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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:1949/12/07
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • サイズ:16cm/161p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-10-103001-2
文庫

紙の本

和解 改版 (新潮文庫)

著者 志賀 直哉 (著)

和解 改版 (新潮文庫)

税込 539 4pt

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みんなのレビュー68件

みんなの評価3.6

評価内訳

紙の本

修飾語に頼らず読ませる筆致

2003/03/17 00:56

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ナガタ - この投稿者のレビュー一覧を見る

つもったわだかまりをかかえ、断絶してきた父と息子の物語。そろそろ二人の関係をなんとかしたいと思いながらも放置し、互いに年をとってしまった。母に圧されて、息子は不承不承も一通の手紙を書こうとする。しかし、書けない。

理屈ならいくらでも書ける。でもこじれた父子の感情が、理屈を繰りのべたとこ
ろでほどけはしないことなど、重々分かっている。だから父の感情に訴えかける
ような手紙を書きかけてみた。しかしすぐ止めた。

「相手を動かそうと云う不純な気持ちが醜く眼についてとても続けられない」

手紙を書こうとして、書く事の目的、己の意図とまざまざと向かい合った時、このような気持ちになったことのない人がいるだろうか。

結局、主人公は父に本気で謝る気もなかったのに、いざ父を向かい合うと、つい、言葉が1人で走り出すかのように深謝してしまうのだ。

全体が、実に飾らない言葉で綴られている。

謝ってから、父が孫の顔をみに、息子の家を訪ねてきた。3時の電車で帰る父を駅
で見送る場面が圧巻だった。

「笛がなると、皆は「さよなら」と云った。自分は帽子を手にかけて此方を見てい
る父の眼をみながらお辞儀をした。父は、「ああ」と云って少し首を下げたが、そ
れだけでは自分は何だか足りなかった。

自分は顰め面とも泣き面ともつかぬ妙な表情をしながら尚父の眼を見た。すると父
の眼にはある感情が現れた。それが自分の求めているものだった。意識せず求めて
いたものだった。自分は心と心のふれあう快感と亢奮とで益々顰め面とも泣き面と
もつかぬ顔をした−−」

目を見て相手の感情を推し量り、物足りないからさらにじっと見つめたときに、よ
うやく、納得のいく思いに至って感極まった内面世界が、直裁的な言葉だからこそ
強く伝わってくる。

小説家の文体も時代を背負っているといってしまえばそれまでだけれど、私は、音
楽や映像よりも、言葉は時代を突き抜けてもちうる個性を築きやすいと思っている。

現在の日本語は、比喩全盛だ。でも修飾せずに描写するこの大家の文章には、今の小説にない迫力が漲っている。このような文体のバックラッシュがいずれくるのだろうと思わずにいられない。

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紙の本

感涙

2014/02/10 12:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:けんじ - この投稿者のレビュー一覧を見る

父子の「和解」の場面では、思わず涙が止まらない。
昔ながらの日本の家族が描かれた逸品。

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紙の本

何が原因かは知りませんが

2019/01/30 12:00

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

父と息子のあまりにも有名な不仲の物語、父と息子というものは自分に置き換えてもあまり仲睦まじい関係ではなかったし、そういった関係の親子というものもあまり知らない。この二人がどういういきさつで仲がここまで悪くなったかということは本文中にはあまりでてこないが、息子の結婚相手というのも不仲の原因の一つであったようだ。最後は「出入り禁止」の処罰がとかれてタイトル通り和解するわけだが、今のように核家族化が進み、実家という概念が希薄になってくると「おやじはうざいから当分帰ってない、お袋にはたまに携帯で連絡とるけど」というのがあたるまえになり、むりして「和解」しようとは誰も思わなくなってきている

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2008/09/01 21:56

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2005/08/12 04:54

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2006/08/28 18:48

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2008/08/07 20:34

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2010/01/27 17:22

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2010/09/19 23:18

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2010/11/23 20:37

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2010/12/12 20:15

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2011/01/07 09:30

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2011/03/07 14:57

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