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紙の本
おくのほそ道 (角川ソフィア文庫 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典)
旅に生きた俳聖松尾芭蕉の、約5ヵ月にわたる奥羽北陸の旅日記。元禄2年(1689)3月、門弟曾良を伴って江戸を出発、各地の名所旧跡を巡って、9月の大垣到着までを記した。単な...
おくのほそ道 (角川ソフィア文庫 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典)
おくのほそ道(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
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商品説明
旅に生きた俳聖松尾芭蕉の、約5ヵ月にわたる奥羽北陸の旅日記。元禄2年(1689)3月、門弟曾良を伴って江戸を出発、各地の名所旧跡を巡って、9月の大垣到着までを記した。単なる日記を超えて、風雅の誠を求止め、真の俳諧の道を実践し続けた魂の記録であり、俳句愛好者の聖典でもある。ふりがな付きの古文現代語訳は、わかりやすいだけでなく、朗読にも最適。地図や写真など資料も豊富で、この1冊で、すべてが分かる。【商品解説】
目次
- 人生は旅──みちのく憧憬
- 旅立ち──弥生のあけぼの
- 草加の宿──旅の第一夜
- 室の八島──木の花咲耶姫
- 日光──仏五左衛門の宿
- 黒髪山──同行者曾良
- 那須野──八重撫子のかさね
- 黒羽──玉藻の前・那須の与一
- 雲巌寺──禅の師仏頂和尚の庵
- 殺生石──那須温泉
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電子書籍
音読派への福音
2021/06/01 15:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
字面を追っていて突然、読み方に困ったり、
音訓の判断に迷ったりする漢字にぶつかって、
読書の楽しみが半減したという経験は
ありませんか。
もっとも、それが古典文学の作品であれば、
ありきたり過ぎる出来事かもしれませんよね。
本書は、そういう点への配慮が、
相当程度に行き届いた一冊です。
何しろ、解説を除けば、
原文は勿論、訳文も総ルビなのですから。
こういう本なら、漢字に嫌気や恐怖を
感じがちだけれども、古典文学作品の世界を
覗いてみたくなった年少者にも、
更にはそこに足を踏み入れてみようとさえする、
意欲的な外国人日本語学習者にも、
安心してすすめることができますね。
それから、表題に掲げたことについて、
後から付け加えるようですが、当然、
音読向きの一冊でもあります。
在宅活動が推奨される今日この頃。
自宅にいながらにして、おくのほそ道を、
音読踏破してしまうというのも、
また一興ではないでしょうか。
紙の本
元禄時代の俳人・松尾芭蕉による『おくのほそ道』を分かりやすく解説した入門書です!
2021/01/10 14:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、元禄文化期に活躍した俳人・松尾芭蕉の紀行及び俳諧である『おくのほそ道』を初心者にも分かりやすく解説した入門書です。元禄15(1702)年に著された同書は、日本の古典における紀行作品の代表的存在であり、芭蕉の著作中で最も著名で「月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人也」という序文より始まります。同書は、単なる日記を超えて、風雅の誠を求め続けた魂の記録でもあるともいわれ、現代語訳だけ読んでもダイレクトに古典の面白さを味わうことができます。地図や名所、植物など、図版も豊富に収録された決定版です!
紙の本
地図がついていたのがありがたい
2017/04/19 18:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しましま - この投稿者のレビュー一覧を見る
このシリーズ、日本の古典と中国の古典はほぼ揃えてます。多くは原典を抜粋したダイジェスト版だが、この作品は小品であるおかげで、全文の訳文と本文が掲載されている。
有名な作品だが、通しで読んでみたことはなかったのでありがたかった。訳文も取っつきやすい。