しましまかしてください

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しまうまと友達になるためにゾウがハチ、サル、トラ、にじからしまをかります。その様子がほほえましいです。

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あるひ、ぞうが はちに いいました。「その しましま かしてくれませんか」「いいけど ちゃんと かえしてね」
ぞうは、つぎつぎと みんなに しましまを かりていきます。そのわけは…。色鮮やかで楽しい絵本。みんなやさしくて、ユーモラスな表情がすてきです。

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読後、じんわりと心に沁み込みます。今のわたしはまさに　ぞう。いつかは　しまうま　になりたいとものです。

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ぞうがみんなからしましまを借りています。
小さなハチの島シマはほんの鼻先に、とらのしましまは耳としっぽしかカバーしてくれません。ぞうっておおきいのねえ。でもいったい、何をしようというのでしょう。
実は、シマウマと友達になりたかったのですよ。シマがなきゃ友達になれないわけじゃないけど、ステキだと思うものはまねっこしたいし、近づきたいもの。
でも、借りたものは返さなきゃダメですよ！
２才くらいから。３分。

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しましま模様が好きだから、自分の体にもしましまつけたいのぞうさん？ではなかった！こども向けの絵本ではなく、大人向けの絵本ではなかろうか。ともだちになるには相手と同じ姿でなくても、ともだちになりたいって思うことが大事。国籍が違えど、髪の色が違えど、瞳の色が違くとも、ともだちになりたいって思うことから、はじまるんだよね、ってことを気づかせてくれた。

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にじのしましまをかりるなんて思わなかったから、びっくりした。ぼくは、だれかとなかよくなるために、すきなものをいっしょにしたいと思うことがある。たとえば、おばあちゃんがキンカンがすきだから、キンカンがすきになりたい。すきなものが同じじゃなくてもなかよくなれるけど、そうしたくなっちゃう。（小2）

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2022年9月14日（水）朝学
1年B組
しまうまくんと友だちになりたいぞうくんが、みんなにしま模様を借りていくお話です。
動物たちの表情（特にぞうくん）が、とってもよく表されていて、素敵な絵です。
物語の最初では理由が語られないため、子どもたちは「なんで、しましまを借りているんだろう？」と不思議に感じていたと思います。
虹にまで借りるところは、「えー」「わー」という声が上がっていました。
（でも、いいアイディアですね。笑）
みんなのしま模様を返した場面でも、大きな歓声が上がりました。
友だちになってもらえるかな？というドキドキ感、友だちとの楽しい遊び、本当の友だちになれた喜びを、子どもたちも感じ取ってくれていたようでした。
読んだあとに、ほんわか温かい気持ちになるお話で、オススメです。
（読み手:M）