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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2006.5
- 出版社: 草思社
- サイズ:21cm/102p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-7942-1500-2
紙の本
いきなり上手くなる!プロのデジカメ写真術
著者 齋藤 清貴 (写真と文)
ヒット写真集を数多く手がけた人気カメラマンが伝授する、目からウロコのデジカメ写真術。ちょっとした工夫と視点で、あなたの写真がステキな作品に早変わり。プロ顔負けの写真が取れ...
いきなり上手くなる!プロのデジカメ写真術
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商品説明
ヒット写真集を数多く手がけた人気カメラマンが伝授する、目からウロコのデジカメ写真術。ちょっとした工夫と視点で、あなたの写真がステキな作品に早変わり。プロ顔負けの写真が取れるようになります。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
齋藤 清貴
- 略歴
- 〈齋藤清貴〉東京生まれ。写真家。広告、雑誌、CDジャケット、写真集などの撮影で幅広く活躍するかたわら、キヤノンフォトサークル講師としても活動中。
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紙の本
デジカメ写真の楽しみを知る。日常を見るまなざしが変わる。
2006/12/20 00:00
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ますたぁ - この投稿者のレビュー一覧を見る
デジカメで写真を撮る楽しさが伝わってくる本。ページを読み進めるうちに、自分でも写真を撮りたくなってくる。デジカメを持っている人に、ぜひオススメしたい一冊だ。
はじめにデジカメで写真を撮るメリットを紹介した後、スナップ写真の魅力および撮影のコツを6つの章に渡って解説している。内容はカメラアングル、被写体の見つけ方、撮影タイミング、色彩を強調した撮影方法、プロの撮影テクニックそして散歩写真のススメなど。著者が撮影したスナップ写真および300字前後の簡単な解説文が、ほぼ1ページごとに掲載されている。写真の題材には、ニューヨークの街並みや人物、オブジェなどを中心に、日常生活で目にするようなものが使われている。
また各章末尾には、「すぐに役立つデジカメの知識とコツ」と題したコラムを掲載。一眼レフとコンパクトタイプの違い、画素数の解説といったデジカメの基礎知識から、ぶれない写真を撮る工夫、夜景撮影のコツ、ストロボ活用法などの撮影テクニックまで、デジカメ初心者に役立つ情報を収録している。
実質的に本書は、スナップ写真を撮るためのヒント集といえる。プロならではの具体的な撮影テクニックが載っているわけではない。スナップ写真の解説文で示されるのは、撮影時の状況説明と「こんな風に撮っても構わない」という著者のアドバイスである。
そんなページを読み進めるうちに、不思議と写真を撮りたい気持ちになってくる。これはきっと、日常のありふれたものを題材にしているからだろう。写真に撮られると、まるで違った印象を受けるのが面白い。だから自分でもマネをして撮りたくなってくるのである。
そうして写真を意識すると、日常生活を見る目が変わってくる。ありふれたものに、新鮮な発見を見いだせるようになる。例えば、昼食用に買ったごく普通のホットドッグの中に、マスタードの黄色とケチャップの赤が織りなす鮮やかな色彩美を見つけ出せるかもしれない。
「写真術」というタイトルは、本書の実際の内容を反映しているとはいえない。けれども、良い意味で期待を裏切られる本だ。デジカメ写真の楽しみを知ることができる。そして、日常を見るまなざしが変わる。
デジカメを持っている人に、ぜひオススメしたい一冊だ。
ますたぁ@BAYSIDE BREATH