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夢と魅惑の全体主義(文春新書)
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この著者の新着情報

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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2006.9
  • 出版社: 文藝春秋
  • レーベル: 文春新書
  • サイズ:18cm/427p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-16-660526-7
  • 国内送料無料
新書

紙の本

夢と魅惑の全体主義 (文春新書)

著者 井上 章一 (著)

ヒトラー、ムソリーニ、スターリン…、独裁者たちは「建築」を通じて民衆へうったえかけ続けた。一方、「日本ファシズム」が生んだ風景はバラックの群れだった。建築が明らかにする全...

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夢と魅惑の全体主義 (文春新書)

1,404(税込)

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商品説明

ヒトラー、ムソリーニ、スターリン…、独裁者たちは「建築」を通じて民衆へうったえかけ続けた。一方、「日本ファシズム」が生んだ風景はバラックの群れだった。建築が明らかにする全体主義の正体とは。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

井上 章一

略歴
〈井上章一〉1955年京都市生まれ。京都大学大学院修士課程修了。評論家。国際日本文化研究センター勤務。「南蛮幻想」で芸術選奨文部大臣賞、「つくられた桂離宮神話」でサントリー学芸賞を受賞。

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みんなのレビュー8件

みんなの評価3.8

評価内訳

バラックにたくす「日本ファシズム」

2006/09/28 22:51

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アルケー - この投稿者のレビュー一覧を見る

 私は一度、井上章一の書評をして見たかった。
 「バチカン市国をこしらえたのは、イタリアのファシストである、と」いう言葉をもって井上はこの本をはじめる。
 まず、イタリアのファシズム、ドイツのナチズム、そして日本の戦時体制を取り上げ、これらはファシズムとして一括して取り扱われるが、建築を中心にすえた都市計画という点から見た場合には、そのように一括して語られるであろうかという視点に立って全体主義を考察していく。
 日本の戦時体制はファシズムやナチズムと異なって、革命をへていない。新しい権力は生まれていない。ヨーロッパのファッショ政権はあかるい未来を提示し、大衆を動員しようとした。
 ムッソリーニもヒトラーも、ともに権力の簒奪者であり、支配の正当性を保持していないので、それをおぎなうためににも、彼らは劇場型政治を志向した。その結果が彼らの主都の都市改造計画となって現われた。
 古代ローマのコロッセオとローマの中心に位置するベネチア宮殿(ムッソリーニの政務館であると共に迎賓館)に接する東側のベネチア広場を、はばのひろいインペリアーリ通りで視覚的にむすびつけた。「あからさまに政治的な舞台空間をつくりあげたのである。」「広場に集まった群衆は、バルコニーのムッソリーニを見あげ」、「反対側をふりむけば、コロッセオが目にはいる。」
 新時代のベルリンを象徴するポツダムの再開発地区の北方一キロのところに、連邦議会議事堂はある。ミース(ナショナル・ギャロリー)やシャロウン(国立図書館やベルリン・フィルハーモニー、俗にカラヤンのサーカス小屋)の建築作品も、この南北線からは、それほどはずれていない。そして、この南北線は、かつてヒトラーが構想した都市像と、かさなりあう。すでに東西にはウンター・デン・リンデンがとおっていた。
 だが日本の戦時体制にはそのようなユートピア色はない。戦争のもたらすきびしい現実だけが強調される。1930年代末の体制は、「戦時体制として位置付けるべきである。」だから、「日本ファシズム」などという表現もひかえたほうがよい、と「人々は」いう。
 イタリアでは、モダンデザインの新建築が、体制を宣伝する。ドイツでは、体制の新しさ、偉大さは、建築にたくして、表現されていた。
 「日本ファシズム」は、そのような都市建築を、ほとんど生んでいない。生んだのは木造のバラック群であり、未完成のままにほうりだされた鉄筋コンクリートであった。それは「戦時リアリズムの建築であった」。その意味でも「日本ファシズム」は、戦時体制であった。これは近年の政治学などと同じ結論を建築史も共有している。
 しかし、戦時リアリズムが都市をかえる。「『見栄や、体裁』にはかまうな。そう建築じたいをして表現せしめるいきおいに、私はファッショを感じる」と「日本ファシズム」に井上はこだわる。
 建築は新しさや偉大さばかりでなく、「見てくれ」を否定する思想をも表現する。そんな禁欲精神に貫徹された社会も、「じゅうぶんユートピア的だと言えまいか」と井上はいう。
 著者のこだわり、断定的に規定できない「日本ファシズム」に対する明確な評価が見事に表現されている。
 ドイツは、1936、7年から戦時体制へ移行しているにもかかわらず、同時期にベルリンの美装事業はすすめられる。
 一方、日本では1937年に、鉄鋼工作物築造許可規則が公布され、主都・東京の中枢ではバラックがぞくぞくと建設されだした。
 見事な対比としか言いようがない。だが、イタリアが後景に移行してしまった。

