一度読めば、二度と忘れない
2020/06/17 00:15
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投稿者:まさがき - この投稿者のレビュー一覧を見る
一編一編としては短いながらも、強烈な印象を残す名作ばかりです。
やはり表題作は衝撃的、鏡地獄も一読すると絶対に忘れられません。
お勢登場、タイトルが本当に秀逸だと思います(笑)。
哀愁漂う最後の一編、押絵と旅する男も余韻の残る秀作です。
一瞬の出会いに耽溺する
2025/04/10 10:22
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投稿者:ブラウン - この投稿者のレビュー一覧を見る
椅子に入るという発想、魔鏡の発見、一目惚れ……一瞬の出会いから、その人物の人生が一変する。それぞれに耽溺する人たちの姿は退廃的ながら、どこか一途で美しい。今風に言えば、推し活する人々の熱狂を、羨ましく遠くから眺めるような気持ちになる。
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
日陰で生きてきた職人の欲望をテーマにした、表題作が圧巻でした。全ては創作なのか現実なのか、多くを語らない幕引きも忘れ難いです。
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やられたっ。そんな感想がぼろぼろ出て来る一冊。好きなのは「人間椅子」「目羅博士の不思議犯罪」「押絵と旅する男」かな。一気に好きな作家さんになってしまいました。次が楽しみです。
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初・江戸川乱歩です。
名前は知っていても読む機会がなかった。
なので読んでみました。
そしたらおもしろい。
もうね、変な人ばかりが出てくるの。
でもその人たちは自分を正当化するのです。
「自分は変じゃないよ」ってね。
この本の中には
・人間椅子
・目羅博士の不思議な犯罪
・断崖
・妻に失恋した男
・お勢登場
・二癈人
・鏡地獄
・押絵と旅する男
解説の大槻ケンヂも書いていたんですが、タイトルがすごいです。
「お勢登場」なんてタイトル見ただけではよくわかりません。
でも読むとこのタイトルがぴったりなんですよ。
普段使わないような漢字や表現が多いのでちょっと読みくったけどおもしろかったです。
(08.08.03)
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押絵と旅する男が好きです。
乱歩、あんまり読んだことが無かったのですが、もっと読みたいと思うようになりました。
人間椅子も読みながら震え上がってました。やられた!
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『押絵と旅する男』
人間椅子に惹かれて読んだんだけど、
運よく必読書も収録されてました。
とてもとても引き込まれました。
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乱歩では芋虫に並ぶ衝撃を受けた作品です。
一部文章暗記してしまうほど読みました。
小説読まない思春期ボーイが読むと、前後で人間が変わったりします(苦笑)。
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なぜか無性に読みたくって・・・
藤堂高虎入城400年ということもあるし、
津にもゆかりのある江戸川乱歩、三重県にも住んでたというし、
怪人二十面相の映画化もあるし・・・
あの手の映画は期待しすぎちゃだめだからひっそりと心待ちにしておこう。
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乱歩の短編集
何度も読んでいる話ばかりなのだけれど
やっぱりいい。
『押絵と旅する男』などは、この年になって読んだ方がわかる。
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ありえないことなんだけど、でも、もしかしたら…って思ってしまう。やっぱり長く読まれているものは、月日が経ってもおもしろい。
『人間椅子』ももちろんだけど、え〜っと、題名忘れた…鏡に取り憑かれた男の話が結構好き。誰でも興味を持つけどやっちゃいけないことってある。
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田島昭宇が装丁だから集めることを決めたシリーズ。角川書店の戦略にまんまと乗せられております。実は江戸川乱歩まともに読んだことなかったし、ちょうどいい機会だと思って。1巻に収録されているのものは、「人間椅子」「目羅博士の不思議な犯罪」「断崖」「妻に失恋した男」「お勢登場」「二癈人」「鏡地獄」「押絵と旅する男」ということで、うちが初めてちゃんと読んだ乱歩の作品は「人間椅子」になった。もちろんある程度のあらすじは知っていたけれど、実際に乱歩の文章で読んでみると、ここまで気持ち悪くなるものなのか。このエログロにドキドキしてしまう。ホラーって一概にジャンル分けできる作品じゃない。世にも奇妙な物語風味ってこれだから止められない。この中ではやっぱり「人間椅子」が秀逸。「押絵と旅する男」も好きだけど。逆に「断崖」「妻に失恋した男」みたいなミステリ色強いものはいまいち・・。当時は画期的だったのだろうか。
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よく映像化されている人間椅子をこの前ようやく読みました。
なんともまあ気持ちの悪いお話でした。フェティシズムのどろどろ感がたまりません。
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面白い!乱歩凄い!!
1つの話が50ページもないのに、「そこ」で終わるかと思いきやさらにその先がある。
まさに「起承転結・転・結」!
読みながらゾクゾクして、声を上げたくなる。
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久しぶりに乱歩読みたくなって棚から出したら「サイコ」の装丁でレジ直行。
「人間椅子」とか題名も好き。