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誕生日の子どもたち (文春文庫)
「私が泣くのは大人になりすぎたからだよ」。かつて悪意の存在を知らず、傷つけ傷つくことから遠く隔たっていた世界へカポーティは幾度となく立ち返ろうとした。たとえその扉はすでに...
誕生日の子どもたち (文春文庫)
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商品説明
「私が泣くのは大人になりすぎたからだよ」。かつて悪意の存在を知らず、傷つけ傷つくことから遠く隔たっていた世界へカポーティは幾度となく立ち返ろうとした。たとえその扉はすでに閉ざされていようとも。イノセント・ストーリーズ—そんな彼のこぼした宝石のような逸品六篇を、村上春樹が選り、心をこめて訳出しました。【「BOOK」データベースの商品解説】
収録作品一覧
誕生日の子どもたち | 7−50 | |
---|---|---|
感謝祭の客 | 51−106 | |
クリスマスの思い出 | 107−136 |
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書店員レビュー
冬が近づくと読みたくなる一冊。
MARUZEN&ジュンク堂書店札幌店さん
『クリスマスの思い出』『あるクリスマス』の二篇を含む、自伝色の濃い短篇集である。
作品はいずれも七歳から十五歳までの「僕」を主人公とし、クリスマスに誕生日、感謝祭といった祝祭にまつわる悲喜こもごもを、繊細な筆致で描き出している。
思えばかつてクリスマスは、“完全無欠”な幸福――いま言葉にしようとすると尻込みしてしまうような輝かしいもの――の象徴だった。
予定調和を信じる子どもの思いにごまかしは効かない。傷つかずに生きるために私たちはそれを捨てて成長するが、誰もが確かに持っていたイノセンスを、痛みを伴って思い出させる一冊だ。
紙の本
人間のイノセンス
2015/08/24 19:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
カポーティの小説は、以前に「冷血」を読んですごい小説だと思いましたが、それ以外の小説は読んでいませんでした。最近「ティファニーで朝食を」とこの短編集を立て続けに読んで、「冷血」がカポーティにとって、際立って異質な小説なのだとわかりました。この短編集で表されているのは人間のイノセンスということです。特に表題作に出てくるおばあさんは最高です。これ一作だけでも読む価値があります。
紙の本
優しい描写!
2015/02/17 12:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:スタヴローギン - この投稿者のレビュー一覧を見る
綺麗で優しい描写だった。
何度でも読み返したい。
村上春樹の翻訳が突き抜けていた。
過去の無垢な少年時代を思い出したい人にはおすすめ!