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紙の本
新書がベスト 10冊で思考が、100冊で生き方が変わる (ベスト新書)
著者 小飼 弾 (著)
知的アウトプットは、新書を読むほど磨かれる! どんどん「つまみ読み」して脳内マップを広げていけば、他の本なんて読まなくても十分です。新書というツールを最大限に生かす方法、...
新書がベスト 10冊で思考が、100冊で生き方が変わる (ベスト新書)
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商品説明
知的アウトプットは、新書を読むほど磨かれる! どんどん「つまみ読み」して脳内マップを広げていけば、他の本なんて読まなくても十分です。新書というツールを最大限に生かす方法、人と差がつく選び方、楽しみ方を教えます。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
小飼 弾
- 略歴
- 〈小飼弾〉1969年生まれ。カリフォルニア大学バークレー校中退。投資家、プログラマー、ブロガー。ディーエイエヌ有限会社代表取締役。著書に「空気を読むな、本を読め。」など。
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書店員レビュー
毎月、数多くの新刊が...
ジュンク堂書店大阪本店さん
毎月、数多くの新刊が出る新書。文字通り玉石混合の中から、如何に石を避けて玉を選ぶのか。自身のブログで数多くの書評を手掛ける氏が、初心者に向けて書いた新書のための読書作法。
個人的には、ページを順に従って読み進めるより、後半Part3で開陳されている氏の各新書レーベル見立てを先に読む事をオススメします。本当に各レーベルの特徴を掴んでいて、頷く事しきりでした(笑)。
大手から新規参入組迄の各レーベルの傾向を掴んで、前半Part1・2の技術論を実践すれば、自分なりの新書MAPを作るのも、決して難しい事ではないかも知れません。一度お試しあれ。
人文新書担当:岡
紙の本
生き残るためには新書を読め。具体的、多角的な新書読書論。刺激を受け、考え、行動せずにはいられない!
2010/06/21 04:41
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:月乃春水 - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルが秀逸です。「ベスト新書」から出た『新書がベスト』。
サブタイトルは─10冊で思考が、100冊で生き方が変わる
新書の読み方、買い方、新書を10倍活かす方法、新書のレーベル別にお勧め本とダメ本が紹介されています。
帯には「新書にクソ本なし!」と書かれています。が、要注意。
著者の小飼弾氏は、新書すべてが良書、と言っているわけではありません。紹介されている本には「ダメ本」もあるのです。
しかし、ダメ本に当たる経験も必要で「ダメ本とはこういうことか」と肌身で感じ、ダメ本をつかみ慣れないとたくさんの本は読めない。そこそこ普通の本よりも強烈にダメな本の方が、強い印象を残し、結果的により多くのことを考えさせてくれる、とのこと。
現代において、膨大な情報に取り囲まれている私たち。本を活用しなければ生き残れなくなっている。それはなぜなのか。本の価値は何なのか。
「生き残る力」を付けるためには、多様なカテゴリーを擁したノンフィクションを読むべき。ノンフィクションは新書で十分、と、著者独特の歯切れよくユニークな理論が展開されています。
◆目次◆
序章 生き残りたければ、新書を読め
1.なぜ今、本を読まなければならないのか
2.新書以外は買わなくていい
Part1 新書の買い方、読み方
1.読書レベル0からの【初級編】
2.なんとなく読みはじめてからの【中級編】
Part2 新書を10倍生かす方法
1.タイトルから本の出来を測る
2.ダメ本も味わう
3.疑うことを楽しむ
4.洗脳されずに自己啓発本を読む
5.話題の本とは距離をおく
6.ジュニア向け新書はこんなに楽しい
7.複数の新書を同時に読む
8.本で得た知識を活用する
9.「超」整理法で本を整理する
10.ウェブを使って本を読む
Part3 新書レーベルめった斬り!
