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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2011/06/23
  • 出版社: KADOKAWA
  • レーベル: 角川文庫
  • サイズ:15cm/280p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-04-382906-4

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文庫

紙の本

ジョーカー・ゲーム (角川文庫)

著者 柳 広司 (著)

【吉川英治文学新人賞(第30回)】【日本推理作家協会賞(第62回)】【「TRC MARC」の商品解説】”魔王”――結城中佐の発案で陸軍内に極秘裏に設立されたスパイ養成学校...

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ジョーカー・ゲーム (角川文庫)

税込 607 5pt

ジョーカー・ゲーム

税込 594 5pt

ジョーカー・ゲーム

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商品説明

【吉川英治文学新人賞(第30回)】【日本推理作家協会賞(第62回)】【「TRC MARC」の商品解説】

”魔王”――結城中佐の発案で陸軍内に極秘裏に設立されたスパイ養成学校”D機関”。その異能の精鋭達が緊迫の諜報戦を繰り広げる! 吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞に輝く究極のスパイミステリ。【商品解説】

収録作品一覧

ジョーカー・ゲーム 5−59
幽霊 61−111
ロビンソン 113−167

著者紹介

柳 広司

略歴
1967年三重県生まれ。「「黄金の灰」でデビュー。2009年「ジョーカー・ゲーム」で吉川英治文学新人賞、推理作家協会賞を受賞。

掲載中の特集

探偵小説をテーマに10作品以上をラインナップしています。
ほかにもhontoでは無料の本を集めた無料漫画特集無料男性コミックを展開しています。

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みんなのレビュー628件

みんなの評価4.1

評価内訳

紙の本

人気のある小説を厳選して読んでるが

2023/03/15 15:37

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:いしかわ - この投稿者のレビュー一覧を見る

個人的にはあまり好みではなかった。
天才集団であることの説得力がイマイチ弱く感じる。
先にヴァン・ダインを読んでしまったからかも。

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紙の本

ハラハラドキドキのスパイミステリ!

2022/02/20 18:42

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:藍花 - この投稿者のレビュー一覧を見る

派手なアクションなどはなく、静かに確実に任務を遂行する若きスパイ達。緊張感ある心理戦にハラハラドキドキでした。
表題作と「ロビンソン」が好み。

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電子書籍

スパイたちの駆け引きにのめり込む

2019/09/02 23:58

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:sato - この投稿者のレビュー一覧を見る

ブックツリーをあさっている時に興味を持った本。

いやー、これは面白い!
軍隊物は苦手だがエンターテイメント性があって読みやすい!

シリーズ化しているようなので読むのが楽しみ。

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電子書籍

超人的なスパイ達

2017/02/15 23:10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:のどか - この投稿者のレビュー一覧を見る

とにかくこの物語に登場するスパイ達は格好いい。
他人になりすまし敵に近づき、言葉巧みに情報を引き出す。一度見たものは瞬時に記憶し、仲間にはお互いにしか聞こえない言葉で情報を送り、用が済めば忽然と姿を消す。決して殺さず、必ず生きて帰る。
常人離れした技術を使う彼が、敵たちを翻弄する姿は、痛快ながらもどこか危うく、ハラハラが止まりません。
推理小説的な要素もあり、エンターテイメントとしては最高の一冊でした。

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紙の本

「スパイとは見えない存在だ。」という結城中佐のモットー通り、スーパーマンのような派手な活劇は一切ないだけ余計その不気味さと謀略の迫力が増してくる。

2016/12/07 00:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る

風格のある本格的諜報員(スパイ)ミステリーでした。「スパイとは見えない存在だ。」という結城中佐のモットー通り、スーパーマンのような派手な活劇は一切ないだけ余計その不気味さと謀略の迫力が増してくる。陸軍中野学校をモデルにしたという“D機関”の創設者である結城中佐以外に登場人物は常に名前や実態(職業は当然、人格など全て偽装する人間になり切ってしまう)が変わって登場するため誰が誰だか分からないし、各短編ごとにテーマが異なりつつも“D機関”としての“ジョーカー・ゲーム”という視点で一貫している構成も面白い。
 映画がもう直ぐ公開されるが、この物語をどのように映画化したのか興味津々である。
 続編「ダブルジョーカー」も読みたくなった。
 なお、“ジョーカー・ゲーム”とは、一応“D機関”の学生と言うことになっている“諜報員”達が、ポーカーで如何にして“仲間”を作って相手の手を盗み見て勝つかを競う仲間内でのスパイゲームに付けた名称とのこと。

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電子書籍

引き込まれる

2016/10/26 22:56

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

軍の組織の設定だが、現代に舞台を移しても十分に受け入れられる内容。アニメから入ったが原作を読んでみると頭の中で楽しむ事の感覚を戻してもらった。

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紙の本

面白かった

2016/05/06 22:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yu_kotikita - この投稿者のレビュー一覧を見る

