社会学的説得力がある。

第二に、思いを1つにした3人による共同成果である点である。これはとりもなおさず、この3人が、持論を張るだけでなく、他の人びとがどのように若年無業者について語っているか、アンテナを張っていたことの証拠となる。というのも、この3人は旧知の仲ではなく、「ニート」をめぐるweb上のやりとりから出会い、本を作ることになったというのだから。しかも、そのこともあって出自を異にする3人が、それぞれの問題意識とスキルとを持って、「ニート」問題を論じ、いずれもきわめて水準が高いのだ。

これらを総合して、本書はすぐれた「ニート」論であると同時に、出色の新書でもある。それはとりもなおさず、本書がすぐれた書物であることにほかならない。どのような角度からでもニートに興味のある人は、ぜひ手に取り、一読してほしい本である。

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いま、大人たちが危ない!

2006/02/24 19:43

12人中、12人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:king - この投稿者のレビュー一覧を見る

一般に「ニート」という言葉でイメージされる人間像とはどんなものか。本文中にもピックアップされている週刊誌などの記事から見れば、「甘えている」「親に寄生している」「自分勝手」「怠けている」「無気力」「ひきこもり」等々、様々なマイナスイメージで彩られていることが分かる。というより、ニートとはいまや否定的な形容詞と化している。

しかし、本田氏の提示する統計資料はまったく違った姿を伝えている。

まず、15〜34歳までの学生・既婚者をのぞく無業者のなかから、就職活動をしている者(希望型・ほぼ失業者と重なる)、就職の意志を示しているけれども具体的な就職活動をしていない者(非求職型)、就職の意志がそもそもない者(非希望型)と、三項目に分類する。

一般にニートと定義されるのは非求職型と非希望型をあわせた数で、2002年段階でおよそ八十五万人。しかし、ニートのなかで、そもそも働きたくないという非希望型はおよそその半分でしかなく、ここ十年でまるで増えていない。就職の意志はあるが就職活動をしていないものが十万人強増えたぐらいだ。

四十万人ほどいる非求職型の男性の半分以上は留学・受験や資格取得の準備をしていて、女性の二割もそれに該当する。非希望型でも、男性の三割以上、女性の二割は留学・受験の準備中である。

いわゆるニートのなかでも、働く意志もなく、特に何もしていない人というのは全体の三分の一に過ぎない。

以上を見ても、怠け者や甘えているというネガティヴイメージがニート全体に無根拠に敷衍されていることが明らかだが、それ以上の問題は若年失業者の問題であるという。

ニートの増え方は十年間に十万人という程度だが、無業者のなかでちゃんと就職活動をしているもの、つまり失業者の数はここ十年で六十万人の増加を見せている。これは十年前に比べて若年失業者が倍増したと言うことを示している。またフリーターもここ十年で百万人増加し、倍になっている。

つまり、ニート議論で見えにくくなっているが、いま現在若年層では、明らかに就職口の不足が起こっているということである。失業者とフリーターの増加はそのことの端的な証左であり、ニートの増え方が問題にならないくらいの激増ぶりである。

いまのニート議論は、数年前の内閣府の国民生活白書ですでに指摘されていた、企業側の採用抑制という問題点を結果的に覆い隠す格好の素材として消費されてしまっている。そしてすべては若者の内面および、親たちの教育不足という問題へと収斂し、企業や社会政策には何の問題もないかのように語られる。


本田氏は上記の点を丁寧に詳述し、それに続く内藤氏のパートでは、そのように若者叩きへと議論が収斂してしまう構造の問題を鋭く追求している。青少年の凶悪事件のみが過度に報道され、大人の凶悪事件はほとんど報道されないというメディアの偏向ぶりや青少年ネガティヴキャンペーンのあり方から、内藤氏は若者だけが危険な存在だと印象づけようとする大人たちこそが幼稚なのだと切り返す。

メディアの重要な役職に就いたり、その基本的な方針を監督することのできるいまの大人たち、そしてそのメディアの消費者たちは、少年犯罪も往時に比べ激減し、中高年に比べ殺人者率も低いいまの若者をことさら危険な者として粉飾する。彼らは自分たちが何かしら問題を抱えていたり、修正しなければならない間違いを犯しているということを決して認めようとはせず、その責をすべて若者に丸投げしようとしている。

だから、それが煽動めいていても、昨今の青少年ネガティヴキャンペーンに対抗する意味において、われわれはこう叫ばなければならないだろう。

いま、大人たちが危ない!

「壁の中」から

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昨日は「ひきこもり」、今日のネガティブキャンペーンは「ニート」、明日は?

