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紙の本
おふくろの夜回り (文春文庫)
著者 三浦 哲郎 (著)
稀代の名文家として名を馳せた著者が、「オール讀物」の巻末頁で書き継いだ随筆集。わずか千字の中に、故郷である東北の風土やそこで暮らす人々の肌合い、或いは亡き父母を慕う心根と...
おふくろの夜回り (文春文庫)
おふくろの夜回り
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商品説明
稀代の名文家として名を馳せた著者が、「オール讀物」の巻末頁で書き継いだ随筆集。わずか千字の中に、故郷である東北の風土やそこで暮らす人々の肌合い、或いは亡き父母を慕う心根といったものが、すぐれたデッサン画をみるように確かな筆致で表現されている。短編の名手でもあった作家の本領が伺える一冊。【「BOOK」データベースの商品解説】
故郷に思いを馳せ、亡き父母を追慕し、毎日の生活を静かに見つめる−。作家としての日々をつづった、心の奥深くに響く名文。『オール讀物』巻末に書きついできた随筆47編と、『日本経済新聞』掲載の1編の全48編を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
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電子書籍
〆の一文
2016/09/25 21:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る
三浦哲郎さんの紡ぐ言葉が美しいと聞いて。たくさんの小さなお話がいっぱい詰まった随筆集。三浦さんの家族のことや田舎のこと、病気のこと犬のこと等、短い話の中にもしっかりと書かれていてどれも興味深く読み終えることができた。各お話の〆の一文に、三浦さんの言葉が美しいとされている所以や言葉に携わり生計を営んできた矜持というか年輪を垣間みることができた気がする。さり気なくもある程度の余韻を持たせつつ、読み手を本の中から現実へ戻す終り方。ダラダラとせず、凛とした佇まいは私の好みだ。次は何か小説を読もう。何にしようかな。
紙の本
おふくろの夜回り
2013/02/23 12:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:dankousaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
味わい深い文章の随筆集で、唸ずきの連続。