スパイや忍者好きなので、このお話も面白かったです。
見えない存在として動く。
そのために上記を逸した訓練をして、生き残る。
とてもかっこよかったです。
ストーリー自体も面白いです。

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紙の本

何かにとらわれて生きることは容易だ。だが、それは自分の目で世界を見る責任を放棄することだ。

2011/09/29 08:33

12人中、12人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:空蝉 - この投稿者のレビュー一覧を見る

話題になっていただけのことはある、否、それ以上の面白いさに驚いている。
スパイもの、戦争当時のものなんて男や歴史物が好きがたのしめるだけのものだと思っていたが
読まずにいた自分が口惜しいほど 面白いのだ。そしてあっという間に読了してしまった。

あらすじはいってしまえば簡単なもの。
自身「魔王」と呼ばれる超人的な逸話を持つスパイであった結城中佐が、陸軍内に諜報員(すなわちスパイ)養成学校を設立した。
戦時中の日本にあって、現人神として神格化された天皇とその流れを組む形で徹底された軍隊組織の信条を恐れもせず完全否定。
世の中から、陸海軍から、過去から、出自氏名から、あらゆる「常識」から完全に隔離された校舎には地方からのみスパイ候補生が集められ、およそ想像を絶する・・・奇想天外、気違いじみた訓練が日々繰り返される。

…D機関が設置された当時、その存在を不快に思う参謀本部から監視を命じられたエリート組・佐久間が随行した初任務は米人技師Jゴードンがスパイであるという証拠を押さえることであった。しかし既に一度家宅捜索が入ったあとだと言う。「軍には見つけられない」証拠を見つけることが出来るのか?そしてもう一つさらなる思惑がこの指令には隠されていた…

この第一章で成果を上げ、「成功」することでD機関は結城中佐は莫大な予算を手にすることが出来る。
続く2~4章では魔王結城中佐の影やD機関の実態、超人的な訓練や常識はずれの能力を伺わせつつ、
それぞれ任務についた生徒たちの鮮やかな活躍が描かれ ミステリー的な面白さが楽しめる。

さて、一般的に言って「スパイ」とはいかなるものか?
日本で言えば隠密?忍者?に当たるのだろう。任務といえば相手方に忍び込み、見方のフリをして裏工作したり情報を盗み取ったりして、本国にそれらを伝えること。
女スパイは男を誘惑して情報を聞き出し惑わしたり。
捕まったら自白させられる前に迷わず自害する。 そんなところだろう。

が、本書はこの5章何処から読んでもどれを読んでもそれを真っ向否定してくれる。

結城中佐が求める理想にしてスパイに必要な絶対条件それは
「殺人及び自死は最悪の選択肢」「スパイとは見えない存在であること」そして・・・第五章で明かされるもう一つの条件。「なにものにもとらわれないこと」である。

ともすれば映画やドラマで、変装したり誘惑したりあの手この手で派手に活躍するスパイの姿や、ラストで秘密を守り抜いて死を選ぶ姿を想像しがちな私たちの「常識」を完全に覆すことになるだろう。
余りにも鮮やかな、そして終始一貫、徹底したその非常識的な結城中佐のスパイ条件だが、しかし、果たして本当に「非常識」であろうかと途中誰もが思うにちがいない。

戦時下、国中が「死」を美徳とした中で、人目を引くだけの安易な死による解決を否定した。それは死が何の解決にもならない安直な責任放棄となるからだ。

「何かにとらわれて生きることは容易だ。だが、それは自分の目で世界を見る責任を放棄することだ。
自分自身であることを放棄することだ。」

なんと簡潔にして力強い言葉であろうか。
これがスパイ養成学校の言葉でなければ人生の教訓にでもしたい、格言にでもしたい言葉である。
むろんこれは魔王、結城中佐の言葉である以上、自身の無い人への励ましの言葉でも、未来ある少年少女への鼓舞の言葉でもなく、ただただ任務を自己責任で自分自身だけで完全簡潔にやり通せというこれ以上無い冷徹な命令である。

しかし常識や肩書きに捕われて人の言うまま世間のままに生きている私たちにとって
重く鋭い教訓にもなるのではないだろうか。

そんな結城中佐のもと、日々狂気じみた訓練を何故「優秀な」彼ら生徒が続けていくのかと言えば
ただただ「自分にならこの程度はできなくてはならない」という自尊心のみである、らしい。
そこについてはただそう語られるだけであまり触れられていない。
このD機関がいったいなんの「Dなのか?」 生徒も何名在籍し、「卒業生」たちがどのようになっていったのかもまだ謎のままである。もう既に続巻が出ているのだからそこで何処まで語られているのか楽しみでならない。

