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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.4 18件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2008.8
  • 出版社: 白水社
  • レーベル: 白水Uブックス
  • サイズ:18cm/323p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-560-07171-7
新書

紙の本

マーティン・ドレスラーの夢 (白水Uブックス 海外小説の誘惑)

著者 スティーヴン・ミルハウザー (著),柴田 元幸 (訳)

20世紀初頭のニューヨーク。想像力を武器に成功の階段を昇る若者の究極の夢は、それ自体がひとつの街であるような大規模ホテルの建設だった。ピュリツァー賞受賞の長編小説。【「B...

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マーティン・ドレスラーの夢 (白水Uブックス 海外小説の誘惑)

税込 1,430 13pt

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商品説明

20世紀初頭のニューヨーク。想像力を武器に成功の階段を昇る若者の究極の夢は、それ自体がひとつの街であるような大規模ホテルの建設だった。ピュリツァー賞受賞の長編小説。【「BOOK」データベースの商品解説】

【ピュリツァー賞(1997年)】20世紀初頭のニューヨーク。想像力を武器に成功の階段を昇る若者の究極の夢は、それ自体がひとつの街であるような大規模ホテルの建設だった。だが彼の作品が、人々を惑わせるほど精緻かつ大胆になっていくと…。〔2002年刊の再刊〕【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

スティーヴン・ミルハウザー

略歴
〈スティーヴン・ミルハウザー〉1943年ニューヨーク生まれ。作家。「マーティン・ドレスラーの夢」でピュリツァー賞を受賞。

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評価内訳

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紙の本

地下に巨大なホテルを築く男の物語

2016/02/08 16:56

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:雪風 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ピュリツァー賞受賞の長編です。
主人公ドレスラーは葉巻屋の息子でしたが、持ち前の才覚でホテルのベルボーイから次々と出世を重ねます。やがてカフェの経営に乗り出し、大成功を納めます。
次にホテル経営に乗り出し、これも大成功を納めていきます。
しかしやがて来る、結婚生活の破綻。そして事業の失敗。
ホテルでありながらその枠を完全に逸脱したものへ、彼はどんどん突き進んでいきます。また、彼は地下社会への強い執着を持っており、地下12階という途方もないビルを作ります。そしてその地下に公園や池や渓谷も作ってしまいます。
この地下へのこだわりが、作品全体に大きな流れを作っています。
最後は全てを失い、それでも夢から覚めたように新しい世界に向かって行く姿で、物語は締めくくられます。
ドレスラーの夢とは何だったのか?それは読み手によって感じ方が違うかもしれません。

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2009/06/07 11:36

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2011/06/08 20:20

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2012/04/29 23:30

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