「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発売日:2014/02/27
- 出版社: 法政大学出版局
- サイズ:22cm/668p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-588-32704-9
- 国内送料無料
紙の本
市川房枝と「大東亜戦争」 フェミニストは戦争をどう生きたか
著者 進藤 久美子 (著)
非戦論から戦争容認・協力へと転向したフェミニスト市川房枝の戦時期を、膨大な一次資料を渉猟しつつ再検討し、フェミニズムと戦争の関係を解明。戦後高い評価を得た市川の活動の淵源...
市川房枝と「大東亜戦争」 フェミニストは戦争をどう生きたか
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
非戦論から戦争容認・協力へと転向したフェミニスト市川房枝の戦時期を、膨大な一次資料を渉猟しつつ再検討し、フェミニズムと戦争の関係を解明。戦後高い評価を得た市川の活動の淵源が戦時期にあるのか否かを探る。【「TRC MARC」の商品解説】
戦前から婦選運動を牽引し、日本におけるジェンダー・ポリティックスの政治理念と政治様式の生みの親でもある市川房枝。その市川は、どのような軌跡を描いて非戦論の立場から戦争容認・協力へと転向していったのか。本書は、多くの未公開資料などを利用しつつ、「告発史観」の視座からではなく、同時代の社会状況のもとに市川の言説と活動を跡づけ、その戦時期活動の意味を再検証する。【商品解説】
目次
- 序章 フェミニズムと戦争──市川房枝の「戦争協力」をどう捉えるか
- 一 市川房枝│孤高の女性政治家
- 二 フェミニズムと戦争
- 第Ⅰ部 市川房枝とその時代──戦争と日本型ジェンダー・ポリティックスの創生
- 第1章 婦選運動家市川房枝の誕生
- 一 運動家誕生の軌跡
- 二 婦選運動の起点──新婦人協会
- 三 渡米、そしてひとつの決意
著者紹介
進藤 久美子
- 略歴
- 〈進藤久美子〉1945年高知県生まれ。立教大学大学院文学研究科博士課程満期退学。東洋英和女学院大学国際社会学部教授。法学博士。著書に「ジェンダー・ポリティックス」など。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
市川の過去は現在の問題
2023/12/27 15:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ichikawan - この投稿者のレビュー一覧を見る
市川房江といえば名高い女性活動家にして政治家であるが、またかつて戦争協力をしたというのも知られている。本書は揚げ足取りや暴露本ではなく、市川の歩みを丁寧に探るもので、市川の過去は現在の問題としても受け取れる。