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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2015/02/21
  • 出版社: 文藝春秋
  • サイズ:20cm/443p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-390219-7

紙の本

無人暗殺機ドローンの誕生

著者 リチャード・ウィッテル (著),赤根 洋子 (訳)

イスラエルで生まれ、ボスニア紛争で姿を現し、アフガンで敵を殲滅。地球の裏側のCIA本部で操縦、アメリカが密かに海外の領土で敵を暗殺しつづける「無人暗殺機」プレデターの知ら...

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無人暗殺機ドローンの誕生

税込 2,200 20pt

無人暗殺機 ドローンの誕生

税込 2,037 18pt

無人暗殺機 ドローンの誕生

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商品説明

イスラエルで生まれ、ボスニア紛争で姿を現し、アフガンで敵を殲滅。地球の裏側のCIA本部で操縦、アメリカが密かに海外の領土で敵を暗殺しつづける「無人暗殺機」プレデターの知られざる開発史を描いたノンフィクション。【「TRC MARC」の商品解説】

卑劣な殺人マシンか、素晴らしき兵器か?

無人偵察機からテロリストを殺害するまで進化した無人攻撃機。誰が何のためにここまで開発したのかを追及したノンフィクション大作。

プロローグ 無人暗殺機の創世記

第一章 天才エンジニアが夢見た無人機 模型好き少年の飛翔

ユダヤ人の航空技師カレム。第四次中東戦争で苦戦した祖国のためにと考えた「無人機」。その実現のためにアメリカに移住し起業・開発に乗り出す

第二章 無人機に革命をもたらした男 ブルー兄弟はGPSに目覚めた
エール大学出身の冒険野郎は自分で飛行機も操縦。キューバでカストロ政権に拘束されたこともあった。やがてレーガン支持者となり、無人機「プレデター」を考案する

第三章 麦わら帽子は必ず冬に買え 投資の黄金律で揺れた武器市場

無人機「アンバー」を開発したカレムの前に、ブルー兄弟が現れ、彼の全資産・知的財産・技術を買収。だが、当時無人機の市場はゼロに近い状態だった‥‥

第四章 ボスニア紛争で脚光 消えかけた「プレデター」の再生

ソ連崩壊、冷戦終焉で国防費削減の時、ボスニア紛争で突如甦ったローテク撮影用の無人機への関心。CIAとパウエルが「未来の兵器」獲得に動き出した

第五章 陸・海・空軍が三つ巴で争奪 進化する無人機に疑念なし

ボスニアでの実戦配備・偵察飛行の実績により、もはや玩具ではないことが証明された無人機の効用。それに気付いた米軍内部は色めき立った。

第六章 殺傷兵器としての産声 ワイルド・プレデターの誕生

007に登場する機関銃付き自動車も顔負けの秘密兵器として無人機に注目した「ビッグサファリ」。「異常な愛情」と「オタク精神」で改良に乗り出す

第七章 リモコン式殺人マシン 「見る」から「撃つ」への転換

潜伏するテロリストの監視だけでなく攻撃にも使用可能となりうる無人機。これを駆使すれば巡航ミサイルより安価で民間人の被害も減らせるはずだった‥‥

第八章 アフガン上空を飛べるか ヘルファイアの雨が降る

無人機武装化へのステップは法律的にも技術的にも文化的にも大きな障害があった。武装化のための改造を禁じられたビッグサファリは苦肉の策に出る……

第九章 点滅しつづける赤ランプ ドイツからは操縦できない

9・11の直前、スイカを使ったミサイル発射実験も成功。あとはテロリストに向けるだけ。だが、ドイツ駐留米軍地位協定に違反するというクレームが提起された。

第十章 ならば地球の裏側から撃て CIAは準備万端

ラングレー(CIA本部)から操縦すれば、ノープロブレム。だが、暗殺ミサイル発射の引き金を引くのは、軍人かCIA職員か、それが問題になった‥‥

第十一章 殺せる位置にて待機せよ 9・11テロで一気に加速

テストは終った。レーザー照準機とヘルファイアミサイルを搭載した無人暗殺機「ワイルドファイア」はウズベキスタンから飛び立ち、ビン・ラディンらを狙う

第十二章 世界初の大陸間・無人殺人機の成功 悪党どもを殺せ

「あのトラックをやれ」と命令され、無人機から女性として初めてミサイルを発射したのは「チンギス」という名の兵士。彼女はいかにして歴史に名を残すことになったのか

第十三章 醜いアヒルの子 空の王者となる 戦争は発明の母

アルカイダのナンバー3を無人機が殺す直前、「プレデターは運用上有効ないし適切とは認められない」とペンタゴンの報告書は書いた。その予測は全くのハズレだった‥‥、


エピローグ 世界を変えた無人暗殺機 訳者あとがき…ほか。

解説 日本よ、中国空母も無力化する無人機革命に着目せよ 佐藤優【商品解説】

著者紹介

リチャード・ウィッテル

略歴
〈リチャード・ウィッテル〉ウッドロー・ウィルソン・センターの研究員、国立航空宇宙博物館の研究員を務めた。『ダラスモーニングニューズ』のペンタゴン記者を務めるなど、30年にわたって軍事問題の取材を続ける。

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評価内訳

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紙の本

ドローン開発の経緯が詳細に記された大作

2016/01/22 20:46

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:YK - この投稿者のレビュー一覧を見る

米軍がアフガニスタンやイラクで運用している無人機「プレデター」がどのような経緯で開発されていったのかを辿るノンフィクションです。1980年代、敵情偵察は人工衛星と有人偵察機が主な手段でした。人工衛星は情報を得たい場所を連続して監視する事ができず、有人偵察機は常に撃墜されるリスクがありました。それを補う手段として無人偵察機が開発され、1990年代のボスニア紛争で大きな効果を挙げます。2000年代に入り、9.11テロを受けてアフガニスタンでの対テロ作戦でビンラディンを発見しながらも、攻撃する事ができなかった教訓から、無人機の武装化が進みます。テクノロジーの発達と国際情勢からの要請がタイミングよく合わさって開発が進んでいく経緯が詳しく記述されています。しかし、本書で最も重要な部分は巻末にある著者の次の一文ではないかと思います。以下抜粋<無人機革命に関して確実にいえることは二つだけである。一つ目は無人機というこの新技術は定着するだろうということである。二つ目は、無人機が引き起こす影響にどう対処するか、その方法を社会は見つけ出さなければならないということである。>昨今、安価なドローンの運用についていろいろな問題が出てきています。しかし、災害時の状況把握や、活火山の観測、原発事故のモニタリングなど有人航空機ではなし得ない任務に活用されつつあります。GPSにしろ、インターネットにしろ発端は軍事技術でした。無人機の技術が「暗殺の道具」に終わるのではなく、重要な社会インフラとなることを願うばかりです。ハードカバーで400ページを越す大作ですが、内容、読みやすさ共に秀逸でした。

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2015/04/28 11:42

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