大追跡(下)
著者 クライブ・カッスラー , 土屋晃
探偵と強盗の決死の攻防戦「ベル、迫る。」自動車で、機関車で二〇世紀の序幕を駆け抜けろ!罠とは知らない“強盗処刑人”は女装してベルたちが待ち受ける銀行に乗り込んできた。ベル...
大追跡(下)
商品説明
探偵と強盗の決死の攻防戦「ベル、迫る。」自動車で、機関車で二〇世紀の序幕を駆け抜けろ!
罠とは知らない“強盗処刑人”は女装してベルたちが待ち受ける銀行に乗り込んできた。ベルは変装を見破るが、銃撃戦となり、犯人はベルの脚を撃ち逃走する。しかしこのとき、ベルは“強盗処刑人”の正体を確信した。そして、殺人に取り憑かれた犯人は、また銀行を襲うにちがいない―。犯人はあらゆる知略をもちいて犯罪を企て逃亡を図り、ベルは最新のテクノロジーと不屈の闘志で追い詰める。20世紀初頭の西部を舞台に、息詰まる大追跡劇が始まる!冒険小説の大家が放つ、“アイザック・ベル”シリーズ第1弾。
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大追跡 下
2018/08/18 10:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ごんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
クライブカスラーが船やモーターサイクルが好きなのが良くわかり追跡のシーンが目に浮かぶように書かれているところが面白かったです。最後に、初めの情景にもどり機関車が引き上げられるシーンとなりマリリンと帰宅するシーンは映画の1シーンを想像させるものでした。映画化されればヒット作品となる気がします。
西部劇映画を観てる感覚の作品。
2017/12/11 10:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
西部劇映画を観てる感覚の作品。1906年という時代を彷彿とさせる描写。蒸気機関車、ロコモービル(蒸気自動車)、服装の記述などなど。冷酷非情の銀行強盗“強盗処刑人”の手掛かりを如何にして掴むかという頭脳戦の前半、ヴァン・ドーン探偵社捜査員:アイザック・ベルの罠に嵌って素性を知られてしまってからの大胆な立ち回りへ。但し、素性が明かされたあとの“強盗処刑人”=ジェイコブの不用心な大胆行動や展開の粗さがちょっと気になったが、サンフラシスコ地震(史実)の混乱から機関車での追撃戦へと大転換。ここからは単なる機関車同士の追撃戦で退屈ではと思ったのだが、何と何とむしろスケールが広がった感じで、これぞ西部劇と言った快感で一気読みでした。そして、ラストは、これ以上の犯罪を止めさせるため、“強盗処刑人”=ジェイコブの妹・マーガレットが兄を道ずれに湖底へと沈んでいく悲しい結末。むしろ心優しい美女だったので、凄く残念でした。