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「大発見」の思考法 iPS細胞vs.素粒子 (文春新書)
トップクォークの存在を予言しノーベル賞を受賞した物理学者と、21世紀最大の偉業といわれるiPS細胞の生みの親。世界が注目する2人が、生命論、脳の神秘から発想法、日常の勉強...
「大発見」の思考法 iPS細胞vs.素粒子 (文春新書)
「大発見」の思考法 iPS細胞 vs. 素粒子
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商品説明
トップクォークの存在を予言しノーベル賞を受賞した物理学者と、21世紀最大の偉業といわれるiPS細胞の生みの親。世界が注目する2人が、生命論、脳の神秘から発想法、日常の勉強術までを語り合う。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
山中 伸弥
- 略歴
- 〈山中伸弥〉1962年大阪府生まれ。大阪市立大学大学院医学研究科修了。京都大学iPS細胞研究所長。
〈益川敏英〉1940年愛知県生まれ。名古屋大学大学院理学研究科修了、理学博士。京都大学名誉教授。
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書店員レビュー
京都で売れなきゃどこ...
ジュンク堂書店京都BAL店さん
京都で売れなきゃどこで売る、と思わず息巻きたくもなる、時めく二人の対談形式の共著です。(そして実際売れている!)
ユニークなお人柄が知られる益川先生ですが、対する山中教授も破天荒なエピソードをたくさんお持ちで、やはり独特の着想を得た二人の会話は面白く、惹きこまれます。
タイトル通りの「思考法」や勉強法についての啓発書というより、ノンフィクション読み物として愉しみました。
理工書担当
紙の本
挫折や回り道ウェルカム! 人生にはムダなことは何一つないことを教えてくれる対談本
2011/02/13 10:42
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:サトケン - この投稿者のレビュー一覧を見る
2008年度のノーベル物理学賞を受賞した益川博士と、生命科学の分野ではノーベル賞間違いなしといわれている山中博士の超ビッグ対談。これがほんとうに面白い。
科学の最先端分野でほんとうにスゴイことをやっている人たちが、胸襟(きょうきん)を開いてホンネで語り合う姿はすがすがしい。そしてまた、このような頭脳を持ち合わせない一般ピープルである私のような読者にとっても、得るところはきわめて多い。内容の濃い対談である。
1940年生まれの益川博士の好奇心の広さと深さには、ほんとうに驚かされる。好奇心に充ち満ちた益川博士が、22年後輩にあたる1962年生まれの山中博士に次から次へと質問していくという、インタビューのような形になっているのもまた面白い。現在の生命科学が、基本的に生物物理学であることからだろうか、理論物理学者のアタマのなかの一部を見ることができたような気がする。
益川博士がアルキメデスではないが、風呂から上がった瞬間にひらめいた話などのエピソードも興味深い。このほか発想のヒントも具体的に語られており、科学者ではなくても参考になるものが多い。
「仮説検証」という科学の基本について、いわゆる「セレンディピティ」はあくまでも考え続けたからこそ遭遇することができるということ、結果としていろんなことをやってきたフラフラ病(?)、「いっけん無駄なものに豊かなものが隠されている」という教訓などなど。
とくに若い人が読めば、科学の道を志していなくても、「人生というのは失敗してもいいんだ、挫折してもいいんだよ」というメッセージが伝わるものと思う。
知的探求の喜びと苦しみ、研究者として生きざまなど、研究生活もまたその他の職業と同じく、きわめて人間的なものなのだと気づかせてくれる元気のでる対談本である。ぜひ多くの人に薦めたい一冊だ。
紙の本
ノーベル賞コンビの考え方
2012/10/20 05:11
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こぶたとともに - この投稿者のレビュー一覧を見る
ノーベル賞を受賞した、2人の京都大学教授(益川氏は名誉教授)による対談集。自身の生い立ち・研究略歴・勉強法・研究内容の簡単なアウトライン・研究者としての資質・人生観まで、幅広い議論が展開される。
研究者の道に進んだわけでない自分にも、有用な指摘が非常に多く、対談内容に考えさせられた。 研究者を志す学生だけでなく、社会人や高校生にも是非オススメの1冊。