コンビニ店長の残酷日記(小学館新書)
著者 三宮貞雄
驚くべきコンビニの内幕と人間模様を大公開。 日本全国に5万店以上あり、原則24時間、365日営業で飲食料品はもちろん、日用品からペットのエサまで必要なものは大抵揃う。各種...
コンビニ店長の残酷日記(小学館新書)
06/27まで通常814円
税込 570 円 5ptワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
商品説明
驚くべきコンビニの内幕と人間模様を大公開。
日本全国に5万店以上あり、原則24時間、365日営業で飲食料品はもちろん、日用品からペットのエサまで必要なものは大抵揃う。各種サービスも豊富で、もはや、コンビニなしの生活など考えられない。
ただ、その分、従業員への負担は増える。多忙な上に次々と登場する新サービスのマニュアルをすべて覚えるのは至難の業だ。その中でもひときわツライ立場にいるのが店長(オーナー)だ。最近ではアルバイトも集まらず、その分、店に出る時間は長くなる。独立した経営者という立場のため、当然、残業代なんていうものは出ない。人件費を浮かせるために奥さんに頼み込んでシフトに入ってもらうのは当たり前だ。
意外と知られていないが、店頭で売っているおでんやコロッケなどの揚げ物などには「ノルマ」があり、その数字を達成するために自腹を切って、その数字を達成させたりする店もある。そこまでするのは、本部チェーンからやる気がないと見なされて「契約解除」を通告される怖れがあるからだ。
そんなコンビニ店長の哀愁漂う「日記」には、知られざる内情がたっぷりと詰まっている。
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コンビニのブラックぶり やっぱりな。
2016/10/30 21:20
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くりくり - この投稿者のレビュー一覧を見る
コンビニ、駅前周辺半径300メートルに5店舗もある。いったい、ありすぎだろ。どうなってるんだろう。コンビニ。いろいろ悪いうわさを聞く。ブラックバイト、フランチャイズを利用して儲けを吸い上げる仕組みなどなど。
「やっぱりな」というのが本書。店主が24時間以上店から離れると契約解除事由になるとか。ドンキで仕入れた方がもうかるとか。店主に商品を選択する権利ほぼなしとか。ひどすぎるな。しかし、出店は最初に書いたとおりの状況。いったいどうなってんの?
コンビニ店長
2021/01/19 08:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
コンビニエンスストアのオーナーの苦労が、よくわかりよかったです。現代社会のいろいろな問題点が、あぶりだされてきそうです。
コンビニ店主は生かさず殺さず!
2016/04/27 20:51
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、コンビニ経営を始めて6年間で起きた出来事を中心にまとめ、コンビニの裏側を告発(?)した本です。
身元を特定され糾弾されることを避けるためなのか、偽名かつ日記形式で、極めてソフトに仕上がっています。
昔から「コンビニ店主は生かさず殺さず」と言われ、訴訟沙汰もあるくらい本部の加盟店搾取は目新しい話ではありません。この業界が表立って批判されないのは不思議だと常々思っています。
今や商品提供のみならず公的サービスや買い物弱者対応まで期待され、店主の負担は増大の一途。自爆対応、ブラックバイト、犯罪対応、食品廃棄、買掛金から金利を取る等の加盟店搾取等々、コンビニ暗部は概ね網羅されています。新書でコンビニ暗部が告発されることは珍しいので購入しましたが、ソフトな仕上がりに迫力はなく、もう少しドロドロした内容を期待しましたので、個人的には物足りませんでした。
やはり本部丸儲け
2016/12/30 18:30
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:QFO - この投稿者のレビュー一覧を見る
私はコンビニではないがFCに関わっていたことがあるので、特に目新しい発見は無かったが、まるで高利貸しのようなやり口には閉口する。
やはりどうやっても本部が儲かるようになっているのはどこでも同じだなと思う。
それでも「オーナー」という甘いコトバに惹かれてしまうんでしょうね。