「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発行年月:2011.4
- 出版社: メディアファクトリー
- レーベル: MF文庫J
- サイズ:15cm/291p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-8401-3857-4
紙の本
魔弾の王と戦姫 1 (MF文庫J)
著者 川口 士 (著)
竜より与えられし超常の武具を振るい、戦場を駆ける美しき少女たち—“戦姫”。王の下、7人の戦姫は7つの領地を治め、“ジスタートの七戦姫”として隣国に恐れられていた。ブリュー...
魔弾の王と戦姫 1 (MF文庫J)
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
竜より与えられし超常の武具を振るい、戦場を駆ける美しき少女たち—“戦姫”。王の下、7人の戦姫は7つの領地を治め、“ジスタートの七戦姫”として隣国に恐れられていた。ブリューヌ王国の小貴族の少年ティグルは、ある時かりだされた戦で、一人の戦姫と出会う。白銀の髪に紅の瞳、幻想的な美しさと他を圧する威容をあわせもつ少女、“銀閃の風姫”エレン。敵の総大将であるエレンを討ちとろうとするティグルだったが、彼女の人間離れした剣技の前に失敗してしまう。しかし、弓の腕に一目惚れしたというエレンに、「おまえはわたしの捕虜(もの)だ」と宣言されてしまい…!?痛快無比なる最強少美女ファンタジー、ここに開幕。【「BOOK」データベースの商品解説】
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
人々の日常を守るために戦う少女
2011/08/01 22:46
6人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
ジスタート王国との治水を巡る小競り合いが、王子の初陣に格上げされてしまったため、ブリューヌ王国辺境に領地を持つ伯爵ティグルヴルムド・ヴォルンも、戦陣に参列せざるを得なくなってしまった。
手勢はわずか百、貧乏貴族でかつ、ブリューヌでは蔑まれる弓の使い手であるため、後陣で無聊を託っていれば良かったはずなのだが、ジスタートの七人の戦姫のひとり、エレオノーラ・ヴィルターリア、銀閃の風姫エレンの計略に味方は総崩れ、敵勢に踏み散らされ、ティグルは気を失ってしまう。
そんなティグルが目覚めて目にしたのは、掃討戦で追いかけられる味方勢と、敵将の少女エレンの姿。ティグルは敵の指揮を寸断し味方を逃がすためエレンを射殺そうとするも、エレンの力の前に屈して捕虜になってしまう。
エレンの領地に連れ帰られたティグルに与えられたのは、思わぬ厚遇だった。身代金が払えなければ、彼女の部下になれば良いという。エレンがティグルの弓の腕を褒めてくれたこともあり、自国で弓を蔑まれるティグルは悩むが、領地の屋敷には妹のような侍女ティッタが待っているし、エレンの側近の女騎士リムはティグルを殺そうとすることもあり、きっぱりと断ってしまう。
それでもティグルの腕を惜しむエレンは、彼を屋敷にとどめ気が変わるのを待つのだった。そして、エレン陣営にもなじみ始め、エレンとの生活に楽しみを覚え始めた頃、ティグルの下に故郷で政変が勃発したことを知らせる手紙が届く。
弓しかとりえがないけれど弓だけは凄まじい腕前を持つ少年と、戦場を駆け抜けて敵を滅ぼす少女の物語。作者のこだわりなのだろうけれど、少年の側には妹のような少女と、敵対する嫌な少年がいるのはお約束。
ファンタジー的な世界観ながら中世風の技術レベルで、表に出てくる戦場風景は剣を使った白兵戦がメインなのだけれど、魔法的な伏線も多く張られている。
最初と最後に戦闘シーンもあるのだけれど、じっくりと日常を描きながら世界観を構築していく姿勢は素晴らしく好感が持てる。ただこのまったりとした雰囲気が、ファンタジーに対する期待とは異なるという意見もありえそう。
今巻のキャラ構築はかなり成功している気がするので、これはいける気がする。MF文庫J的なファンタジーとして。
紙の本
小学生向け
2012/01/27 21:41
3人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学生向けかと思う薄い文章
所々不自然で不合理な設定や世界観
それを会話だけで説明しようとしすぎて描写が足りていない
逆に裸見ちゃったイベントやら乳揉んじゃったイベントなど、どう見ても必要でない描写が無駄に挟まっている
萌え描写そのものは多くはないが、たんに書けないだけのような薄っぺらさ
イベント単位で展開を作りすぎていて、時間の流れが歪
キャラクターもありがちな上にブレすぎ
竜を殺したというから主人公が何かコツでも掴んでいる伏線かと思いきや、まったく人任せだったのには驚いた