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商品説明
父の出家。母の再婚。サトラコヲモンサマ解体後、世間の耳目を集めてしまった姉の問題行動。大人になった歩にも、異変は起こり続けた。甘え、嫉妬、狡猾さと自己愛の檻に囚われていた彼は、心のなかで叫んだ。お前は、いったい、誰なんだ。【「BOOK」データベースの商品解説】
一家離散。親友の意外な行動。恋人の裏切り。自我の完全崩壊。絶望のただ中で、宙吊りにされた歩は、衝き動かされるように彼の地へ飛んだ…。『きらら』連載に加筆し書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
本年度最大の衝撃と感動。
一家離散。親友の意外な行動。恋人の裏切り。自我の完全崩壊。
ひとりの男の人生は、やがて誰も見たことのない急カーブを描いて、地に堕ちていく。
絶望のただ中で、宙吊りにされた男は、衝き動かされるように彼の地へ飛んだ。
【商品解説】
著者紹介
西 加奈子
- 略歴
- 〈西加奈子〉1977年イラン・テヘラン市生まれ。大阪育ち。2004年「あおい」でデビュー。「通天閣」で織田作之助賞、「ふくわらい」で河合隼雄物語賞を受賞。ほかの著書に「舞台」など。
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紙の本
上巻以上に
2015/11/11 19:09
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ほし☆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
上巻以上にドラマチックな内容になっています。主人公の身体的な「ある変化」には驚かされました。主人公以上に大変な人生を歩んできた姉の性格の変化には、本当に良かったと思いました。
紙の本
又吉さんきっかけ
2015/10/01 17:53
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:びん - この投稿者のレビュー一覧を見る
テレビで又吉さんが『サラバ』をおすすめしていて、気になって購入しました。奥深い描写に、どんどん引き込まれていきました。しばらく読書とは離れていたため、上下巻読み切るか、恐る恐るではありましたが、あっというまに上巻が読み終わり、すぐに下巻にいきました。読めば読むほど西さんワールドに引き寄せられます。この本がきっかけで西加奈子さんのいろんな本を読んでいる最中です。
紙の本
壮絶でした
2022/10/12 19:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:飛行白秋男 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本当に一気読みでした。
若い作者がこんな作品が書けるなんて、作者は天才ですね。
多くの人を救える力がある作者ですね。
すばらしいです。
益々のご活躍を祈念致します。
紙の本
たった一度の人生
2015/11/21 12:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のり - この投稿者のレビュー一覧を見る
最後まで読んでよかったと思った。これは、出来がいい弟の話ではなく、人の目を気にしすぎて時を無駄にした愚かな人間の話だ。自分のことを人に決めさせてはいけない、自分に言われているようだった。若い時に読みたかったが、まだ遅くない。残りの人生を自分で決めたいと思った。
紙の本
また読みたい
2015/11/13 22:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちゃらこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
あっという間に読んでしまった。感情がぐるぐるするのだけれど、でも最後はすかっとした。海外いきたいし、趣味の合う刺激し合える友だちほしいし、毎日わくわく生きたい。歩の人生のように、波はあるのかもしれないけれど、やっぱり自分を認めれたら生きやすくなるんだろうな。また読み返したい本。
紙の本
歩は、自分だ。
2017/12/06 09:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:池波好き - この投稿者のレビュー一覧を見る
まるで自分を見ているようだった。(あんなにはモテなかったが)
面白かったが、最終は共感し難かった。でも、それは私の読書力の拙さが原因なのかな?
紙の本
サラバ!
2017/02/27 23:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
まともに生きているつもりだったのに。少なくともあいつよりは、自分は誠実に、人にやさしく生きているつもりだったのに。どうしてこうなった。
主人公、歩の人生が悲しいものに思える一方、自分の生き方に重ね合わせるところもある。物語の最後、歩には、私には、これがなかったのかと気づかされた。さて、これからどう生きれば…と、自分を振り返っている。
紙の本
はっきりと見えないものを描くこと
2015/06/01 23:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くりんぐりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
上巻を読み、下巻を読むのかどうかしばし悩みました。
というのも、面白くなかったわけではないのですが、かといってどうしても下巻を読もうという気にもならず。
尻切れトンボは気持ち悪いので、読むことにしました。
主人公の生い立ちを辿り、結論と言うか、言いたいことは人生訓というか、生きていくことと言うか、人間の「芯」になるものとか、そういう「目に見えず」「人に説明が難しい」ものだったのかしら、と思いました。
最後まで読んで、この作品を読んでよかった、と素直に思えました。
共感できるか、できないかは人それぞれだと思いますが、「説明の難しい」テーマに挑んだ作者の意欲には感心しました。
最近、日本で一番売れていると豪語している作家さんは、テレビのバラエティ番組のようなわかりやすさで人気のようですが、そういう作品とはある種、対極にあるような作品かもしれません。
紙の本
期待外れ2
2015/11/20 16:58
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
どうにも長くていけない。それでも最後くらいはと期待し、我慢して読んだが時間の無駄だった。考えさせられることがなく、余韻もない。ひたすら疲れだけが残った。
紙の本
最後はアメリカ
2021/04/02 10:48
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投稿者:だいちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
途中のエジプトやイランなんかは、最後はアラブの春だろうなと思って読み進めていたら、そうだった自分が関西出身大学は東京、主人公より10歳下くらいなので、世界的な事件に主人公が遭遇するたびにそうだったそうだったと共感できるし、思春期の感じも同調できるものだった。少年時代も自分が知らない中東の駐在がリアルにかかれて興味をもてるものでぐいぐい読み進めていけた。宗教という一大テーマもわかりやすく描かれていたし、理解が深まった。でも、最後はやっぱりアメリカですか。。と落胆してしまった。アイもそうだけど、結局のところ、民主主義を体現しているアメリカが理想の国として最終的にかかれている感じが本当にがっかり、せっかく中東を生き生きと描いているのに結局最後はアメリカかよ。。となってしまった。