サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 4.2 80件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2011/03/01
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • サイズ:16cm/413p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-10-100513-3

読割 50

読割50とは?

読割50とは?

hontoネットストアおよび、丸善・ジュンク堂・文教堂の提携書店にて対象の紙書籍を購入すると、同一の電子書籍が紙書籍の購入から5年間、50%OFFで購入できるサービスです。
購入時点で電子書籍が未発売でも、紙書籍の購入時期にかかわらず、電子書籍の発売後5年間、50%OFFで購入できます。

または読割50のアイコンがついている商品が対象です。

一部、対象外の出版社・商品があります。商品ページでアイコンの有無をご確認ください。

  • ※ご利用には、honto会員登録が必要です。
  • ※書店店頭でのお買い物の際は、会計時にレジにてhontoカードをご提示ください。
  • ※hontoが提供するサービスで、販売価格の50%OFFを負担しています。

読割50について詳しく見る

文庫

紙の本

細雪 改版 中 (新潮文庫)

著者 谷崎 潤一郎 (著)

【毎日出版文化賞(第1回)】【「TRC MARC」の商品解説】

もっと見る

細雪 改版 中 (新潮文庫)

税込 693 6pt

細雪(中)

税込 693 6pt

細雪(中)

ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは

ほしい本に追加(値下がりすると通知がきます)

ご利用中のデバイスが対応しているかご確認ください

  • ブラウザ
  • iOS
  • Android
  • Win
  • Mac

対応デバイスごとのコンテンツタイプやファイルサイズヘルプ

オンライン書店e-honとは

e-hon

hontoは「オンライン書店e-hon」との連携を開始しました。
「e-hon」は書籍、雑誌、CD、DVD、雑貨といった多岐に渡る商品を取り扱う総合オンライン書店です。130万点以上の取り扱い点数、100万点以上の在庫により、欲しい商品を買い逃しません。honto会員向けにお得なキャンペーンを定期的に実施しています(キャンペーンに参加するにはMy書店をhontoに設定して頂く必要があります)。
・まだe-honの会員ではない方
下記リンクからe-honへ遷移し会員登録する際に自動でhontoがMy書店に設定されます。
・既にe-honをご利用いただいている方
「マイページ」-「会員情報の変更」-「My書店の変更」に進み、検索窓に「honto」と入力し、検索結果画面で会員登録ボタンを押すことでMy書店がhontoに設定されます。

e-honで紙の本を探す

※外部サイトに移動します。

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ ファイルサイズ
ブラウザ EPUB
iOS EPUB 6.8MB
Android EPUB 6.8MB
Win EPUB 6.8MB
Mac EPUB 6.8MB

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ 閲覧期限
ブラウザ EPUB 無制限
iOS EPUB 無制限
Android EPUB 無制限
Win EPUB 無制限
Mac EPUB 無制限

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

紙の本
セット商品

細雪 改版(新潮文庫)セット

  • 税込価格:2,07918pt
  • 発送可能日:1~3日

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

関連キーワード

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー80件

みんなの評価4.2

評価内訳

紙の本

この物語の舞台となっている昭和10年代初めごろの風俗や天災なども織り込みながら物語は進んで行く

2017/01/10 21:37

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る

上巻では物語の中心は、三女の雪子だったが、中巻では末娘(こいさんと呼ばれる)の妙子になっている。この物語の舞台となっている昭和10年代初めごろの風俗や天災なども織り込みながら物語は進んで行く。最後のところで大きな事件が起こるが最終巻でどんな展開を見せるのか、楽しみである。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

ああ、やっぱり谷崎だなって思った。

2003/09/18 11:50

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オレンジマリー - この投稿者のレビュー一覧を見る

 近頃雑事や仕事で忙殺されていて、ゆっくりと本を読む時間を持てない。睡眠時間を削れば読めるのだが、そういう時に読むと次第に瞼が重くなり、同じ個所を何度も読んだりしている。せっかくの本なのに、それでは無意味だ。だからちょっとした暇を見つけては読んでいる。

