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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2009/01/24
  • 出版社: 角川書店
  • レーベル: 角川文庫
  • サイズ:15cm/445p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-04-250715-4
文庫

紙の本

Xの悲劇 (角川文庫)

著者 エラリー・クイーン (著),越前 敏弥 (訳)

満員電車の中で発生した殺人事件。被害者のポケットからは、ニコチンの塗られた針が無数に刺さったコルク球が発見された。群衆ひしめく巨大なニューヨークで続く第2、第3の大胆な殺...

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Xの悲劇 (角川文庫)

税込 990 9pt

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商品説明

満員電車の中で発生した殺人事件。被害者のポケットからは、ニコチンの塗られた針が無数に刺さったコルク球が発見された。群衆ひしめく巨大なニューヨークで続く第2、第3の大胆な殺人にも、目撃者はいない。この難事件に、聴力を失った元シェイクスピア俳優ドルリー・レーンが挑み、論理的で緻密な謎解きを繰り広げる。20年ぶりの決定版新訳でよみがえる、本格ミステリの不朽の名作。【「BOOK」データベースの商品解説】

結婚披露を終えたばかりの株式仲買人が満員電車の中で死亡。ポケットにはニコチンの塗られた無数の針が刺さったコルク玉が入っていた。元シェイクスピア俳優の名探偵レーンが事件に挑む。決定版新訳!【商品解説】

著者紹介

エラリー・クイーン

略歴
フレデリック・ダネイとマンフレッド・ベニントン・リーのいとこ同士のユニットのペンネーム。クイーン名義の処女作『ローマ帽子の謎』以来本格探偵小説の旗手として多くの作品を発表した。

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みんなのレビュー66件

みんなの評価4.1

評価内訳

紙の本

同じ本をニ回も読むなんて時間の無駄だと思う人にも、何度でも味わいたい物語がある人にも贈りたい

2012/01/27 01:59

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:けい - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ミステリマニアを自認する私が断言します。すぐれたミステリはニ度、三度と繰り返し読むほうが味わえる。
 しかし、傑作がゴロゴロしている黄金期(ゴールデンエイジ)、1930年代の作品は翻訳のこともあり、現代の読者におススメするのはちょっと腰がひける、というのも事実。そこで、嬉しいのが新訳。昨今、ハヤカワ文庫のクリスティ全集や、東京創元社のヴァン・ダイン全集など、新訳で本格ミステリの古典を今の読者に訴えようという流れがあります。角川文庫のクイーン(バーナビー・ロス?)悲劇四部作の新訳も、ありがたい出来事です。翻訳アレルギーのかたはぜひ読んでいただきたい。
 今回、紹介する『Xの悲劇』は名作。バスのなかで起きた毒殺事件。ニコチンを塗った針を刺したコルク玉という凶器はあまりに独創的なもの。はたして、犯人は何者なのか? 
 論理的な推理の見事さは史上屈指のもの。それだけに、シンプルなのです。初読の際はあまりの犯人特定のロジックの鮮やかさに、それだけが印象に残っていました。今回、新訳版を読んで、それ以外の面白さ、うまさにたくさん、気がつきました。冒頭にも書きましたが、いいミステリは再読してこそ楽しめるもの。読みやすい新訳で、ぜひ一度しかこの作品を読んでいない方は再読を。いや、何度も何度もクイーンの構成の巧みさを堪能してほしいです。
 もちろん、新訳で初めてクイーンを手に取ろうという方にも、太鼓判で推薦します。
 マニアのかたは訳の違いで楽しむのも一興。ダイイングメッセージを語るかの有名な場面での「比類なき神々しい」なんちゃらかんちゃら、の部分がどうなっているのか、ぜひ新訳を読んで確かめてほしいです。
 『Xの悲劇』に始まる悲劇四部作は、全四作を順番通りに読んでこそ、楽しめるもの。私の一番のおススメ『Zの悲劇』も新訳になっているので、ぜひぜひ楽しんでほしいものです。

 以下、内容に踏み込んでいます。未読のかたが読む場合は、相当の覚悟をしてください。


 再読して感じたのは、あまりにシンプルで鮮やかな犯人特定の方法を困惑させる詐術の巧みさ。タイトルとも絡む、指を交差させた「X」のメッセージは実はある重要な事実をカムフラージュしていることに気づかされました。このことは解説で有栖川有栖先生も触れています。
 第二の事件の死体をめぐる推理の肝は、再読して初めて気がつきました。ある人物の勤務態度を訊ねた雑談としか思えない問いかけが、まさかあのような形に結びつくとは。
 本格ミステリの格好の教科書です。

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紙の本

解っていても引っ掛かる

2021/12/18 11:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Y - この投稿者のレビュー一覧を見る

犯人の執念に負けた一冊。
この人が犯人だろうかと途中疑い、ある死体の不審な点にまで思い至ったのに、物の見事に偽の手掛かりに引っ掛かってしまった。
その手掛かりを残す準備をしている間に考え直せなかったのかと考えると悲しくなる。が、私が同じ状況に置かれても考え直さなかっただろうと思う。

