南方熊楠 日本人の可能性の極限
著者 著:唐澤太輔
百科事典を丸ごと暗記、二十以上の言語を解した、キューバ独立戦争参戦といった虚実さまざまな伝説に彩られ、民俗学、生物学などに幅広く業績を残した南方熊楠(みなかた・くまぐす)...
南方熊楠 日本人の可能性の極限
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商品説明
百科事典を丸ごと暗記、二十以上の言語を解した、キューバ独立戦争参戦といった虚実さまざまな伝説に彩られ、民俗学、生物学などに幅広く業績を残した南方熊楠(みなかた・くまぐす)。「てんぎゃん(天狗さん)」とあだ名された少年時代、大英博物館に通いつめた海外放浪期。神社合祀反対運動にかかわり、在野の粘菌研究者として昭和天皇に進講した晩年まで。「日本人の可能性の極限」を歩んだ生涯をたどり、その思想を解き明かす。
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南方熊楠
2021/01/26 00:28
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
様々な伝説が伝わる豪快な、南方熊楠の評伝。伝説の真偽に関わらず、その伝説が生まれるほど豪快な人であったと記すなど、南方熊楠に寄り添った評伝。
南方熊楠の人生から、その思想の解説まで充実している。
奇才か天才か、それとも巨人か
2023/07/21 11:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かずさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
専門分野に囚われない在野の学者であった南方熊楠の評伝。ただ著者も述べている通り細かい伝記ではない。その人生を6章に分けて書いてある。熊楠が興味を持ったこと特に考え方、思想、人との距離の取り方を考察している。15年に及ぶアメリカ、イギリスへの遊学。そして知識吸収。独学で数々の研究をおこなった能力を天才と言うべきか、それとも奇才と言うべきか。夢に関する考察は正に極端人なのかも知れない。