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読割 50
紙の本
まぼろしハワイ (幻冬舎文庫)
著者 よしもと ばなな (著)
パパが死んで三ヶ月。傷心のオハナは、義理の母でありフラダンサーのあざみとホノルル空港に降り立った。あざみの育ての親マサコの、永遠の踊りに出会い、薄青い空、濃い緑、白く尖っ...
まぼろしハワイ (幻冬舎文庫)
まぼろしハワイ
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商品説明
パパが死んで三ヶ月。傷心のオハナは、義理の母でありフラダンサーのあざみとホノルル空港に降り立った。あざみの育ての親マサコの、永遠の踊りに出会い、薄青い空、濃い緑、白く尖った波を眺めるうちに、涙の嵐に襲われる日々が変わっていく。パパはもうどこにもいないけれど、人生は続くのだ。優しいハワイに包まれ、生命が輝き出す奇跡の物語。【「BOOK」データベースの商品解説】
フラダンサーのあざみと、義理の娘オハナ。ふたりは、夫としてまた父として、愛しぬいた男への強烈な思慕を抱えてホノルルに降り立つ。細胞が甘く官能的に動き始めるその地で、ふたりは懐かしい人々に出会い、鮮やかな自然に包まれる。ハワイで彼らが経験した驚きの癒しの旅――。他作品も、同性愛など禁断の愛も盛り込みながら、読後には生きる喜びを強烈に感じさせるものばかり。フラダンスの修業も積み、5年に渡りハワイを行き来した著者がついに発表する傑作ハワイ小説集。【商品解説】
収録作品一覧
まぼろしハワイ | 7−116 | |
---|---|---|
姉さんと僕 | 117−163 | |
銀の月の下で | 165−236 |
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紙の本
ハワイ諸々
2015/09/18 11:08
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:黒猫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「まぼろしハワイ」「姉さんと僕」「銀の月の下で」の三編からなっている。「まぼろしハワイ」はいつものばななさんらしい話で、ただ読み終わった後フラとかハワイ賛美の印象を多く受けました。「姉さんと僕」はばななさんの少ない男性視点のお話で、10歳でいっぺんに両親を事故で失うことになった姉と、母のお腹から助けだされて生まれた弟の僕のお話で、生きることで抱えるものの関係性を改めて思う作品でした。「銀の月の下で」は「~つまり自分の感情をずさんに扱い、魂を殺すというたぐいのことが、全然違う世界のその人を泣かせている、そういうふうに思ったんだ。」という作中の言葉が人が持つ見えないカルマの成り立ちを思い起こさせ、読んで良かったでした。
紙の本
ハワイが舞台
2018/07/06 17:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:端ノ上ぬりこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
短編3作品
1.まぼろしハワイ
2.姉さんと僕
3.銀の月の下で
1.はパパの再婚相手のあざみさんとオハナが、ハワイに出かけての物語。パパが亡くなり二人は泣いては慰めの日々。あざみさんが依然住んでいたハワイで育ての親のマサコさんに、フラダンスを踊って見せ、マサコさんのフラも見せてもらう。
2.は両親が交通事故で亡くなり、10歳の姉が母のお腹から引きずり出された僕をおばさんと共に面倒を見てくれる。そのおばさんがハワイで挙式をあげるため出かける。
3.は両親の離婚後、父と後妻の水野さん、水野さんの連れ子の春香ちゃんと、コホラがハワイ旅行に。そこで広田さんと偶然出会う。母と再婚相手の小林さん、17歳のコホラは小樽旅行をする。お店のトイレでコホラは泣いてしまう。
いずれも、ハワイが舞台の物語。すべてを包み込んでくれる優しさや温かさがハワイという場所がよき似合う。色々考えさせられた。
紙の本
ハワイかあ
2022/02/08 18:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ハワイに行った事がないのでハワイの雰囲気や世界観は知りません。
でもハワイの良い面は、自然と生き、神や見えない物と共に生きてるのかなあ?と思いました。
観光地、芸能人が行く所、芸能人の家族が住む所。ではない神々と生きている面が想像できて良かったです。