断章のグリムI 灰かぶり
著者 著者:甲田 学人 , イラスト:三日月 かける
人間の恐怖や狂気と混ざり合った悪夢の泡。それは時に負の『元型』の塊である『童話』の形をとり始め、新たな物語を紡ぎ出す。そして、悪夢の中で出会った蒼衣と雪乃の二人が辿る物語...
断章のグリムI 灰かぶり
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商品説明
人間の恐怖や狂気と混ざり合った悪夢の泡。それは時に負の『元型』の塊である『童話』の形をとり始め、新たな物語を紡ぎ出す。そして、悪夢の中で出会った蒼衣と雪乃の二人が辿る物語とは──。鬼才が贈る幻想奇譚、登場!
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書店員レビュー
夏と言えば怪奇的な...
ジュンク堂書店秋田店さん
夏と言えば怪奇的なもの…ということで。
誰もが幼い頃に読んだことのあるグリム童話が絡んでいますが、メルヘンな要素は何一つありません。
あるのは衝撃的で猟奇的な怪奇事件だけです。
ライトノベルだからといって侮ってはいけません。
本当に怖いです。怖いけれど一気に読み進めることが出来ます。
今年の夏は特に暑いので、暑さをまぎらわすにはちょうどいい本だと思います。
読み終えた後、少々トラウマが残りますが……。
(コミック担当)
日常/非日常のバランスが悪い
2006/04/16 23:39
12人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
人の持つトラウマを核に、童話をモチーフにした怪現象が顕現する
それに立ち向かえるのは”傷”を武器として戦う「騎士」だけ
痛い話は相変わらずな感じですが、ちょっと安売りしすぎ
溜めがなく同じ表現が多用されるため、痛みに飽きてきますし、作者の意図なのか分かりませんが、バトル物みたいになってしまっています
前振りの「午後六時の階段」もどこかに行っちゃったし、主人公に記憶が戻るシーンも何が原因だったのか分からず唐突で、後半はポカーンとしてしまいました
全体的に繋ぎとなるエピソードが足りてない感じで、異常なシーンばかり書きすぎている様に思います
一巻
2018/10/19 12:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者はメルヘンを書いているつもりというけれど、ホラー作家と言われてしまうのはわかるなあ。グロかったりこわい。