「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発売日:2014/05/16
- 出版社: 文藝春秋
- サイズ:20cm/378p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-16-390057-5
紙の本
三国志 外伝
著者 宮城谷 昌光 (著)
悲劇の女性詩人・蔡〓(えん)、「三国志」作者・陳寿…。後漢~三国時代を生きた数奇な運命の十二の物語。異色の『三国志』人物評伝。【「BOOK」データベースの商品解説】正史「...
三国志 外伝
紙の本 |
セット商品 |
- 税込価格:23,254円(211pt)
- 発送可能日:購入できません
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
悲劇の女性詩人・蔡〓(えん)、「三国志」作者・陳寿…。後漢~三国時代を生きた数奇な運命の十二の物語。異色の『三国志』人物評伝。【「BOOK」データベースの商品解説】
正史「三国志」を書いた陳寿の父は諸葛亮(孔明)に罰せられた罪人だった…。三国時代を生きた12人の知られざる人生を描く、異色の「三国志」人物評伝。『オール讀物』掲載と、単行本「三国志」の特別付録をまとめる。【「TRC MARC」の商品解説】
正史「三国志」を書いた男の父は、魏軍に大敗した蜀の馬謖の参軍を務め、諸葛亮(孔明)に罰せられた罪人だった。「父が諸葛亮を怨むことがなかったのはなぜか――」この思いが男を歴史に向かわせ、後に彼に「三国志」を書かせることになる(「陳寿」)。
高い芸術的感性を持ち、琴の名手でもあったその女性は、董卓に仕えていた父親の刑死により運命が暗転、匈奴の妾として人生を過ごすことに……。数奇な運命をたどり、後に曹操を驚かせた彼女の能力とは?(「蔡琰」)。
王粲、韓遂、許靕、公孫度、呉祏、蔡琰、鄭玄、太史滋、趙岐、陳寿、楊彪、劉繇、
後漢末期から晋の時代に生きた、「三国志」の世界に独自の色彩を与える異色の十二人、その評伝を収録。
勇気とか不屈とかいう精神は、政治や軍事の表舞台に立つ者だけが発揮する者ではない
(本文より)。
(「靕」の左側は「立」)【商品解説】
収録作品一覧
王粲 | 9−56 | |
---|---|---|
韓遂 | 57−105 | |
許靖 | 106−139 |
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
歴史を記述する偉大さについて。
2014/10/24 19:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やびー - この投稿者のレビュー一覧を見る
宮城谷三国志を補完する上で、後漢から三国時代。果ては晋王朝の始まりをも包括する、数奇な運命と時代を生きた人物評伝と言える一冊。
1番関心を持った人物として、「陳寿」を取り上げた事に刮目したい。
もちろん、正史を土台にした著者ならではこそ、陳寿の生き様を調べるはずは無いだろう。
「 「歴史」というものがすえられた。歴史の学問には、春秋学のように、ことがらに善悪の札を貼り、筆誅をくだすやりかたがあるが、そういう儒教的な方法をじゅんようしなければ、逆説的で柔軟性があり、しかもおくぶかいものである。」と、著者は説いている。
陳寿の口を借りて「歴史」を語る事の意味とは何か?を読者に伝えているのではと、感じた。