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紙の本
愛の夢とか (講談社文庫)
著者 川上未映子 (著)
【谷崎潤一郎賞(第49回)】あのとき、ふたりが世界のすべてになった…。なにげない日常がゆらいで光を放つ瞬間をとらえた、心ゆさぶるストーリーズ。表題作ほか「アイスクリーム熱...
愛の夢とか (講談社文庫)
愛の夢とか
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商品説明
【谷崎潤一郎賞(第49回)】あのとき、ふたりが世界のすべてになった…。なにげない日常がゆらいで光を放つ瞬間をとらえた、心ゆさぶるストーリーズ。表題作ほか「アイスクリーム熱」「いちご畑が永遠につづいてゆくのだから」など、全7編収録。【「TRC MARC」の商品解説】
あのとき、ふたりが世界のすべてになった――。
ピアノの音に誘われて始まった女どうしの交流を描く表題作「愛の夢とか」。別れた恋人との約束の植物園に向かう「日曜日はどこへ」他、なにげない日常の中でささやかな光を放つ瞬間を美しい言葉で綴る。谷崎潤一郎賞受賞作。
収録作:アイスクリーム熱/愛の夢とか/いちご畑が永遠につづいてゆくのだから/日曜日はどこへ/三月の毛糸/お花畑自身/十三月怪談
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
「アイスクリーム熱」、映画化決定!
☆映画「アイスクリームフィーバー」
2023年夏公開
吉岡里帆、モトローラ世里奈、詩羽、松本まりか
千原徹也 初監督作品【商品解説】
目次
- アイスクリーム熱
- 愛の夢とか
- いちご畑が永遠につづいてゆくのだから
- 日曜日はどこへ
- 三月の毛糸
- お花畑自身
- 十三月怪談
収録作品一覧
アイスクリーム熱 | 5−15 | |
---|---|---|
愛の夢とか | 17−44 | |
いちご畑が永遠につづいてゆくのだから | 45−57 |
著者紹介
川上未映子
- 略歴
- 大阪府生まれ。2007年、『わたくし率 イン 歯ー、または世界』で早稲田大学坪内逍遥大賞奨励賞、2008年、『乳と卵』で芥川賞、2009年、詩集『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』で中原中也賞、2010年、『ヘヴン』で芸術選奨文部科学大臣新人賞および紫式部文学賞、2013年、詩集『水瓶』で高見順賞、『愛の夢とか』で谷崎潤一郎賞、2016年、『あこがれ』で渡辺淳一文学賞をそれぞれ受賞。また、短編「マリー愛の証明」がGranta Best of Young Japanese Novelists 2016に選出。2019年、『夏物語』で毎日出版文化賞を受賞、同作は英米・独、伊などでベストセラーに。2022年、『ヘヴン』英訳版がブッカー国際賞の最終候補に選出された。
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愛の夢とか
2024/03/31 12:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
収録されている作品「お花畑自身」は、会社経営者の夫が破産し家を手放した専業主婦が、手放した家を近所の公園から観察し、住人が家を出た隙に勝手に庭に上がって花や草木の手入れをしてしまう。
花畑の手入れが行き届いていないからと勝手に上がる女と、若くして作詞家として活躍する住人の女性の対話、ラストの行動はどちらも共感できないのだが、それでも物語に引き込まれ、見入ってしまう魅力があると感じた。
紙の本
谷崎潤一郎賞受賞作
2017/10/25 11:01
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
7つの独立した短編小説で構成されています。物でも人でも、異常に執着する女性の心がリアルに描かれていました。
紙の本
切なめ短編集
2018/10/22 18:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ここ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ハッピーエンドな作品もあるのに余韻はどこか切なめ。一目惚れした店員さんと、今まで話したこともなかったお隣の奥さんとの交流、学生時代に付き合っていた元カレとの古い小さな約束、夫を残して旅立つ妻の夢と残された夫の人生…。
切ないのに優しい世界に思わず引き込まれてしまいました。
紙の本
女性目線が光る短編
2016/10/30 18:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る
女性視点で日常に詰まった感情の動きを切り取った短編集です。
特に、破産して家を失った女性の執着を柔らかく気持ち悪く描いた「お花畑自身」、病死した妻と残された夫の気持ちの変化を描いた「十三月怪談」が良かったです。
淡々と、かつ繊細に物と人に対する想いが綴られていてとても女性的な文章だなという印象を受けました。
紙の本
愛の夢
2017/07/09 14:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にそにそ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ハッとさせられるような恐ろしいような、女の人の姿が印象的でした。読んでいて、突き放される感じもして戸惑いました。
紙の本
女の人ってこういう感じなのかな
2017/06/13 21:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ポージー - この投稿者のレビュー一覧を見る
本はまあまあ読むけど、女性作家の小説を読むのはほぼ初めてだった。女の人ってこういう感じなのかなとかそんなうすっぺらい感想が先に来ちゃった。