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  • カテゴリ:一般
  • 発売日不明:2000.3
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: PHPエル新書
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-283621-0
  • フィルムコート不可
新書

紙の本

文学環境論集 (講談社BOX) 2巻セット

著者 東 浩紀 (著)

文学環境論集 (講談社BOX) 2巻セット

税込 2,860 26pt

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みんなのレビュー3件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (2件)
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  • 星 2 (1件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

本当に頭のいい人の文章っていうのは、わかりやすいんです。難解であることをありがたがるおバカは今でもいますが、百害あって一理なし。本物は、分かり易い。こんな論を書けるのに気取りが無いのも、好漢抱けます

2007/12/17 22:49

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

ひねくれものなので、人が騒いだ本は読みたくない、おなじ読むなら、騒がれる前に読みたい、をモットーにしている私ですが、最近はそうも言っていられなくなってきました。だって遅ればせながら読んだ海堂尊(『ジェネラル・ルージュの凱旋』、『ブラックペアン1988』)はあまりに面白かったし、森見登美彦(『有頂天家族』)だって家族中で廻し読み。『太陽の塔』は文庫で購入、娘二人は既に読了。

それは東のこの本も同じです。まったく知らない人でした。でも、bk-1で彼の情報論を絶賛している。無視するには講談社BOXというのが気になる。それなら評判ではない文学論はどうだ、っていうわけで読んだわけです。であまりによかったから大学一年の長女に廻し読み。海堂尊や森見登美彦と全くおなじ状態。とりあえずessays 目次ですが

・メタリアル・フィクションの誕生 2003-2005

・理論の断片たち 1999-2005

・作品論の断片たち 2000-2006

・intermission 新しい批評のための20冊 2005

となっています。どの論もわかりやすくて、これこそ本物という気がします。特に私の中で何故かあいまいだったポストモダン、これをあっさり解いてくれるのですから、私の20年は一体なんだったのか、なんて思いますが、感動といっていいと思います。ま、こういう風にすべてが明確にされることを嫌がる古き(というか愚かな)哲学者・思想家は多いでしょうが、

でも、読んでいて思うんです、ポストモダンって八百万の神じゃない?或はキリスト教以前の多神教の時代。そう考えちゃうと、ポストモダンを最も受け入れやすいのは日本人じゃないか、なんて思ったりします。でも、本当にこれで一神教、例えば天皇制とか国家主義は死滅するんでしょうか。私はそう願っていますけれど、そんなに簡単なものかな、じゃ何でアメリカはイラクで平然と戦争していられるの?なんて首を捻ったりします。

それにしても頭のいい人はいるものであう。大塚英志『キャラクター小説の書き方』、東の手にかかればナント、わかりやすいけれど私の解釈とは全く異ることが書かれていたらしい。ま、ここまでくると、東の解釈というのは一種の創作ではないのか、と思うんですが・・・

それとゲームですね。それは「メタリアル・フィクションの誕生」にあるライトノベルの定義にからんで出てくるマンガ、アニメ、それらとゲームとの関係。アニメ的リアリズム、ゲーム的リアリズム。『Ever17』や『CROSS+CHANNEL』、娘二人に聞きましたが全く知らないそうです。でも、読ませたら「やりたい」といいます。私ですらグラっとします。

文学作品では、P・K・ディック『ユービック』『ヴァリス』、神林長平『雪風』『グッドラック』、舞城王太郎『九十九十九』、斎藤環『戦闘美少女の精神分析』への言及が、私の読書傾向と重なるので、ウルウルしてしまいます。それから、読みたくなるのがグレッグ・イーガン『順列都市』です。全く知りませんでした。

他にも、村上隆のダブくんの目の意味と、日本画についての言及や、我が家のアイドル・押井守について多くの頁が裂かれているのが嬉しいです。あまりに面白いので、押井守関連の記事だけでも読んだら?と大学一年長女に渡しましたが、彼女も東の頭のよさ、しかもそれをひけらかさないホンモノノ賢さに感動していました。

繰り返しますが、古き(というか愚かな)哲学者・思想家や、学歴だけを誇るセンセーたちには決してできないことだと思います。読みやすい文章で、分りやすい例を使って、気取らず、偉ぶらずに世界の本当の世界を見せる、これは凄いことです。こんな本、『国家と革命』以来の経験でした。

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2011/08/04 14:00

投稿元:ブクログ

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2014/11/05 16:54

投稿元:ブクログ

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