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紙の本
東京の地霊 (ちくま学芸文庫)
著者 鈴木 博之 (著)
三井財閥と久能木一族が争った一等地・日本橋室町、薄幸の皇女の影をひきずる林野庁宿舎跡地、天海僧正が京都を模した上野の山…。どのような土地にも、時を経ても消えることのない歴...
東京の地霊 (ちくま学芸文庫)
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商品説明
三井財閥と久能木一族が争った一等地・日本橋室町、薄幸の皇女の影をひきずる林野庁宿舎跡地、天海僧正が京都を模した上野の山…。どのような土地にも、時を経ても消えることのない歴史・記憶の堆積、「地霊(=ゲニウス・ロキ)」がある。それは、土地に結びついた連想性と可能性を生み、その可能性の軌跡が都市をつくり出していく。江戸から平成まで、近代の東京の歴史は、そうした土地の歴史の集積として見ることができるだろう。数奇な変転を重ねた都内13カ所の土地を、新しい視点から考察し、広く話題を呼んだサントリー学芸賞受賞作。【「BOOK」データベースの商品解説】
【サントリー学芸賞】【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
東京都内の数奇な歴史を辿った13カ所を厳選して、その歴史過程、地霊について詳細に解説した類まれな一冊です!
2020/04/23 09:33
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、東京都内の13か所の土地について、その歴史、記憶、そして地霊について詳細に解説した非常に珍しい一冊です。例えば、日本橋室町という土地は、その昔、三井財閥と久能木一族が争奪した土地でした。当地は、林野庁宿舎跡地であり、天海僧正が京都を模した上野の山があまりました。こうしたそれぞれの土地にまつわる歴史を追っていくことで、そこに深く根ずく地霊が蘇ってくると著者は言います。同書では、都内でも実に数奇な歴史と変転を重ねた興味深い土地、13カ所を詳細な解説で紹介していきます。東京が今さらに興味深い土地になって、私たちの面前に現れます。