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商品説明
【松本清張賞(第19回)】八咫烏が支配する世界で始まった、世継ぎの若宮の后選び。集められた4人の姫は陰謀や恋心を胸に、美貌と才気を競い合う。だが肝心の若宮不在のまま次々と事件が起こり…。后に選ばれるのは誰?【「TRC MARC」の商品解説】
松本清張賞を最年少で受賞、そのスケール感と異世界を綿密に組み上げる想像力で選考委員を驚かせた期待のデビュー作は、壮大な時代設定に支えられた時代ファンタジーです。
人間の代わりに「八咫烏」の一族が支配する世界「山内」では、世継ぎである若宮の后選びが今まさに始まろうとしていた。朝廷での権力争いに激しくしのぎを削る四家の大貴族から差し遣わされた四人の姫君。春夏秋冬を司るかのようにそれぞれの魅力を誇る四人は、世継ぎの座を巡る陰謀から若君への恋心まで様々な思惑を胸に后の座を競い合うが、肝心の若宮が一向に現れないまま、次々と事件が起こる。侍女の失踪、謎の手紙、後宮への侵入者……。峻嶮な岩山に贅を尽くして建てられた館、馬ならぬ大烏に曳かれて車は空を飛び、四季折々の花鳥風月よりなお美しい衣裳をまとう。そんな美しく華やかな宮廷生活の水面下で若宮の来訪を妨害し、后選びの行方を不穏なものにしようと企んでいるのは果たして四人の姫君のうち誰なのか? 若宮に選ばれるのはいったい誰なのか?
あふれだすイマジネーションと意外な結末――驚嘆必至の大型新人登場にご期待ください。【商品解説】
著者紹介
阿部 智里
- 略歴
- 〈阿部智里〉1991年群馬県生まれ。2012年、早稲田大学文化構想学部在学中に「烏に単は似合わない」で第19回松本清張賞を受賞。
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紙の本
何となく度肝を抜かれた感じ。
2015/12/18 08:07
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まりぽーさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初ロマンチックに始まったなと思ったのに最後と言ったら…。
一番最初に出てきたのがあせびだったからなーんとなくあせび視線で物語追ってたけどあのひっくり返し方はビックリした。
章毎に目線は違うんだけどね。
でも最初ひどいと思っていた人も話を読み進めていく内に「ああ、こう考えてたんだな」と感じ方が変わってくる。
人間らしいというかある意味生々しさを感じた。
逆に若宮やあせびを恐いと思った。
後味は微妙。
紙の本
表紙は可憐ですがドロドロしてます。
2015/12/15 20:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
八咫烏たちの世界です。人間に変化します。違うか。
基本人間形で時々鴉になって飛びます。身分のある人は鴉化するのを厭ったりします。そう、身分制度ガッチガチの社会です。
平安時代をイメージすると近いです。世界観は面白いですね。
お妃選びを主軸に政治的陰謀、後継者問題などなど、表紙の可憐さとはかけ離れてドロドロしてます。
紙の本
この世界観に浸れるかどうかしだいかな
2015/12/16 13:46
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る
ファンタジーものに分けられる作品です。
基本的に主人公をはじめその他も女性ばかりのお話です。
私はうまくこの作られた物語の世界に馴染めませんでした。
終盤のところは上手くまとめてありましたが、
それもどこかですでに読んだ感をぬぐえませんでした。