 谷崎の「春琴抄」もまた、素晴らしい女性描写だが、本書もそれは見事に美しい女性像を想像させてくれる。耽美派、美にとことんこだわった人たち。今度は川端康成にも手を伸ばそうと思っている。

 上巻では三女・雪子の見合い話を要に語られていた。関西弁の会話や、美人姉妹で京都に花見のために赴いたり、四女・妙子のハイカラぶりを描いている。

 中巻では、そのハイカラな妙子にスポットライトが当てられる。関西地域に起こった大洪水、東京を直撃した大型台風の話も出てくる。許婚の奥畑との諍い、写真家である板倉との仲。
 妙子は雪子とは違い、行動派であり意志が強い。奥畑と縁を切るために洋行を希望したり、板倉との将来を案じて洋裁を学んだり姉たちの反対を押し切る。本家と対立したり、本当に穏やかとは言えない日々が続く。本家と妙子との間にはさまれた幸子は頭を抱え、雪子と共に妙子を説得したりした。
 一人一人の言動を細かに表現し、谷崎らしい文章が美を携えている。関西弁も彼女たちの魅力の一つと成っている。優しげな関西弁、いいものだなと真剣に思ったのだ。現代では妙子のような女性は活発で好奇心旺盛と称されるだろう。時代というのは流れ続け、止まる事はない。姉妹が生きている時代というのは本家や分家、しきたりや伝統を重んじる。一口に結婚と言っても相手の環境をじっくりと調査したり、身内の人が新聞沙汰になるような事をしただけで縁は遠のいたりする。個人の感情など無視されてしまう事も多々あったという(祖母から聞いた覚えがある)。
 薪岡家は由緒ある一家で、妙子と交際している板倉は身分が低い。今でも、伝統とかしきたりとか、そういう事に重きを置く家庭もあるだろう。けれど一般的に生活していれば、身分だの何だの、よっぽどでない限り問題はないのに。
 中巻が終わる頃に板倉の身に起こる事を考えれば、身分というものによって裂かれてしまった仲を少し悲しいと思った。大奥というドラマをご存知だろうか。私はあのドラマを観て将軍家に嫁いだ女性の、深い哀しみや強く眩しい意志に涙した。
 とりとめもなくいろんな考えが錯綜した。少なくとも、私の家庭は伝統なんて大それた事もないし、しきたりなんてない。だから余計に新鮮に感じ、心底楽しんで読める。やっぱり谷崎だなあと、ふと大きく息を吐いた。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

源氏物語の伝統復古をもくろんだこの大河物語文学の中巻で、大谷崎が一番書きたかったのは案外、花屋与兵衛で修業した親爺の握る上方鮨ではなかったか。うまそうなネタ並ぶ。

2001/11/10 13:21

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:中村びわ(JPIC読書アドバイザー) - この投稿者のレビュー一覧を見る

