紙の本
シンガポールの歴史を知る良書です!
2017/10/30 08:52
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、東南アジアの都市国家であり、能力主義を政策に掲げ、高度な人材育成に力を入れてきた結果、現在において先進国の仲間入りをしている同国の国家建設の歴史を考察した良書です。シンガポールの国家建設、政治制度、社会制度など、今、世界から注目を浴びている同国の仕組みが、よくわかる画期的な一冊です。
紙の本
興味深い
2016/01/19 19:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とうもろこし - この投稿者のレビュー一覧を見る
シンガポールがどんな国なのかが理解できました。旅行に行く前に読んでよかったです。
紙の本
身近な国だが
2015/11/18 15:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:シンジー - この投稿者のレビュー一覧を見る
案外知らないことも多い国。建国の歴史から、近年の急成長する様子まで、わかりやすく書かれている。
投稿元:
レビューを見る
良書。
シンガポールは特殊な国。実質二百年程の歴史しかない、王朝が存在しない点ではアメリカに似ている。
一党独裁だけど、経済的に上手くいってるので、不満も起こってない。
日本にいると、これが普通と思うけど、やっぱり恵まれた国だと思う。単続民族だし。
投稿元:
レビューを見る
以下は本書からの引用。
『なぜ、早い段階の試験でほぼ一生のコースが決まるのだろうか。その理由は、リー・クアンユーが、人間は才能ある者とない者に分かれ、政府の仕事はそれを早く見極めることにあると確信し、この考えに基づいて教育制度が制度設計されたからである。成績の悪い者には、これ以上の教育は無駄という「効率」が、教育でも原理とされているのである。』
・・・強烈すぎる。。人口数百万人の都市国家が生き残るにはここまでしないといけないのか。
投稿元:
レビューを見る
シンガポールの特異な歴史、とりわけ政治経済のプロセスを中心に書かれている。シンガポールを知るきっかけになった。
投稿元:
レビューを見る
シンガポールの歴史書。シンガポールが今のような姿になるまでに、どのようなことが起きていたのか。前からシンガポールは経済発展のための政府という感じを受けていたが、その理由がわかった。今度行く時は、ちょっと視点が変わるかも。
投稿元:
レビューを見る
シンガポール旅行前&中に読み、旅行がより楽しめた。
資源がない国が生き抜くために、思い切った政策をとる。日本が真似できない潔さはうらやましい。
教育の目的は、優秀な生徒にエリート教育を施して官僚にすること。
外資企業を積極的に誘致する。
外国から出稼ぎに来た低賃金労働者の定住は認めていない。シンガポールの知的水準が低下することを懸念したから。
娯楽産業への投資。マリーナ・ベイ・サンズはカジノメインなのか。
投稿元:
レビューを見る
ラッフルズによる植民地時代から現代までの
シンガポールの歴史を駆け足で語る一冊。
主たる内容ははアジア・太平洋戦争終結1945年以降の
独立と国家作りに割かれており、
シンガポールという国の持つ独自性が非常に興味深く、
かつわかりやすく語られるため
シンガポール史の入門書としてはかなりおススメできる。
今後のシンガポールの在り方に関心がわくと同時に、
リークアンユーの個人伝記なども読んでみたいと感じた。
投稿元:
レビューを見る
シンガポールの特殊性が分かる本。
読む前は同国がイギリスの植民地となっていたという事で、他のアジアの植民地と同様侵略の歴史も有るのかと勘違いしていた。が、イギリスに国民も何も無いところから、国の基礎を作ってもらった面が大きい事が理解できた。あれほど小さな国で、多民族国家ということであれば、経済重視、統制の厳しい政治、外交重視でなければいけないことが理解できた。
投稿元:
レビューを見る
シンガポールの華やかさと不思議さ(不気味さというか…)の理由は政治にあった。
シンガポールを知らない状態で読むのもよいが、同国の経済や教育の発展に目を見張ってから読むとなおよい。
教育制度について知るのにも適している。簡潔だが、教育と政治の関係が明快に説明されている。
マレーシア史と読み比べると面白そう。
投稿元:
レビューを見る
同国が1819年にラッフルズがスルタンからの土地購入により英国植民地になり、以来仕事を求めて来た中国人の増加が人口の7割を占め、現在に。そして日本の占領下、マレーシアの一部としての独立、そしてマレーシアからの追放と国としての生き延びていけるのかという悲壮感、リー・クアンユーが作った人民行動党のほとんど一党独裁と民主主義の関係など、現在の繁栄への流れが数奇な運命を感じさせられた。マレーシアからの独立が、むしろ残留を望んだのに追放だった!は驚きの発見だった。逆に分離したことが両国にとって現在の繁栄を招いたのだろうと思う。なによりも社会が存在しないところにいきなり国家誕生というユニークさ、それが成功した例としての国家のように思える。日本占領下での中国人弾圧、マレー・インド人優遇という日本軍の政策は驚きだったが、それを考えると同国の日本との現在の親密な関係は奇跡のように思われる。
投稿元:
レビューを見る
2013 9/15読了。Amazonで購入。
IFLA・シンガポール大会の話からシンガポールの歴史の話になって、「この本が面白い!」とすすめていただいたでの手にとってみた本。
なんであんな狭い、水も自給できないような島が独立国になっているのか・・・と気になって読んでみたが、非常に納得した。独立じゃなくて追放だったのか!!
経済成長をなにより優先し、そのためなら自由も制限するという小さな経済大国がいかに生まれたか、その体制を築いたリー・クアンユーとその後について描く。
めちゃめちゃおもしろかった+まだそのリー・クアンユーが存命っていうことに凄いよなあ、とか思ったり。
投稿元:
レビューを見る
教育システムの項と最終章が面白い。
断片的に知ってはいたが、ここまで、個人製作によるモンスター都市国家であるとは知らなかった。
投稿元:
レビューを見る
実態がつかみにくいシンガポールについて、前半の内容からある程度とらえることができた。ただ、中盤から、後半にかけて、各指導者の話に移るとあまり頭に入らなかった。