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2007/01/16 23:11

投稿元:ブクログ

とりあえず長かった。400ページちょっとある。内容は主にファシズムと建築の関わりについて。伊、独、ソ、中などの国が建築の壮大さをもって人々を鼓舞しようとしていたのに対し、日本はバラックの群れでそれをしようとしていた、というのが全体的な流れ。後半に日本の話になってからは読んでいて楽しかった。特に広島の原爆ドームや平和記念公園の建築の裏話については知らないことだらけだったので興味をそそられた。しかし、分野外ということもあって、他の部分を読むのが非常に難しかった。しかも、建築用語が何回も出てくるので途中でしんどかった。建築関係の人や建築に興味がある人にとってはおもしろいのではないかと思います。

2007/11/01 21:16

投稿元:ブクログ

まどろっこしい文体はともかく、建築の可能性について考えさせられる内容で面白かったです。
印刷術の発明以後メディアとしての機能は薄れたものの身体性物質性を欠く(少なくともその方向へ進む)情報社会において建築は環境の意識化の最後の砦として…ぶつぶつ。

2011/04/16 17:59

投稿元:ブクログ

[ 内容 ]
ヒトラー、ムソリーニ…独裁者たちは「建築」を通じて民衆へうったえかけ続けた。
一方、「日本ファシズム」が生んだ風景はバラックの群れだった。
建築が明らかにする全体主義の正体。

[ 目次 ]
ファシズムは強く、そして新しく
ベルリンを南北につらぬいて
かがやく第三帝国
建築家と独裁者
スターリンとフルシチョフ
モスクワから東京へ
東京にバラックを
紀元は二千六百年
広島に大東亜共栄圏の影を見る
城と寺の瓦屋根
大連から新京へ
蒋介石から毛沢東へいたるまで

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

2012/01/10 22:30

投稿元:ブクログ

広島平和記念公園は、ソビエト・パレスを参照しており、また大東亜建設記念営造計画の流れもくんでいた、というくだりや、軍人会館風のは建築を「日本ファシズム」とつなげて考える一般通念は間違っている、というくだりが面白かった。

2013/09/16 13:37

投稿元:ブクログ

「建築」が浮き彫りにするファシズムの正体
ヒトラー、ムソリーニ……独裁者たちが「建築」へ託した情熱と夢に、建築家はいかに応えたか。そして日本ファシズムの謎とは?

2012/10/20 08:45

投稿元:ブクログ

壮大華麗なモニュメントをもって自らの権威を象徴せしめたドイツやイタリアの「ファシズム」とは違い、「日本ファシズム」はバラックなど簡素な建築に終始した。従来のイデオロギー的な戦時批判(つまり、建築も全体主義に奉仕したのだ)をやんわりといなして見せ、また、忠霊塔や様々の戦時のモニュメンタール建築の経緯はなかなか興味深い。しかし、原武史なるショウもない著作に引っ張られて紋切型の「装置」論を述べるとはいかがか、とは思う。しかし、極めて示唆に富んだ労作と、は一応言える。

2014/07/26 16:26

投稿元:ブクログ

チャイルド44でソ連の全体主義社会に衝撃を受け、何かないかとたまたま行き当たった本。結果、あまりソ連とは関係なかったが面白かった。建築物は確かに、それなりに力がないと建てられないので、当時の為政者の力を示す象徴に結果としてなる。歴史的にずっとそうだった。この本では日本のファシズムでは建築に力を入れてないことが描かれていて、すごく笑ってしまった。ちょっと文章に癖があったけど、また一つ勉強になりました。

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