 美女とかいい女っていうのは、その見事な食べっぷりもランクアップの条件なのではないだろうかと思える。食べっぷりだけに留まる私としては、美貌と気品の上に食べっぷりまで素晴らしい女性が現れると、何とも情けない心持ちがして仕方ないのだが…。
 美食家で名高い谷崎潤一郎としても「これ、うまいから食べてごらん」などと、首尾よく食べ物屋に連れ出した舞妓さんや芸妓さんが「これ、苦手どす」なんてお残しでもしようものなら、すっかり興ざめしたのではないだろうか。うれしそうに笑いながらぺろり食べて、腹が盛り上がりもせず、ましてやゲップをするでもなく「ほな、待合に行きましょうか」てな具合に艶やかに笑う——そんな女性に美点を認め、そそられたのではないかと勝手な想像をたくましくしてしまう。
 この巻の終盤近く、次女の幸子夫妻と3女の雪子、4女の妙子の4人が「与兵」という鮨屋に出かけていくくだりがある。3女の雪子は、上巻に引き続いてまだ縁談がまとまらない。東京に住む長女一家が後見人であるが、東京の暮らしは肌が合わないし、長兄との折りもあまりよくない。それを気遣って次女夫妻が何かと芦屋に呼び戻してくれるわけである。ちょうど4女の妙子の上方舞の舞台があるというので、異性関係で問題の多い妙子の相談も兼ねて戻ってこないかという話になる。ちなみに中巻では、妙子の男性関係が主流を成している。
 舞の会のご祝儀代わりに幸子の夫・貞之助がおごる話になって、くだんの鮨屋かオリエンタルホテルのグリルか選択肢が持ち上がる。長いこと東京に行っていたのなら、やはり明石の鯛が食べたかろうという気遣いで、乾杯用の白ぶどう酒を提げて「与兵」へ…という運びになるのである。この前段を省いて、鮨屋での場面に8ページが割かれている。
 鯖鮨と箱鮨しかなかった関西に、握りが定着するのは関東大震災で寿司職人が移住したからだろうという解説が註にある。握りの創始者であり大成者である両国の花屋与兵衛(現在はライフコーポレーション系列のファミレスの名に使われている)の店は、東京随一として有名であったが、「与兵」のがんこ親爺はそこで修業したという。江戸前と上方の違いを語る谷崎の筆致は滑るようで、ネタがずらり挙げられ、客の注文をきかず親爺の采配と機嫌で食べられるものが決まる店の雰囲気が丁寧に描写される。
 肉が生きてぶるぶるふるえている蝦を、雪子はそのままでは食べられない。ふるえが治まってから安心して食べるのである。姉の幸子に「早う食べなさい」とそそのかされるあたり、雪子が婚期を逃したのはあたかも<おどり鮨>が食べられないからだとでも言いたげな書き方ではないか。雪子を東京から関西の方へ惹き寄せる数々の牽引力の中に、この鮨も入っていたと云えるかもしれない——という記述もあるが、雪子のキャラづけを借りて美食家・谷崎の本音が出ているようで楽しい。
 鮨談義に終始したが、そのような瑣末なことにも気の行き届いている作家の美学を読み取るのが、この物語の醍醐味なのだ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

時代を感じさせると同時に感じさせない。

2016/06/02 21:57

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:更夜 - この投稿者のレビュー一覧を見る

中巻は、四女、妙子の恋愛模様が中心かもしれません。
周りがお膳立てをしてくれるお見合いが当然と考えている三女、雪子に比べ、四女、妙子は家が豊かだった、華やかで派手だった頃を
知らないだけに自由恋愛を選びます。
災害、蛍狩り・・・他の谷崎文学のように良い意味でのけれん味はない、淡々と一家の様子を語る口調に少々、驚きましたが、大変読みやすく、これが戦前、戦中の上流家庭なのかと感慨しきり。
お見合いで、事前に相手方をくまなく調べるのは後々の事を考えると今よりも慎重で良いのかもしれない、と私の年になると思ってしまう。
ただし、大層、大袈裟で、高慢で、息の詰まりそうな堅ぐるしさも同時に感じます。
そういう時代だった、とも言えるし、時代が変わっても変わらない部分もあるのだという発見と両方ありました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

ヒット

2014/10/15 04:30

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:eudes - この投稿者のレビュー一覧を見る

細雪の評判は耳にしていましたが、今まで未読であったのが悔やまれます。
さすが谷崎先生、高レベルですね。

これを読み終わってから暫くの間、他の本がみすぼらしく感じられて読めず、困りました。


ありがとうございました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2005/04/04 17:13

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/05/28 10:21

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/02/06 02:03

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/02/15 22:11

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/11/03 08:53

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/11/18 16:31

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/03/06 17:07

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/09/03 00:06

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/11/13 00:53

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/01/18 15:16

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。