現代思想の教科書 ──世界を考える知の地平15章
著者 石田英敬
現在、私たちを取り巻く「知」の数々は、20世紀以降の世界がおかれた4つの状況から発生する。本書ではそれを、ポスト・グーテンベルク状況、ポスト・モダン状況、ポスト・ナショナ...
現代思想の教科書 ──世界を考える知の地平15章
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商品説明
現在、私たちを取り巻く「知」の数々は、20世紀以降の世界がおかれた4つの状況から発生する。本書ではそれを、ポスト・グーテンベルク状況、ポスト・モダン状況、ポスト・ナショナル状況、ポスト・ヒューマン状況と名づける。そして、そこから浮かび上がってくる「イメージと記号論」「情報とメディアの思想」「ナショナリズムと国家」など、15個のトピックスに切り分け、ソシュール、レヴィ=ストロース、フーコーという巨人たちの思想を読みなおしていく。ありきたりの哲学教科書では学ぶことのできない、現代思想における全ての最重要論点を、一から平明に解く15章の徹底講義。
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現代思想の最重要論点を整理して解いてくれる画期的な哲学書です!
2020/04/14 09:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、現代思想において最も重要な論点を平易に教示してくれる哲学書の決定版です。同書の中で著者は、「現代の私たちを取り巻く<知>というものは、20世紀以降の世界に現れた4つの状況から発生している」と主張します。その4つとは、(1) ポスト・グーテンベルク状況、(2) ポスト・モダン状況、(3) ポスト・ナショナル状況、(4) ポスト・ヒューマン状況、だと説かれています。さらに著者は、そこから浮かび上がってくる「イメージと記号論」や「情報とメディアの思想」、「ナショナリズムと国家」といったものを、ソシュール、レヴィ・ストロース、フーコーといった偉大な哲学者の思想をを読み直しながら見つけていきます。なかなか読み応えのある画期的な一冊です。