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紙の本

名作です

2014/06/25 09:48

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:papanpa - この投稿者のレビュー一覧を見る

本の内容は、いまさらでしょう。名作!!非常に面白かった。Yの悲劇も読んでね。

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紙の本

ドルリー・レーン、新訳にて生まれ変わる。

2017/11/29 03:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る

黄金時代の作品群が、次々新訳中。この状況を、図書館や古本屋さんを探し回った(その当時は普通の書店に置いていないものが多かった)昔の自分に教えてあげたい。
過去に読んではいるはずなんだけど、『Yの悲劇』と『レーン最後の事件』ほどのインパクトはなかったのか微妙に記憶が・・・(とはいえ、印象に残っている二作もインパクトの種類はそれぞれ違うんだけど)。いや、あの頃いろんな作品をまとめて読んでいたから記憶がごちゃごちゃになっている可能性が。
それに今回、新訳だからかなり読みやすくなっている。子供の頃、古い訳をがんばって読んだよね・・・当時はそれを苦労と感じなかったのは、若さ故か。

ニューヨーク市街電車はその日も満員だった。突然倒れた一人の男が死んだ。男のポケットからはニコチンが塗られた針が無数に刺さったコルク球が見つかった。これは被害者を狙った殺人なのか、だとしたらどうやって針だらけのコルク球を被害者のポケットに入れることができたのか。捜査に行き詰まるニューヨーク市警のサム警視とブルーノ地方検事は、過去に手紙で事件を解決した元シェイクスピア俳優、ドルリー・レーンの招待を受けてハムレット荘を訪れる・・・という話。
被害者は株式仲買人である。株式仲買人! 古典ミステリの登場人物に多い職業だ。今ならデイトレーダーになるのだろうか。都市が舞台だからかも(アガサ・クリスティーにはあまり出てこない感じ)。
満員電車での描写は、その後のクイーン作品『九尾の猫』を思い出させるところあり(クイーン特有の<騒がしい現場>というやつらしい)。もしかしたらこの時からすでに、<雑踏の中で起きる無差別殺人事件>というものを考えていたのではないか!、と思ってしまうような第一の事件。
ドルリー・レーン氏、あれ、こんなにも思わせぶりな人だったか、と驚く。サム警視は最初こんなにレーン氏に対して反発的だったっけ!(だからこそ、彼に心酔したその後は一気にレーンびいきになったのね)、あー、クエイシー(ドルリー・レーンの昔からの付き合いの衣装・メイク係)、いいキャラだなぁ!、などなど、レギュラーのみなさんの新たな一面を見る思い。昔から知っている人と初めて会った時の印象を改めて思い出すのに近い感じで。これもまた再読する楽しみ。
満員電車、海辺と船、また電車と舞台もいろいろで、ニューヨーク周辺を動き回る躍動感。必然性のあるダイイングメッセージなど、その先駆性には改めて驚く。ドルリー・レーンという独特すぎる登場人物がただの道化ではなく、底知れぬ人間性を持つものとして描かれているから、これはパズル小説ではなく新訳に耐えうる<小説>になっているのだ。
犯行動機などが古いのは致し方ないけど、その時代を明確に描写しているから「30年台のアメリカってこんな感じだったのか」と知ることもできる。終戦後の傷も見えるけれど、本土が焼かれていないのは大きく、余裕がうかがえるんだよなぁ。でもドルリー・レーンのシェイクスピア談義からは、イギリスへの羨望みたいなものも見えたりして。
解説の有栖川有栖曰く、現在もエラリー・クイーンが広く読まれているのは日本だけらしい。
なんでだろ? 古典を大事にするお国柄? ベーシックと認定されたものから入ろうとする国民性?
本格推理を愛する国内作家が定期的に現れ、それぞれがエラリー・クイーンらへの愛を口にし、そして定期的に新訳が出る。だから新しい読者も手を伸ばす。そういうサイクルが出来上がっているからかな。ミステリ好きとして、日本に生まれてよかった。

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紙の本

不朽の名作!!!なんだけれど…どうにもこうにも探偵役が好きになれない(笑)。

2011/07/11 11:41

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:惠。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

不朽の名作と呼ばれる作品のひとつ。でもわたしにとっては初クイン。

翻訳ものは苦手なので新訳(2009年刊)を選んだのだけれど、それでもやはり読み辛いったらありゃしない(笑)。でもそれはおそらく、文章云々翻訳云々のせいではなく、ドルリー・レーンという主役を張る探偵のせいだろう。


ニューヨークという大都市の満員電車の中で発生した大胆な殺人事件。その捜査のために、警察が協力を仰ぐのが、聴覚を失った元俳優のドルリー・レーンなる人物だ。そもそも、なぜ警察が彼に協力を要請するのか、そのへんの経緯に納得できない。しかしそんな根本的なことを突っ込んでいては話が進まないので華麗にスルーを決め込む。

が。このレーンが回りくどいのだ。回りくどいしもったいぶってるし何が言いたいのかよくわからないし論点をずらすのが好きだし…と、ひとことで言うと、面倒くさい。

『Xの悲劇』というタイトルは秀逸だとは思う。だけど、その「X」の意味も気に入らない。なんだかなぁ。全体的に好みじゃないのだ。

と、けちょんけちょんに言ってるのだけれど、それでもY、Zと読もうとしている自分がいるから不思議。


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2009/01/31 14:30

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2009/02/17 20:09

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2009/11/15 23:31

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2012/09/17 22:13

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2012/11/10 20:11

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