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  • カテゴリ:一般
  • 取扱開始日:2013/06/25
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • サイズ:16cm/352p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-10-107902-8
文庫

紙の本

田舎教師 改版 (新潮文庫)

著者 田山 花袋 (著)

貧しくて進学できない清三は、文士に憧れながらも教員生活に埋もれてゆき…。野心に燃えながら田舎の教師として短い生涯を終えた青年の出世主義とその挫折を、田舎町の風物や生活の中...

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田舎教師 改版 (新潮文庫)

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商品説明

貧しくて進学できない清三は、文士に憧れながらも教員生活に埋もれてゆき…。野心に燃えながら田舎の教師として短い生涯を終えた青年の出世主義とその挫折を、田舎町の風物や生活の中に描いた自然主義文学の代表的作品。【「TRC MARC」の商品解説】

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みんなのレビュー42件

みんなの評価3.6

評価内訳

紙の本

野草花を摘みながらの散歩に似て

2006/10/29 11:11

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くにたち蟄居日記 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 家庭の経済的事情で進学を諦め 地元の小学校の教師になりながら 文学、音楽で成功することを目指し 但し 報われず 最後は日露戦争勝利の号外を聞きながら 20代の若さで病死していく。

 田山花袋は モデルになった教師の日記から本作を著した。

 平凡な話であると言い切ってしまおう。このような話は100年前の日本には いくらでもあったはずである。もっと言い切るなら 現代でも 基本的には同種の話や人生はいくらでもあるはずである。その意味では本書が100年の歳月を得て いまだに生き残っている事は誠に奇跡であるとも言える。

 そういっている僕自身は本書を20年以上に渡り 愛読していることも確かである。

 何が良いかと言われると 本書に出てくる「風物」が誠に美しいからに尽きる。

 舞台は埼玉県の行田であり 別に京都、奈良、鎌倉、軽井沢といった いかにも小説に出てきそうな土地でもなんでもない。たまたま実在のモデルが行田にいたので 田山花袋も そのまま舞台に選んだだけである。しかし その平凡な土地の風物を描く様は 実に美しい。例えていうなら 野花でさりげなくあつらえた生花のようなものかもしれない。

 僕は行田には未だ行った事は無い。但し 死ぬまでに一度は行こうとは決めている。多分平凡な 見るべきものもない街に違いない。それでも 良いのだ。100年前の田山花袋が見たものを自分の目で見たい。田山と同じような美を見分ける眼があるのかどうか 試して見たいのである。

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紙の本

のほほんとしたお話かと思ったら

2019/01/18 22:47

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

てっきり、この田舎教師は田山花袋の分身で初めはいやいや教師を始めるもその仕事が好きになりだしたのだが、やはり作家になる夢を捨てきれずやがて東京へ行って文豪として成功を修めるといったストーリーだと思って安心して読んでいたのだが、だんだんと雲行きがおかしくなり、最後には主人公は結核に侵されてしまうという結末が待っていた。この小説にはモデルがいたということだが、作家を志していた小学校の教師なんてあのころははいてすてるほどいただろうし、全員が成功するわけではなくてこの主人公のように悲惨な結末を迎えてしまった人も多かっただろう。このころ貧乏人が作家として世に出ることは今では想像もできないくらいの努力と才能が必要だったのだろう

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紙の本

田舎教師

2001/03/03 20:02

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:7777777 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 田舎教師そのなのとおり田舎の教師である。しかし、普通の田舎教師ではない。志半ばにして病で死んだ若い教師である。
 田山花袋といえば自然派で『蒲団』が有名である。この作品も事実に基づき「多少の脚色はあるが」書かれている。しかし、事実に基づき過ぎていて小説本来の姿ではないような気がする。
 『蒲団』にしても、森鴎外の『イタ・セクスアリス』のほうが面白いと思う。

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紙の本

中二病の肖像

2013/12/09 21:33

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ソレイケ - この投稿者のレビュー一覧を見る

田山花袋『田舎教師』(新潮文庫)読了。
 いやあ、時間かかった。まあそもそも「読んだ」と言うために読んでいたのだが、まあ物語としてはダイナミズムに欠けるというか、今一つ盛り上がらないというか、解説の福田恆存の言葉を借りれば「たいくつ」なので、どうしても時間がかかってしまうのだ。福田はその「たいくつ」の原因を主人公の人物造形にあると考えているようだが、ワタシの感想は微妙に違う。問題は語り手の「やさしさ」にある気がする。
 物語の概要は以下のとおりである。
 中学(無論旧制)を卒業したものの、家の貧しさから進学を諦め、田舎の小学校の教師となった青年。彼には一つの病気があって、それが即ち「中二病」。この男、自分はいずれ「何者か」になるとどういうわけか信じており、芸術家(主に文学方面)に徒に憧れを抱き(志すわけではない)、同じ中二病仲間と地方文芸誌的なものの発行に携わったりもしていたが、結局他の仲間は進学やら何やらでそれどころではなくなり、というか大人になり、主人公一人が病癒えぬまま、「こんなはずじゃない」的な悶々とした気持ちを抱えつつ教師生活を送ることになる。周囲の友人の進学やら恋愛を羨み妬みつつ、自らの不遇を泣くほど憐れむ姿が情けない。で、途中詩を書こうとしたり、絵を書いたり、音楽をやってみたりするものの全て中途半端に終わり、大して努力するわけでもなく、ただただ自分の不運を嘆きながら田舎暮らしを送る。娼婦に入れ挙げた揚句あっさり裏切られたのをきっかけに、ようやく中二病が治癒したのもつかの間、今度は本当の病気(結核)を患って、あれよあれよという間に死んでしまう。そんな話である。
 確かにしょうもない主人公だが、ワタシはこの男に強い共感を覚える。だって、みんなそうじゃん。少なくともワタシはそうだった。だから、この物語は、そうした「しょうもなさ」を冷酷に抉りだして見せればよかったのに、語り手というかもうはっきり田山はどうもこの男に優しく、どちらかと言えば同情的な感じさえする扱いで、その辺りに不満が残るのだった。

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2007/05/25 21:36

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2007/08/11 17:24

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2008/08/09 23:18

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2009/04/17 00:11

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2010/03/04 14:52

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2011/01/22 16:28

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2011/03/27 02:15

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2011/05/18 16:37

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2011/05/15 01:56

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2011/08/24 01:39

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2011/10/23 22:29

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