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投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
話上手はさておき、「聞き上手」って難しいですよね、合いの手だけじゃなく相手の興味を引かないといけない。文庫なので隙間時間に読めました。
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黒柳徹子、田原総一郎、ジョン・カビラ、糸井重里に松永真理などなど錚々たる聞き上手にその秘訣?というか日常人からモノを聞き出すという行為の中で大切にしているものを筆者がインタビューしていくもの。
登場する各人について3か条のエッセンスにまとめあげるのだけど、それは言われてみれば当然なことばかりで共通もしてくる。しかし、それを実践してプロのレベルで維持することの難しさを考えたら・・・とても凡百の及ぶとこじゃないなあ、と。皆さんの心構えと日常の鍛錬、今まで経験してきた修羅場など聞くだけでも自分の糧になりそう。
吉田豪の「長門裕之イズム」はいいこと聞いた(笑)。これは実践したいし、言い訳に使えそう。
ほんと、読んでの感想はタイトルどおり1日にしてならず。印象的なのはやはり皆さん自然体で楽しく当たり前のこととして聞き上手足りえてるところかな。
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黒柳徹子やジョンカビラ、糸井重里や河合隼雄など、各界で知られるインタビュアーや人の話を聞く仕事に携わる方に話の聞き方を聞く。
なかなか勉強になった。特に気になった人を挙げるなら河合隼雄、小松成美、田原総一朗各氏であろうか。河合氏の「どんな人が相手でも相手より下にいる」というのはかなり印象的であった。また、素直に聞きたいことをぶつける、相手に敬意を示すなど、簡単そうでなかなか難しい、しかし意識していく必要があり、意識すれば自分でもできそうなものが多くみられた。
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自分からは読まないであろう人たちの話は興味深い。
黒柳徹子に感心し、河合隼雄に納得し、ジョン・カビラを見直し、石山修武という人を知った。
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5月は再読月間として新しい本を原則買わずにすごしていた。 で。 6月に入って購入の本なぞ。
まずは永江朗の本。 コミュニケーションの基本 ってことで聞き上手になりたいなー という漠然とした思いで購入。 インタビュアーっていう職業は、事前の準備や調査も必要だけれど、先入観や思い込みを持たずにニュートラルな気持ちで人の話をきかなくてはならなくて・・・
なかなか大変そう。。
でも この姿勢はどこにでも通ずるかな。
(2008年6月)
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社会人になるにつれてこういうビジネス本をどんどん読むようになっていくのかな??
でも聞く技術って大切ですよね。傾聴っていうんですかねぇ。相手のことを知ろうとすること、最低限の興味を持ち、最低限の下準備はしておくこと。そしてとにかく相手に耳を傾けること。これからOB訪問もしなきゃだし、面接にも役立つかな。意外に人って見てるんですよねぇ、いろいろと。
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さまざまな聞き上手のプロに教わる聞くことのコツがしっかり載っています。
相手の聞いてほしいことを聞いてみたり、聞かれたことのないことを聞いてみたり。
相手あってこその、今ここにしかないものをしっかりと掴み取るチャンスを得られるかどうかは、本人の行動次第。
どきどきと平常心の間から、生まれるものもあるのです。
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「たかがインタビュー…」とはもう言えない!
事前準備に相当な時間をかけている点に驚いた!「徹子の部屋」が見たくなった!
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聞き上手が聞き上手に聞いた本・・・
「聞き上手って、相手が話したいことを話させて気持ち良くさせる人」って思っている人が多いと思いますけど、全然違いますよ!