2006/01/21 23:33

12人中、12人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:栗山光司 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 三人の著者のセッションは微妙にズレて、そのズレ方が各パートの奏者の楽器が例えば、内藤朝雄はアルトサックス、後藤和智はベース、本田由紀はピアノと、あまり相手のことは気にせずにそれぞれが得意な奏法で、「ニート」を奏でたということでしょうか、熱いジャムセッションにノレましたという読後です。
 ただ、もしこれからお読みになる方に耳打ちするなら、第二部の『「構造」—社会の憎悪のメカニズム 内藤朝雄』を最初に読んで、第三部の『「言説」—「ニート」論を検証する 後藤和智』を次に、最後に『「現実」—「ニート」論という奇妙な幻影 本田由紀』というパート順がいいんじゃあないかと思いました。アルトサックスが「ニート」を越えて咆哮し、ベースがクールに主題の「ニート」を刻む。アルトサックスの「歪んだ教育」という音符を「本来の教育」という音符に引き戻してメロディラインに乗せる。
 何せ内藤朝雄は透明な社会と決別して、日本を不透明な成熟した社会にしようと目論むのですから、その過激な問題提議の吹きは幕開けに相応しい。後藤和智は沈着冷静に社会学者の火照りを追跡して「ニート」を俗流若者論の言説市場から生み出されたご都合主義の記号であると、その胡散臭さを暴いてゆく。そして終曲に向かって本田由紀は若年就労問題を「ニート」という曖昧模糊とした概念を持ち出さないで、あくまでも労働市場の設計という位相で議論されるべきであると至極マットウなことを弾く。
 労働市場における典型雇用(正社員)、非典型雇用(フリーターなど)の移動障壁を低くし、処遇や社会保険の格差も縮小する。そして「学校経由の就職」の割合を少なくし、「まっさらな人材」を採用するというシステムから「教育の職業的意義」を強調して学校制度そのものに切り込む。それ故、「教育」という言葉に対するスタンスは内藤朝雄と本田由紀とでは違います。本田提案は明日からでも実施出来得る具体的なものです。
 本書で通底音として歌われているものはメディア論です。メディア・リテラシーを常に学習しなければ、知らぬ間にとんでもない穴ぼこに落っこちる。そんな知力、度胸を改めて自分に問うきっかけに本書はなりましたね。このような本こそマスメディアが取り上げるべきでしょう。
 「ニート」っていう言葉にお目にかかったのは玄田有史・曲沼美恵共著『ニート』を読んでからです。そのときの印象ではひきこもり、フリーターとどう違うのか新たにネーミングする意味はなんだろうと本書を読んだのですが読後霧が晴れないまま、疑念があったのです。
 本書で少なくとも問題の有り様がわかりました。人々の不安の元凶のターゲットの一つが青少年に向けられ、その眼差しが『ニート』という使い勝手のいい道具概念に権威づけられ、イギリス発祥であるけれど、日本風に工夫され、メディア、便乗文化人がネガティブキャンペーンを張っている状況でしょう。果たして何時までの賞味期限でしょうね。そのあたりの見取りは三方ともあり、それ故、『ニート』という言葉が風化しても本書に書かれた視点、分析、哲学は生き残るはずです。そのような足腰の強い内容になっています。ちなみに後藤和智はbk1で御馴染みの書評者ですね。
千人印の歩行器

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ニートの実情を知るために

2006/04/01 00:06

11人中、11人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Skywriter - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ニートと聞くと、つい働く気概もなく無為に日々をすごしている若者というイメージがある。そんなニートが増えているという。日本の未来はどうなってしまうのだろう。
 そんな心配を抱いてしまうのも無理はない。
 しかし、真摯にニートの実情を眺めると、上記のイメージは完全な誤りである。本来のニートの定義である学生ではなく仕事に就いておらず就きたいとも思っていない若者は増えていない。むしろ、増えているのは失業者とフリーターである。
 そういった実情をまずは正しく理解しなければ、ニートというものを語れない。したがって、その問題も理解できないはずなのだ。
 現実に激増している失業者とフリーターの問題よりも、実際には目だった増減を示さないニートが取り上げられるのは明らかにおかしい。
 ニートに関して誤った認識が広まる中、冷静に正しいニート像を提供してくれるのが本書である。第1部ではニートの実情を数値や労使問題から読み解き、問題の根源にある社会的な側面に光を当てる。第2部はニートに限らず、自分たちとライフスタイルの異なる若者たちを紋切り型に切り捨てる言説の危険性について説き、第3部ではニートがどのように語られてきたのかを紹介している。それぞれまったく違うアプローチからニートの姿に迫っているので、広く情報を得ることができるのが嬉しい。
 メソポタミアの遺跡からも「近頃の若者はなっとらん」といった落書きが見つかったなどといった話もあるので、ニート問題というのはただ単に自分たちとはライフスタイルの異なる若者を疎ましく思う気持ちが顕わになっただけなのかもしれない。
 その結果として、誤ったイメージでさらに若者が排斥されていくのは避けなければならないだろう。そのためには本書のような冷静に事実を探る営みが必要なのだと思う。ニートについて語るのであれば必読の書と言って良いと思う。

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2006/02/17 00:05

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2006/02/25 01:20

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2006/05/14 21:57

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