1.貫録のある老舗レーベル
2.新書界の革命児たち
3.科学を楽しむ新書レーベル
4.セットで買いたい新書レーベル
5.色が定着してきた熟成期レーベル
6.テーマの鮮度が命の上昇中レーベル
終章 新書と電子ブックの未来
コラム
1.文字だけの本とコミックの違い
2.英語圏での本の常識
ジャンル別 逆引きインデックス
(数字の表記が実際の目次とは異なります)
読書の意味、価値、そして本の読み方。
刺激を受け、考え、なにかしらの行動に出ない人はいないのではないか。それほどの勢いがあります。
わたしも新書をいくつも購入し、読み始めました。(さすがに本文で紹介されている、書店で棚からごっそり「選ばず」「適当に」まとめ買いする方法はできませんでしたが…)
ただ単に、乱読、多読を勧めているわけではありません。目次にもあるように、方法は具体的、多角的です。
たとえば、このような記述があります。
『本を10冊読んだら、ひとつ考えてほしいことがあります。それは本の内容ではなく、自分がどう影響されたかということ。(略)
「この10冊を読んだことで自分はどう変わったか」を感じるのです。
ほんの些細なことでよいのです。本を読んだ自分と、読む前の自分との違いを見つけてください。違いをみつけたのであれば、それは量をこなすことで得た知識があなたの血肉になったということです。』 (P39-40)
読書をこれから本格的にはじめたい人、そこそこ読んでいる人、すでにかなりの読書人、どなたにも得るところ大!の新書です。
本についてのよもやま話。 <ブログ> 本のことあれこれ
紙の本
すぐ読めて面白い。著者の考える「良い新書」の形態になっている。
2011/02/19 16:50
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「新書はこんな本」を考え、そこから「読むことの意味」をちょっと考えることが出来る本でした。私も新書は比較的沢山読んでいると思います。「ハズレ」もありますが、著者の書くとおり「失敗も勉強のうち」と思えばどんな本もそれなりに役立っているのでしょう。いや、役立てようと「転んでもただでは起きない」心がけが大事、というのでしょうか。
Part1は「新書の買い方、読み方」。「読書の必要性」「こんな風に読みはじめたら」が書かれています。「10冊読んだら、自分がどう変わったかを考えてみよう」という提案は「読んだぞ」と自分で確認するためにもよい提言だと思います。
Part2は「新書を10倍生かす方法」。著者なりの「読み方のヒント」が載っています。「ジュニア向けはあなどれない」などは痛感しているところだったのですが、意見が合わないところも結構あります。そこは著者の提言どおり「突っ込みいれながら」読めばいいでしょう。少し読書経験がある人なら、突っ込みどころは満載だと思います。
ウェブの活用なども視野に入っているのは著者らしいところです。
「Part3 新書レーベルめった斬り!」は、多出している新書レーベルの概評。それぞれの特徴をつかんでいて面白かったです。この部分が本書の約半分。おすすめの書評紹介にもなっています。もちろん「ダメ本」の紹介にも。
著者は新書は「一冊十分もかけない(P83)」そうですが、どこからでも読めるし、読みやすいので10分とはいいませんがかなり速く読めました。著者の思う「望ましい」新書とはこういう形態なのかなと想像した次第です。
著者的にいえば「ベストの新書はベスト新書の『新書はベスト』」?
紙の本
新書で十分なわけでもなく レーベルについて不同意だ
2024/02/12 22:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:清高 - この投稿者のレビュー一覧を見る
1.内容
小飼弾によると、「これからの世の中で生き残りたければ、新書を読め」(p.14)という。そのための方法論をPart1(原文はローマ数字も、アラビア数字に改めた。以下同じ)とPart2で記し、Part3では、小飼が分析する新書レーベルの傾向を記したものである。
2.評価
(1)Part2まで。ア.方法論はそれなりに有益な内容だと思う。しかし、イ.新書は、幅広い知識を得るうえで有益だとは思うが、「ノンフィクションは新書で十分」(p.29)とは思わない。より詳しい知識を得るにはハードカバーの方が有益な場合が多いからであるが、読者にも心当たりがあろう。
(2)Part3は、ア.レーベルの傾向は参考になるも、筆者は内容次第と考えていること、イ.2024年時点ではレーベルの変遷もあり、内容が古くなっていること、以上2点が減点ポイントである。
(3)以上、(1)のイ、(2)のア、イが減点ポイントだが、(1)のアの有益性が5点、減点ポイントは1点減点、合わせて4点とする。