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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
人の一生の終着点が「本」になることである世界の物語第三弾。
何故か地下に閉じこもりきりになっている変人の司書が突然反旗を翻して、味方であるはずの司書に襲いかかってくる。その目的は館長代行の殺害。一体何が彼をそうさせたのか…
今回は今までと違って司書にスポットを当てたのかなぁ、と思いきや、やはり司書に敵対する教団の人が主役でした。第一作のキーパーソンを想い人、第二作を友人とするならば、今回は母親というところでしょうか。
ある人物に敵対することだけを目的として生きさせられてきた人が、ある日突然、そのことが無意味になってしまったときどうなるのか。他にすべを知らない彼は、その人物を調べ続け、ついに対象と同一化するとき、何を起こすのか?
まだまだ風呂敷が広がりきっていない感があるこのシリーズ。一体どこに行き着くの?
キャラクターは多く出るが逆に主役不在
2006/04/30 19:12
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投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
謎の反乱を起こした最強の武装司書の一人モッカニア
彼ともう一人の最強ハミュッツとの戦いと、モッカニアの天敵となるべく育てられた神溺教団の戦士ウィンケニーの過去を軸にストーリーが進みます
話の構成がいまいち良くない気がしました
ネタばらしにもインパクトが無いです
モッカニア自身も登場が唐突でキャラクター的にも感情移入しにくかった
基本的にモッカニア自体に焦点が合っておらず、内面にまで踏み込んでいけていない様に思います
今回は主役不在という感じで、スポットの当て方がずれていて「過去の人との恋愛」といういつものテーマというかスタイルからすると、いささかもったいない構成だったと思います
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マザコン男最高です。また面白いキャラが出たよ。能力もまた、興味深い。蟻VS石弓の戦いなんて、聞くだけで面白い。
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本となった死者が眠る図書館の迷宮倉庫の一角に住み着く、元エリート武装司書_モッカニア。戦いの中、傷つき心を閉ざし篭る彼がある日、武装司書に反旗を翻す。その裏には、母親と名乗る若い女性が__!?
1冊の本を巡る悲しい親子愛。
武装司書シリーズ第3弾!
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戦う司書シリーズ3作目。今度の主人公はモッカニア。主人公だけでなく、敵も魅力的。読みやすい文章なので一冊がもっとボリュームがあればいいなあと思うところ。
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戦う司書第3弾。
蟻が武器なマザコン男が新鮮ですw
しかし、蟻が武器って・・・・
なんかえぐくないですかね・・・
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『戦う司書』シリーズではじめて泣きました。
モッカニアは、最強の力を持ちながら反して優しい司書でした。
後にレナス(?)は物語に密接に関わってくるので、伏線となった巻なのかも?
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この戦う司書シリーズで1.2を争うほど好きな巻がこれと荒縄の姫君です。
ブラックファンタジーと言うのか迷うところどんどん引き込まれてゆきます。
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『そんなことは、してはいけない。わがままで、人に死んでくれと言うなんて』
『戦う司書』シリーズ第3弾。
今回は家族愛がテーマ(?)です。
なんつーか、モッカニアっていい人すぎない?
ただ、ノロティのように反感を持たないのはきっと、自分勝手にふるまえるだけの力を持っていながら、そうしようとはしないから。
本当の意味での強さを持ってる人だから。なんだと思う。
「お母さん」の育て方が正しい。正しすぎるが故に、哀しい。
私は結構ありだと思うんですがね。一緒に死んでほしいって言うの。
だって一緒に死んで貰えると嬉しいもん。
ああ、この人はここまで許してくれるんだなぁ。って私愛されてるんだなぁ。って思うから。
もちろん、きっと間違ってはいるんだろうけれど。
だけど、そこまで人を愛せたら幸せなのではないでしょうか。
徐々に少しずつ読みやすくなってます。この人。
先が楽しみ。かな。
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回を増す毎に先が読めるようになってきましたが、やっぱり綿密なストーリー構成に惹かれる(´ω`)☆毎回違う人物が主人公なところも魅力です。色々な人の人生を追体験している事は、どの世界の「本」と呼ばれるものは一緒なのかな?とも思ったり。これからはレナスがキーパーソンになる予感ですね。
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昨日、試し読みで購入した2巻を読み終えて、早速購入。
2巻もそうでしたが、もしかしてこうなるかな~と予測していたものが最後は外れてしまう展開で、久々に読み応えがありました。
しばらく読書から離れていたのに、2時間弱で読みきった…。
明日にでも、1巻と3巻以降を買ってきます。
[2009年11月10日購入]
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全てをわかっててもそうせずにはいられない
モッカニアが可哀想だなぁと
ウィンケニーもですが、彼はある意味目的を達成していますし。
落ち込むノロティの背中をさすってやるエンリケに萌える。
ノロティの足の引っ張り具合が好きです。
そして挿絵がすばらしすぎる。
けっこう重要っぽい人もサクっと死ぬところが好きです。
その上で人が死ぬことを軽く扱いすぎてるわけでもなく(いや軽いが)。
そのラインが何か好きです。
てか、作者さん、23歳で1巻を出したってのがすごい。
若いのでまだまだ伸びるんだろうなー。
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強大な力同士のぶつかり合い、失った時間・人間の渇望、親子の絆、戦後で心が衰弱した兵士がテーマではないかと。
ちょっと冷静になればモッカニアはああならなかったんじゃないかなーなんて思います。
そうすれば、若草色の彼ももしかしたら...
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「これから、もうあんな人と会えないんじゃないかなあ。わたしを殺せる人、もうこの世にいないような気がするわ」
やっとのことで第3巻・・・お正月に予約したのに、たった数人だったのに、、一体どいつが止めていたんじゃーーーー!!!
ふぅふぅ・・・
今回も面白かったです。
だいぶこの世界にも慣れ、各キャラのイメージが定着し、新しいキャラにもすぐに順応できるようになりましたよ。
キャラが出てくる上に、謎は深まり、今後一体どうなるのか?とワクワクしてしまいました。
先が気になりまくります。
なので、一気に予約をかけてみました・・・
きっと当分来ないので、いつか買ってしまう気がちょっぴりしてしまっております・・・
ブックオフいかなきゃ。
ハミュッツは、なんだか、ラストでは切なかったです。
そもそも、このシリーズ、気持ちよくハッピーとはさせてくれないなぁ。
勧善懲悪的なのにどこか切なさも残します・・・。
そこが人気の秘訣なのかしら。。
【5/10読了・初読・市立図書館】
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今回のはよかったです。
モッカニアとウィンケニー、同じ境遇で育ってた二人だからこそ、ウィンケニーはモッカニアの気持ちもわかる。いや、そんな簡単な言葉で済ましていいのか?
モッカニアの母、レナスと名乗る女性が真実を知るところ・・・何もいえない気持ちになりました。
それを知ったモッカニアの決断。
本当にモッカニアは心優しい武装司書だったんですね。
それが仇となり、今回ウィンケニーにつけこまれた・・・てとこでしょうか。
これは読んでて本当深かった。
ちなみに・・・蟻が若干のトラウマになりました(笑)。