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紙の本
緋色の研究 (創元推理文庫 シャーロック・ホームズ全集)
著者 アーサー・コナン・ドイル (著),深町 眞理子 (訳)
異国への従軍から病み衰えて帰国した元軍医のワトスン。下宿を探していたところ、同居人を探している男を紹介され、共同生活を送ることになった。下宿先はベイカー街221番地B、相...
緋色の研究 (創元推理文庫 シャーロック・ホームズ全集)
緋色の研究【深町眞理子訳】
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商品説明
異国への従軍から病み衰えて帰国した元軍医のワトスン。下宿を探していたところ、同居人を探している男を紹介され、共同生活を送ることになった。下宿先はベイカー街221番地B、相手の名はシャーロック・ホームズ―。永遠の名コンビとなるふたりが初めて手がけるのは、アメリカ人旅行者の奇怪な殺人事件。その背後にひろがる、長く哀しい物語とは。ホームズ初登場の記念碑的長編。【「BOOK」データベースの商品解説】
異国への従軍から病み衰えて帰国した元軍医のワトスン。下宿を探していたところ、同居人を探している男を紹介され、共同生活を送ることになった。下宿先はベイカー街221番地B、相手の名はシャーロック・ホームズ──。永遠の名コンビとなるふたりが初めて手がけるのは、アメリカ人旅行者の奇怪な殺人事件。その背後にひろがる、長く哀しい物語とは。ホームズ初登場の記念碑的長編! 解題=戸川安宣/解説=高山宏【本の内容】
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紙の本
ドイル最大の貢献は、やはりこのホームズとワトソンのコンビ創出と二人の造型にあり
2023/08/19 11:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Haserumio - この投稿者のレビュー一覧を見る
昔に既読のはずなのですが、すっかり内容を忘れていたことに愕然としつつ、オリジナルの持つ独特のアウラと「豪華二本立て」構成の妙(「現在の事件と、その背景を描く過去の冒険物語」(244頁))に導かれてほぼ一気読み。(ついでに、かつてロンドンのホームズ・ミュージアムを訪問した記憶も蘇り。)来月のNHK「100分de名著」の予習として読んだのですが、久し振りのホームズ、実に面白かった。(書名の由来は、77頁にあります。)
細部について幾つかメモっておくと、モルモン教(末日聖徒イエス・キリスト協会)描写の過激さ(例えば165~6頁など)は、ドイルはよくこれで命を狙われなかったなという感じだし、ホームズのbackcasting推理法の説明(231~2頁)も印象的。加えて、第一の犯行現場の血痕は犯人が興奮して出した鼻血であった(223頁、235頁)というのは、人を喰っており笑えた。なお、第二部の末尾(207~8頁)の叙述だが、これを書いているのが誰なのか(ワトソンではないことは明白だが、作者たるドイル自身なのか)に、若干の違和感。
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あらためてホームズすごい!
2021/06/02 04:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
緋色の研究は昔読んだはずですが、完全に内容忘れていました。読んでみると予想以上にしっかりとした本格ミステリでした。ホームズとワトスンの出会いが描かれた記念碑的デビュー作でもありますが、それ以上にホームズの推理の過程が詳細に記述されている点は評価すべきところだと思います。穴はたくさんあるかもしれませんが、これだけ状況証拠を並べ立て推理を披露しているのは、まさに論理的推理の模範とされるに相応しいと感じます。「探偵が謎を解く」という本質を実直に表した良いミステリだったと思います。本書の中では、本事件に関するアメリカでのエピソードにかなりページ数を割いていて、それが本格ミステリとしてのバランスを悪くしているという批判は当然あるかと思います。ですが、正直、この部分が一番面白かったです。貴志さんの「硝子のハンマー」を読んだときには「あれっ」と思いましたが、実は緋色の研究他、古典でもよく見られる手法だったのですね。ドイルがただの本格ミステリ書きではなく、冒険譚などにも並々ならぬ才能を持っていたのだなあと思いました。
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今更ながら
2021/01/30 11:36
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MR1110 - この投稿者のレビュー一覧を見る
初めて読みました。ホームズの変人っぷりがすっと入って来ると同時に、その類い稀な探偵力であっという間に事件を解決してしまうスマートさ。さらに第二部で親子と青年が追われる描写は危機迫る表現力でとっても怖かったです。辞書片手に原作もぜひ読んでみたいです。
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ホームズとワトソン
2020/12/30 20:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
子どもの時に読んだ記憶はあるものの、二人の出会いなど全く覚えていませんでした。やはり読み継がれる名作には訳があると納得。面白かったです。
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ホームズとワトスンのファースト・コンタクト
2017/04/23 19:46
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まんだかず - この投稿者のレビュー一覧を見る
記念すべきホームズとワトスンが初対面する作品。
あっという間に犯人を捕らえるホームズに驚き。
それにしても家賃は折半とはいえ、
こんな変人と同居できるワトスンの懐の広さにも驚きです。
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シャーロックホームズ第一弾
2015/12/27 07:54
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:江戸川コナン - この投稿者のレビュー一覧を見る
シャーロックをはじめから読みたい人はこの本から読むべきです。これを読んでからTVドラマを見るとニヤニヤできますよ。