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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2006.11
  • 出版社: 新潮社
  • サイズ:20cm/298p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-10-303071-2

紙の本

闇鏡

著者 堀川 アサコ (著)

南北朝の争いから十年、平安を取り戻しつつある京の都。奇怪な歌に予言されるように京随一の遊女が惨殺された。現場には半月前に死んだ女と素性を明かさぬ美貌の貴人がいたという。真...

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闇鏡

税込 1,650 15pt

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商品説明

南北朝の争いから十年、平安を取り戻しつつある京の都。奇怪な歌に予言されるように京随一の遊女が惨殺された。現場には半月前に死んだ女と素性を明かさぬ美貌の貴人がいたという。真相を追う検非違使・龍雪の前に現れる数々の謎。第18回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作。【「BOOK」データベースの商品解説】

【日本ファンタジーノベル大賞優秀賞(第18回)】寒露の夜、京随一の遊女が殺された。美女の首を搔き切ったのは、都に跋扈する魍魎か、人の心に住む鬼か…。南北朝の争いから10年。室町の京を舞台に、腕っ節は強いが大の幽霊嫌いの検非違使・龍雪が難事件に挑む!〔「ゆかし妖し」(新潮文庫nex 2015年刊)に改題〕【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

堀川 アサコ

略歴
〈堀川アサコ〉昭和39年青森県生まれ。「闇鏡」で第18回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞。

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みんなのレビュー20件

みんなの評価3.5

評価内訳

紙の本

堀川アサコは時代小説のホープだ

2007/04/09 00:07

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かつき - この投稿者のレビュー一覧を見る

珍しい室町時代を描く時代小説。
室町幕府が成立して10年。
まだ戦乱の匂いがそこかしこにします。
検非違使の清原龍雪は、不可思議な歌に乗せられて
鬼殿に出るといわれる化け物見物に出かけます。
検非違使随一の臆病者であるのに。
物語は、一人の遊女の死と、
戦乱に巻き込まれた夫を追って諸国を
10年旅する女着草(つきぐさ)の物語をたどりながら
遊里での遊女殺害事件を紐解きます。
巧妙に張られた伏線。
見掛け倒しの臆病者の検非違使に
見目形も才気も並外れた持ち主の検非違使判官、
その妻は銭姫とあだ名されるしまり屋の醜女。
といった登場人物のおもしろさ。
室町の時代小説なので言葉など、
ややとっつきにくいけれど
読み始めたら止まらない。
複雑に絡まったミステリーもはらりと解け、見事です。
第18回(2006年)日本ファンタジーノベル大賞優秀作。

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紙の本

男女の愛は愛執であり妄執であり、哀しくもあり凄まじくもある

2007/01/02 16:22

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:萬寿生 - この投稿者のレビュー一覧を見る

愛は、仏教では良い意味合いの言葉ではない。愛執ということであり、ものに囚われる心、執着する、という意味の概念である。この作品は第18回ファンタジーノベル大賞優秀賞を加筆したものであるというが、南北朝直後の室町時代初期を舞台にした殺人事件の謎解き、ミステリーである。幽霊、物の怪、怨霊の面影や雰囲気が濃厚であるが、実は男女の愛憎、愛執が描かれている。仏教で捉えているように、まさしく男女の愛は愛執であり妄執であり、哀しくもあり凄まじくもある。妖怪もの、怨霊もののファンタジーと思って読み進んでんでいたが、意外に心理的、現代的な展開とも思える終盤であった。受賞対象となるだけのことはある。

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紙の本

室町時代の京を舞台にしたミステリ

2009/03/09 00:36

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本書は、私が、個人的に御贔屓にしている日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作です。
この賞については、書き出すと止まらなくなるので、意図的に自粛。
都の検非違使が活躍するお話しと聞いて、
ははーん、平安朝期を舞台にしたやつだなぁ、
と勝手に思っておりましたら、なんと時代設定は、室町時代。
 予想を勝手に裏切られ、今までにない設定にこれは、おもしろそうだと。

 武士の台頭と乱世の匂いがぷんぷんする室町時代の都。
五条河原で遊女の死体が発見されます。そしてその死体の傍では、
死んだはずの女性(死体とは、別の女性)の姿が、、。
検非違使の清原龍雪、その放免(検非違使の部下です))、清輔と蚕児は、
この事件の取り調べを行うのですが、、、。

 登場のキャラ立ちもよくて、
検非違使の清原龍雪は、あやかしなんかが嫌いで、いつも怯えています。
で、この龍雪は、どっちかというと頼りないキャラ。
部下である放免の清輔と蚕児に頼りっきりです。
清輔は、めちゃめちゃ頼りになります。この三人だれが主人公かわかりません。
 