「聞き上手とは、相手が話したいことを話させて、それをしっかり自分の成長に繋げられる人」です。
そのためには、相手が話したいことの直前のレベルまでは知っておかなければなりません。話し好きで、なおかつ、他の人に価値ある情報を持っているような人は、まさに今考えているレベルのことを話したがるからです。
基礎からレクチャーしてあげようなんて気持ちは、これっぽっちもありません。「聞き上手は一日にしてならず」それは、聞き上手になるためには、知識も知恵も、並はずれた広さと高さが求められるからです。
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様々な分野の「聞き上手な人」に、著者がそのコツを聞きに行く…というコンセプト。私的には黒柳徹子(徹子の部屋)、河合隼雄(心理療法家)が読んでいて面白かった。どんな仕事(紙媒体、映像媒体)だろうと、インタビュー前の下調べにかける時間の多さにとにかく驚いた。うーーん10年前にこの本に出会いたかった(涙)
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著者が10名の「聞き上手」と対談をしたものをまとめたもの。
心理学大家の河合隼雄さんの対談もあります。
「聞くことに始まり、聞くことにおわる」
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ほぼ日の対談を読んで、なぜ糸井さんはこんなにも対談上手で、相手から上手く話を聞き出せるのかずっとずっと解りたいと思っていた。そのヒントが分かるかも?と思って読んだのだが、ヒントらしきものは見つからず、逆に糸井さんのすごさをまた感じた。笑
吉田豪さんのインタビューも面白かった。
とても参考になった一冊。
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永江朗さんと、著名人の方々の対談集。
河合隼雄さんが、圧倒的におもしろい。さすがは、聴くことを生業としてきたひとです。
ほとんどのひとに共通しているのは、「目の前の相手を好きになること」。たしかに、そのとおりやなぁと思う。
でもそれ以外は、みんなばらばらのことをいっていて、いかにひとの話を聞いて、それを深めていくことがむずかしいか、そんなことを示してくれる本。
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黒柳徹子、田原総一郎、ジョン・カビラ、糸井重里、小松成美、吉田豪、河合隼雄、石山修武、松永真理、刑事、といったプロの聞き手10人に対して、そのやり方についてインタビューをした対談集。
どの人をとっても聞き手としてのエキスパートばかりだけれども、特に黒柳徹子さん、糸井重里さん、小松成美さん、の3人の話しはとても面白かった。いずれも、その技術においても、心構えにおいてもプロフェッショナルだと思った。
更にその中でもとりわけ、糸井重里さんの話しが、とにかくスゴい。「ほぼ日刊イトイ新聞」をみていても、やはりあの新聞の対談は、あらゆるインタビューの中でダントツに面白いと思う。その糸井さんが、インタビューにおいての心得について話しているというだけれも、この本は相当な価値がある。
人には必ず話しがある。それから、人には聞きたいことがある、といつも感じます。しゃべるのは嫌いだという人にも、必ず話したいことはあるはずだと思います。絶対に面白くないはずがない。(黒柳徹子)(p.32)
人と人って、ワタシ語りをあまりしてないんですよ。特に「オレっていうのはさ」みたいなことを言わない人のほうが活躍しているから。(糸井重里)(p.101)
嫌いな人のインタビューはやりません。僕は絶対にあなたのことを好きで、失礼なことがあったとしても悪気は絶対にありません、という人としか僕は仕事をしていない。それが実は秘密ですね。僕がインタビュアーとしてプロになれない理由でもある。(糸井重里)(p.101)
向こうもきっと自分としてはけっこう痛いようなことを、僕に聞いたりしているんだと思うんですよ。僕はそれに意外と気づかない。「言うねえ」なんて言ったりして。「言うねえ」と言い合えているときって、会話としていちばんおもしろいですよね。笑顔で「言うねえ」と言われて、「まて、あらためてゆっくり考えてみるから」って。それは「手伝え」ということなんですよ。「オレも手伝いますから、その会議をしましょう」ということ。インタビューをしているというよりも、ミーティングをしているようなものなんです。(糸井重里)(p.102)
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大多数の対談がつまらなかった。
が、
糸井重里の回。
P102)「言うねえ!」と言い合えている時は会話としていちばん面白い。
というのは、痛いところを突かれた!と感じている時は、素直な感情になれるからだと思う。
この人の話は面白かった!
最後の刑事の話も、容疑者が自供したり容疑を告白させるには信頼関係が大切というのも、納得。
アリバイ崩しのための膨大な捜査と取り調べ。警官の仕事は多種多様なのだなぁ。