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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2008.12
- 出版社: 春秋社
- サイズ:20cm/390p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-393-62182-0
読割 50
紙の本
ハイエク全集 新版 新装版 1▷別巻 隷属への道
資本主義は本当に悪か? ケインズ政策、ナチズム、スターリニズムに対抗して、「自由」と「市場」の価値を20世紀の歴史から説き明かす。M・フリードマンによる序文つき。〔新装初...
ハイエク全集 新版 新装版 1▷別巻 隷属への道
隷属への道
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商品説明
資本主義は本当に悪か? ケインズ政策、ナチズム、スターリニズムに対抗して、「自由」と「市場」の価値を20世紀の歴史から説き明かす。M・フリードマンによる序文つき。〔新装初版:1992年刊〕【「TRC MARC」の商品解説】
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著者/著名人のレビュー
ハイエク全集?の別...
ジュンク堂
ハイエク全集?の別巻である本書(新装版)は、戦時中の一九四四年に刊行され、大きな反響を呼んだ。
全体主義、社会主義、ファシズムを徹底的に批判、直接的には当時の敵国であるナチスドイツを念頭に書かれている。ただし、ハイエクはそれをドイツ固有の問題とは決して捉えていない。全体主義の根が自国の側にも存在することを踏まえ、その危険性を鋭く追及する。
いまや、古典とも言うべき二十世紀思想の名著。
紙の本
新自由主義に続く一作
2019/05/08 15:23
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:undecane - この投稿者のレビュー一覧を見る
1929年から続いた恐慌、大戦期において、社会は右派左派を問わず、全体主義の方向に向かっていた。ハイエクはこの世界の流れの中で、人類に本当の意味での「自由」を保持し続けることができるのだろうか?と問うている。
紙の本
人間の想像力には限界がある
2016/12/08 23:35
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:休暇旅行 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「きわめて重要なことは、どんな人間であろうが、限られた分野以上のことを調査することや、ある一定の数以上のニーズがどれだけの緊急性を持っているかを考慮することは、不可能であるという、基本的な事実である。自分の物質的な必要にしか関心のない人であれ、すべての人間の福祉に熱い関心を持っている人であれ、考慮できる目的の数は、全人類のニーズ全体に比べれば、きわめて微小な一部にすぎないのである。」
「個人主義哲学は、通常言われているように、『人間は利己的でありまたそうあらねばならぬ』ということを前提としているのではなく、一つの議論の余地のない事実から出発するのである。それは、人間の想像力には限界があり、自身の価値尺度に収めうるのは社会の多様なニーズ全体の一部分にすぎないということである。」(pp.73-74)
紙の本
古典ではあるが
2016/03/26 17:13
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぱらふぃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
トマ・ピケティの「21世紀の資本」の影響があって富の再分配が注目され、政治の世界では「民共合作」といわれるような左派連合の台頭もある。日本が社会主義国になるとは思わないが、集産主義的な考えに寛容になっているような気配はある。
集産主義的な計画経済に陥れば、本書が示すように経済的自由は保証されず、市場が抑制され、職業選択の自由も剥奪されてしまうだろう。もちろん、貧富の格差拡大は事実であって、何らかの対策を行うことが望ましい。
本書は1944年の著書ではあるが、それゆえ、現代にも通じる問題を歴史的な過ちを念頭にしつつ見つめる、良い一冊となってくれる。
紙の本
資本主義は本当に悪かを問う作品
2016/02/03 16:32
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:素振りをする素振り - この投稿者のレビュー一覧を見る
社会主義を支持する者たちの社会主義という概念は、沢山の人の平等や生活の安定といった社会主義の究極目標としての理想や民間企業の廃止、生産手段雌雄の撤廃や計画経済体制の創設といった特定の方法を意味している。これだけではなく他にも様々な解釈がなされており、社会主義について混乱を招く結果を生み出している。
紙の本
感想
2014/01/05 22:03
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:min - この投稿者のレビュー一覧を見る
自由主義への嫌悪感が、ファシズムのゆりかごになった。
そして計画経済を目指した有能な人々は、その努力に
よって地獄を作ってしまったいう。
市場の情報統制、計画化は、変数が多く、簡単には割り
切れないものが多く含まれ、不可能であるため、競争が
政府の介入や強制なしに調整可能な唯一の方法と説く。
* * * * * * * * * * * * * *
しかし、現在の市場を見てみれば、競争とは別の側面で、
信用創造は破綻しているように見える。
何がしかの計画化が必要に見えているので、歴史は
また螺旋階段を一周登って繰り返すのであろう。
紙の本
ハイエク全集 1-別巻 新版
2012/09/18 23:11
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のんびり屋のカユ - この投稿者のレビュー一覧を見る
隷属への道、という有名な本。
資本主義は善で、社会主義や共産主義という計画化は独裁体制に至る悪である、というのを
多種多様な側面から言及している。
社会主義や共産主義=隷属、として
そこへ至る道はどのようなものであるか、ということを
随所に述べている。
ただ、最後のほうで
「法(道徳)の支配を実現するために絶大な権力をもった国際的当局が必要」と
それが今まで批判してきた隷属体制と同義になりうることに気付かない辺りは
全体的に見た時に少々詰めが甘い。
話の流れを整理するのが難しいところが散見されるため
どちらかというと専門家向け。ただ言葉は難しくないので
「ちょっと専門的なことも知ってみようかな?」
と思ったら手に取るといいでしょう。
紙の本
意味不明でした・・・
2012/07/08 20:13
6人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ミスターチルドレソ - この投稿者のレビュー一覧を見る
あまりにも内容が意味不明で、読むのに苦労しました(本当に意味不明で、毎日10ページずつ読みすすんでいきました。それでもかなり辛くて、読んでてイライラしてきました・・・)。難しい言葉が使われているわけではないのですが、意味不明な内容で、全く理解できませんでした。難しい言葉はないし、難しい書き方ではないのに、読みにくい本ってあるんですね。ヘーゲルの本と似たような所があります。はっきりいって、普通の人では理解できない本で、ネットのレビューなどでこの本をオススメしてる人も、ほとんどはイマイチよくわからなかったはずだと思います(最後まで読めた人がどれほどいるのでしょうか・・・?)。