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紙の本

表裏一体 巧みな攻防戦

2013/05/11 22:57

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:MUNINN - この投稿者のレビュー一覧を見る

戦前の軍隊物とか一番苦手なので最初にページを捲った瞬間ハズレだと思ったけど、 そんなことなかった!軍隊といえど、軍隊にあらず。陸軍内にスパイ養成機関を設立したところから、 実際に活動をするスパイたちの短編集。 いつ失敗するのかのハラハラ感と仕事達成した際、謎がとけた際の達成感が病みつきになります。

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紙の本

面白い

2016/04/30 18:48

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hiko - この投稿者のレビュー一覧を見る

大変面白いです。
登場人物が超人的すぎるきらいがありますが、そういう意味では忍者物の伝統を受け継いでいるといえるかもしれません。

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電子書籍

何回でも楽しめる

2015/08/19 22:31

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:14 - この投稿者のレビュー一覧を見る

スパイ・秘密組織・軍隊・昭和初期、等のキーワードを好む人は楽しめる小説。
短編ではあるが、話の大元は共通しているためどの話も退屈させない。
人物・話どちらも魅力的で何回読んでもおもしろい。
続編も電子書籍で出してほしい。

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紙の本

頭脳戦

2015/05/10 14:21

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:椿 - この投稿者のレビュー一覧を見る

面白いの一言。この薄さでしかも短編集ということで、どうかな~と思ったけど、読み応え十分でした。サクサク読めるのに緊張感と高揚に満ちていて、これぞ頭脳戦という感じ。D機関のスパイたちが人間離れした頭脳や技術を持っていて、現実的にはあり得ないだろって言いたくなるところだけど、何かすんなり入ってくる。敵を出し抜く痛快感にさすが!と言いたくなる感じ。

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紙の本

アニメから入ったニワカです

2016/07/06 01:14

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ソレイユ - この投稿者のレビュー一覧を見る

アニメだと後半5分で一気にトリックの種明かしをされるので、よくわからないことがありましたが、小説だとその辺の描写が丁寧なのでいい復習になりました。

もちろんアニメも作品として大変クオリティが高く、YouTubeでのテーマソングの再生回数からも視聴者の評価の高さが伺えます。
また、声優の演技も役柄とピタリと一致し、配役の正確さに感心しました。

アニメの続きが観たいから…というわけではありませんが、作者には続編を期待したいです。

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電子書籍

真のスパイ

2015/09/18 06:33

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゆー - この投稿者のレビュー一覧を見る

スパイと聞くと派手なアクションを思い浮かべる人が多いと思う。
それとは真逆に静のスパイと言うような。
スパイとは闇に生きて見えないものである。と言うような事を前提に書かれている小説である。文も読みやすく話が一区切り、一区切りの短編のような形なのでスラスラと読むことができる。
読みやすく、入りやすい良い作品であると思う

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紙の本

切り札にするか、ババにするか。それは使う者の裁量次第。

2011/08/07 03:35

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:はりゅうみぃ - この投稿者のレビュー一覧を見る

スパイと娼婦は、人類最古の職業なんだとか。

スパイ。日本語で表現するなら、「隠密」が近いのだろうか。


古来より「隠密」とは自軍の勝利のために暗躍する存在だと思っていたが、結城率いる「D機関」の男達の行動理念はかなり違うようだ。少なくとも、本作に収録された掌編に出てくる男達は、属する軍に勝利をもたらすために極限を生き抜いているわけではない。

殺さず、死なずの条件下の元、困難極める任務を遂行するのは、それが彼らにとって最高のゲームだからである。
祖なる国への忠誠も、平和実現の理想も、愛する人を守るという最も純粋な覚悟さえ全く感じさせない彼らは、自分自身を相手にゲームの勝敗を競っているだけだ。己の敵は己=勝負すべきは自分自身という彼らにとっては悲惨な戦争でさえ魚を活かす海、持った才能を最高に活かせるゲームフィールドなのだろう。
優れた才能と英知を持ってはいても、自分を含めた人の命をゲームの興とするのだから、この男達は人として歪つとしか思えない。

…思えないはずなのに、彼らはたまらなくカッコよく、正しく、そして不思議と温かい。
愛を持って真摯に彼らを描かなければ、こんな風には受け取れない。



彼らが勝負に勝利する度、戦争は終わりに近付いていく。
それはすなわちゲームが終わりに近づくということでもあると、私たちには分かる。無論彼らにも分かる。そしてその時がそう遠くないことも。
では祖国が「その時」を迎えた後、彼らは一体どうするのだろうか。



そんな事を考えながら、すこぶる面白い本書を読み進める。

ワクワクする。

切なくなる。



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