 ファンタジーノベル大賞受賞から容易に想起されるように
かなりファンタジー色といいますか、怪しげな雰囲気充分の始まり方です。
 途中まで事件といいつつ、ミステリはそっちのけでこの世界観、雰囲気を楽しむ小説かと
思いきや、なんと、これミステリとしても、めちゃくちゃしっかり作りこまれております。
伏線で、一人の人間が見せる、別の顔なんてのがバリバリ張られているのですが、
それが、、、。(ネタバレでこれは、書けません)
 読後は、よく作りこまれたミステリを読んだなぁと、いう感想のほうが、大きいです。
 室町時代の風俗や世界観なんかだけで充分に読ませられるのに
ミステリとしても完成度が高く、ちょっとそのギャップにあれれとも思うのだけど、
創りこまれている作品も好きです。

 著者の方、この後、あんまり本を出されていないと思うのですが、
読者としては本書、一冊で二度美味しいって感じでしたが、
個人的には、室町時代の正邪が入り乱れた、乱世の世界観をだしまくったのを
次に期待したいです。

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紙の本

なんていうのかなあ、知らないうちに主人公が変わっちゃった、それも魅力のない奴が前面に出てきた、っていうかんじですかね

2007/03/09 19:14

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

全く関係ない話から入りますが、つい先日、青山の画廊で民野宏之の個展がありました。民野?誰、それ?って思われるかもしれませんが、『水曜日の朝三時』など蓮見圭一郎の小説のカバーに画を描いている人だ、といえば「あ、あの」と思い出されるのではないでしょうか。
私も彼の作品をカバーで見つけては、その色合いや構図の妙、そしてなんともいえないシトっとした、写真で言えばメープルソープのそれをちょっとソフトフォーカスにした印象、そして緑と青を絶妙のバランスで混ぜた独特の地色などを褒めてきました。
で、初めて個展会場で彼の作品の実物を見、画そのもののように当たりの柔らかな本人と話しながら、新潮社装幀室の話になりました。民野は彼らの本にかける情熱について語り、私は彼らの出版社が抱える装幀室としての抜群のセンスのことで答えました。そう、この日本ファンタジーノベル史上一二を争うカバーデザインをしたのも、勿論、新潮社装幀室だったのです。
さあ、やっと本題に入りましょう。
時代は南北朝の争いから十年、とデータにはありますが、はたして厳密に定義する必要があったかは疑問ですし、私は大雑把に平安時代、くらいの感じで読んでいました。舞台は、京の都です。華やか、というよりはまだまだ闇が支配する都といった印象で、映画『陰陽師』の世界をイメージしてもらうのが一番でしょう。
それに相応しく、この時代は人の死というものが、日常的なものとして人々の目に晒されていました。そのまま朽ち果てていく人もあれば、河原に放置されいつしか川の水に流されていくこともあります。そんな都に、また一つの死体が生まれました。死体が生まれる、なんだか逆説めいていますいますが、それで話は動きます。
それは検非違使の放免である清輔が五条河原で見つけた骸でした。無縁仏の葬送も日常の仕事である放免たち。罪を許される代わりに検非違使の手先となった彼等、その一人蚕児がつぶやいたのは「この仏さん、薙王の廓に居る一等の別嬪に似ているのに。——ねえ、兄貴。あの妓、名はなんて云ったかな」でした。
一年前に病気で担ぎ込まれた傀儡芸人。彼女の死体の様子から清輔は、女が毒殺されたと判断します。彼女が捜し求めていた夫・猪?四郎の行方は。真相を求める腕っ節は強いが大の幽霊嫌いの検非違使・龍雪の前に現れる怪異、そして貴人。どこか似通った人たちは・・・。
著者略歴に「室町風俗文化に魅了され、この時代を舞台とした時代小説の執筆を始める」とあります。この小説の時代はそれよりだいぶ溯りますが、古い時代の風俗文化に惹かれたというだけあって、時こそ変われ、その調査は中々のもの。文章も、いわゆる軽いものではなくしっかりしていますが、独特の文体といえるものがあるか、といえばそこまでの個性は感じられません。でも、問題は龍雪ではないでしょうか。単純な私は、この話の流れからてっきり主人公は放免の清輔だと思っていました。
それほどに巻頭の、そしてその後も時々顔を見せる清輔は魅力的な造形です。ところが、いつの間にか主人公が検非違使・龍雪になる。この必然性を感じません。しかも、私は彼について「腕っ節は強いが大の幽霊嫌い」と書いたものの、文章からはその強さを全く感じることが出来ません。
所詮、龍雪は位こそ高くても『陰陽師』でいう博雅、ホームズ譚におけるワトソンでしかない。どんなに筆を費やそうが主役にはなりきれない。そこを作者が掴みきれていません。そして後半が冗長。見えている話を無理矢理引っ張る。少なくとも50頁は刈り込むべきでしょう。
ここらのセンスっていうのは重要なことではないのか、私はそう思うのです。どんなに背景や人物を上手に書き込もうが、書かれるべき対象を間違っては、面白くなる話がまったく違うものになる。次作を読むかは、このままでは保留ですね。

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2007/03/16 18:46

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2007/07/18 14:19

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2010/05/22 14:26

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2010/06/29 14:43

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