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紙の本
高原好日 20世紀の思い出から (ちくま文庫)
著者 加藤 周一 (著)
著者は戦前昭和から、日本にいる限り、夏の数ヶ月を信州の高原で過ごした。そして堀辰雄や立原道造に始まり、中村真一郎や福永武彦、中野好夫、朝吹登水子、辻邦生、岩波茂雄、臼井吉...
高原好日 20世紀の思い出から (ちくま文庫)
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商品説明
著者は戦前昭和から、日本にいる限り、夏の数ヶ月を信州の高原で過ごした。そして堀辰雄や立原道造に始まり、中村真一郎や福永武彦、中野好夫、朝吹登水子、辻邦生、岩波茂雄、臼井吉見、丸山眞男、武満徹など、多くの人々との出会いを愉しんできた。その70年に及ぶ交友を回想し、「連想によって人から人へ移り、気分によって風景から風景へ彷」った航跡を綴った随筆集。【「BOOK」データベースの商品解説】
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夏の日の高原で交わされた多くの人々の思い出
2023/04/19 11:56
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ポラーノの広場 - この投稿者のレビュー一覧を見る
加藤周一氏の信州追分村で過ごした夏の日々。そのなかで交わされた多くの人々の思い出。加藤氏はこの本をこころから愉しく書き進めたに違いない。本書をとおして、読者もまた夏の日の高原の静かなひと時を愉しむことができる。登場するのは堀辰雄から始まって片山敏彦、福永武彦、中村真一郎、朝吹登水子、辻邦生などなど綺羅星のごとくならんでいる。それぞれの短い文章に、高原でくつろぎながら交わされた会話や人物の様子が描かれていて興味をそそられる。後半には小林一茶や佐久間象山、太宰春台といった人も登場する。