紙の本
肩のこらない美味しい食事
2016/08/26 21:43
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投稿者:猫目太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ジャンクフード」と言えば、身体に悪い食事でしょう。だが、本書はそんなジャンクフードを食べて、作って、また食べた、著者の「食べる幸せ」が溢れ出す。「ガラクタ」という意味ではなく、著者は「ジャンクフード」の定義を彩り豊かで、ガーリッシュな可愛らしさと雑だが、ひと口食べたら「幸せ」に浸れる食事だと疑わない。中には「これは流石にジャンクじゃ無いでしょう。」と思う御節や、トムヤンクン。などの文章を読めば「そうだジャンク」と納得する。昭和テイストの挿絵と本文が、「食べ物自慢エッセイ」とは違い、読者が手の届く、肩の凝らない作品に仕上げている。ポテトチップサンドイッチという物を食べてみたいな。
紙の本
エッセイ
2016/02/27 20:52
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投稿者:ぺろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
以前はエッセイはまったく読まなかったのですが、最近お菓子のことが描かれてあるエッセイが好きなので購入してみました。短編で読みやすく、美味しそうな表現をされているので購入して良かったです。
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久々に野中柊のたべものエッセイ読んだ気がします。
ちょーーっと・・間違って・・ますよ?って認識のがあったりするのですが(笑)
軽く読めて楽しい。
しかし、アメリカンな趣味ですね、当然といえば当然ですが。
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小説家としてだけでなく、詩人、さらには童話作家などとしても活躍されてる野中さんですが、日々の中で巡り合い、愛し続ける48種の食べ物について、思い入れたっぷりに綴るエッセイ集。
“ジャンクフード”と呼ぶのには?って感じものもたくさん並んでおりますが、「色々な楽しい食べもの」といった感覚でのチョイスとのこと。
確かに、どれもこれも美味しいだけではなく、食べるまでのワクワク感・食事中のハフハフ感・食後の満足感といずれもを楽しめる面々です。
つまり、役者で言うならば2枚目というよりも3枚目な感じの「やめられない止まらない」食べ物たち。
子供のころや学生時代の思い出、さらにはアメリカ生活の中で得た味覚も含めて描かれた魅惑の食べ物たちは、読むほどに食欲をそそるのでありました!
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タイトル買いした本だけどヒット。これを読んでオムライスを久々に作りました。お腹がすいてる時に食べると危険!いろんなもの、食べたくなっちゃう!
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この本、読み終わりたくない!
ってことで、途中でストップしてます。
紹介されるジャンクフードが食べたくなっちゃって、今はトーストにピーナツバター塗って朝ごはんに♪
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表紙買いしてしまったエッセイ。
読めば読むほど、きっと食欲のわいてくる本。
つまみ食いをする要領で目次で目に留まったジャンクフード(中にはお節料理などもありますが・・)のページから読んでいくと楽しいかも。
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人生に必要なのは、愛と勇気とジャンクフードなのだ
帯の文句が非常に魅力的です。
カバーデザインもとてもお洒落で好み。
馴れ馴れしく語りかけるような文章はあまり好みではありませんが、
誰もが一つや二つは持っているような、
ジャンクフードにまつわるエピソード、という着眼点は好き。
きっと、それぞれの一種類ずつについて語ってたら話題に困らないに違いない、
それほど身近で、懐かしい感じがする本です。
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ジャンクフードとは、手軽に食べられるもの、と認識してるので
それから考えると、確かに、と思うものもありましたし
そうかな? と首をかしげるものもありました。
それでいくと、おすしもおせちもジャンクフード。
とにかく次から次へと食べ物が出てくるので
お腹が空いている時には確実に危険です。
食べたい、とかいう問題ではなく、己の想像力がいつも以上に働いて
しかもそれが色々な方向から、色々な種類まで。
確実に食べた事があるものばかりなので、想像しやすく
味も思い出せる、というのが難点かと。
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ハンバーガー、カレー、ピザなんてメインディッシュからゼリー、かき氷、シェイク、アップルパイ、あんみつなんてデザートまで、幅広く楽しめるジャンクフード。
いかにも「ジャンク!!」 って食べ物48種のエッセイ集。
お腹が空くのが難点…笑
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感想*野中柊さんは食べ物のこと書かせたら天才で、そうそう、そういう三枚目の食べ物たち、良いよね!とお腹が空きます(笑)それぞれにTPOがあって、たとえばゼリーはお昼なら日向の光をうけるか夜は照明の下で食べると、きらきら輝いた宝石みたい!というような、馴染みのあるたべものが文字から映像になって色づく様がいきいき!味覚が刺激されるエッセイ(笑)
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著者のワクワクとした楽しい気持ちは伝わってきたけれど
馴れ馴れしい感じの文体と
軽すぎる内容がちょっと私には合わなかった。
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ごはんもののエッセイは数多くはあるが、ジャンクフードに着目したのは珍しい。
たいがいのごはんエッセイは「厳選されたこだわりの食材を」「時間をかけ丁寧に」「食べる人のことを考え」と一種宗教的な内容が多い。
そりゃ、丁寧にとった出汁をぜいたくに使ったちゃわんむしやら、あずきをひとつひとつよったアンでこしらえたもなかなんか、とってもおいしい。
けれど、数か月に一度、あのギトギト油のフライドポテトとかこってりすっぱいフィレオフィッシュなんかをずるずるマックシェイクのみながら、雑誌めくりつつ食べたくなるときなんかあるじゃない。
美味しんぼとかのみならず、ズボラ飯なんかがヒットを飛ばしたのはそういう背景もあるってことです。
筆者はジャンクフードの本場アメリカで暮らしていたこともあり、手軽に食べられるもの=ジャンクということで、扱っているものもギョーザにおにぎり、チーズケーキと幅広い。
いや、それジャンクちゃうし、とつっこみたくなるものもあるが、ジャンクフードにまつわる背徳感と幸福感には共感できる。
手作りクッキーレシピ食べたいなー。ジャンクじゃないけど。
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アイスクリームにポテトチップス、果てはたこ焼きからおにぎりまで、ついつい手を伸ばさずにはいられないジャンクフードのきらきらした魅力がぎっしり詰まった一冊。
野中さんは本当に食べるのが好きなんだろうなあ。
新しい味を想像して心を踊らせたり、懐かしの味に共感しつつ思い出して恋しくなったり、食べ物に関する豆知識なんかも楽しくて頭も心も満たされます。
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ジムでヘトヘトになって、家に帰ってすぐにあっついシャワーを浴びて、あっつい紅茶を飲みながらこのエッセイを読んで寝る。
という、ドMなルーチンをここしばらく続けていました←
だって、読んでたらめちゃくちゃ食べたくなるんだもの!美味しそうなんだものー!
そんな訳で、文芸部メンバーC子さんオススメのフードエッセイ( ^ω^ )です!
自分では絶対にスルーするようなジャンルなのですが、やっぱり人に本を紹介してもらうって良いなあ。
素敵なエッセイと出会わせてくれてありがとう、と読み終わってすぐに伝えたくなりました。
料理を作る過程や、食べてる時の食感や匂いや音、どれを取っても喉が鳴ります*\(^o^)/*
畏まった料理じゃなく、ジャンクフードっていうのも良かったかもなあ( ^ω^ )読みやすい!
その料理を食べたくなるのはもちろん、作ってみたくなるようなワクワク感まで煽られちゃって、夜中に読んでる私はもう「うわー食べたい!料理したい!」と布団の中でジタバタしながら眠りに就くのでした。