農家が教える至福の漬物

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ただのレシピ本と思うなかれ。農家が教える、というとトラディショナルなものを想像してしまうのだけど、「進化する農家の漬物」というサブタイトルがついている。温水でつける、土をいれるなど、なかなかびっくりするようなものも。そして漬け方はイラストで解説されているのですが、これが妙に美味そう。酒にあう、という解説とともにオッサンが旨そうに酒を飲んでいる絵があちこちに出てくる。ニラのピリ辛漬け、お薦めナリ。

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　農家の漬物は、進化し続けている。懐かしい郷土漬物に加え、本書にはアイデア自慢の新作漬物が満載。「秘伝公開！『漬け床』にワザあり」の章にある、鮮やかな紫色に仕上がるブドウ床で作った大根漬けなど、素材を生かしたカラフルな漬物、減塩志向に合った今どきの漬物も紹介。
　他にも、塩麹や麹の自在な使い方、春の山菜漬けなど、全国直売所の人気レシピが集まった。

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実際直売所でうっているようなレシピが多い。都市で核家族世帯がつくるにはロットだけでなく調整が必要。でもレシピは貴重。

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とにかく材料の量多いので家庭向きではありません。
また、田舎あるあるですが、お砂糖を使っているものが多く甘めの印象。
よく、田舎の道の駅などで地元の方が作られたお漬物を買って食べたら「見た目に反して甘い！？」って驚く、そうあのお漬物ですね。
古くから日本で愛されている大切なレシピですね。
また、なすびを土に漬けたりとびっくり仰天なものまで！
あまり実用的ではありませんが大変面白かったです。

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すべてイラストで紹介されていてわかりやすいし絵も親しみやすい。

正直、タイトルで損してるんじゃないかなと思います。
これも漬物っていうの？ってのもちらほら。
梅の時期に役立つレシピも多かったです。

「漬物」というより、「季節の保存食」となっていた方が売れそうな気がします。

農家のと、つくだけあって量も多いし、手に入らないような農産物も多いですが興味深いものが多いです。