坑夫
著者 夏目漱石作
「本当の人間は妙に纏めにくいものだ.」 十九歳の家出青年が降りてゆく,荒くれ坑夫たちの飯場と「地獄」の鉱山,そしてとらえがたいこころの深み――明治41年,「虞美人草」と「...
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商品説明
「本当の人間は妙に纏めにくいものだ.」 十九歳の家出青年が降りてゆく,荒くれ坑夫たちの飯場と「地獄」の鉱山,そしてとらえがたいこころの深み――明治41年,「虞美人草」と「三四郎」の間に著された,漱石文学の真の問題作.最新の校訂に基づく本文に,新聞連載時の挿絵を収録.(注・解説=紅野謙介)
目次
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- 坑 夫
- 解 説(紅野謙介)
- 『坑夫』について
- 注
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坑夫
2020/08/26 14:31
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
漱石のもとを訪れた青年が、小説のタネにと話した話がもとになっている小説。名家の子息と思われる青年が、恋のもつれから家を出て、当てもなくさまよう。そのうち、ふと出会った男・長蔵に誘われて坑夫となる。
明治時代の青年の悩みを描く能力もすごいが、当時の坑夫の労働環境の描写もすごい。