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- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/07/30
- 出版社: 主婦の友社
- サイズ:16cm/398p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-07-418981-6
紙の本
無欲の聖女 1 (ヒーロー文庫)
孤児のレオは筋金入りの守銭奴。とあることから侯爵令嬢の娘・レーナと体が入れ替わってしまう。2人は契約を交わし、それぞれ貴族の学院生活と孤児院生活を送ることになるが…。『小...
無欲の聖女 1 (ヒーロー文庫)
紙の本 |
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- 税込価格:2,739円(24pt)
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商品説明
孤児のレオは筋金入りの守銭奴。とあることから侯爵令嬢の娘・レーナと体が入れ替わってしまう。2人は契約を交わし、それぞれ貴族の学院生活と孤児院生活を送ることになるが…。『小説家になろう』掲載作品に加筆修正。【「TRC MARC」の商品解説】
孤児のレオは、三度の飯よりもお金が好きな、筋金入りの守銭奴。ある日、小銭でも落ちていないかと下町をきょろきょろしながら歩いていると、路上に何かを描いていた美少女の頭上に、屋根の重石が降りかかろうとしているのを見つけてしまう。咄嗟に駆け寄り、少女を救ったレオ。しかしその結果、少女が描いていた魔法陣に足を踏み入れてしまい、なんと二人の体が入れ替わってしまった。少女はレーナ。かつて貴族社会を追われた侯爵令嬢の娘。貴族の集う学院に召集されてしまうのが嫌で魔術を使って逃亡を試みていたが、それを防いだことで、命の恩人のレオは魔術を掛けられ、片言でしか会話できなくなってしまう。性格に難アリなレーナに腹を立てるレオだが、褒章として提示された金貨にあっさりつられ、レーナに代わって学院に行くことに。二人は契約を交わし、それぞれ学院生活と孤児院生活を送ることになるのだが―――。【商品解説】
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電子書籍
勘違いコメディの皮を被ったあたたかな物語
2021/08/17 16:51
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
守銭奴と呼ばれる孤児の少年と貴族の少女が入れ替わってしまいます。
周囲の勘違いから守銭奴とはかけ離れた「無欲」の聖女と呼ばれ尊敬の念を集めてしまうーー
それだけを聞くとコメディなのかなと感じるかもしれません。
もちろんその要素はあるしその部分だけでも話が練られていて面白いのですが、
物語の舞台となる帝国は、レ・ミゼラブルを思い起こさせるような
上流階級・王族と平民、貧困層の対立から起こる様々な社会の問題が描かれています。
コメディのためだけに用意したとは思えない重厚な舞台の上で、孤児の少年の生い立ちや、
善意を受けたことのない、しかし純粋な心を持つ人間が、善意や悪意を受けたときに抱く感覚や感情、心の変化や成長が繊細に描かれており、
コメディという切り口のため口当たりは軽く読みやすいものの、にじみ出る悲惨さや、安堵に涙がこぼれそうになります。
周囲の人間たちが関わりを通して変化していく様も心地よく、
舞台と主人公の置かれた立場は悲惨ですが、その展開はコメディタッチなこともありあまり暗い気持ちにはなりません。
主人公に感情移入して、白熱した展開を楽しむという物語ではありませんが、
登場人物たちすべてが愛おしく、応援したくなるような感覚が生まれてきます。
笑って、あたたかい気持ちになって、少しだけ切ない気持ちになれる小説です。
男性向けライトノベルの中には18歳未満や女性にはおすすめし難いものも多いですが、この作品は性的描写、生々しい描写が存在せず
そういうものが苦手な方にも安心しておすすめできると思います。
この物語は小説家になろうでは4巻の後の物語が続きます。ぜひ書籍化してもらいたいと今でも願ってます。
あと、表紙のキャラクターイラストが内容と比較し少々可愛すぎるイラストで、物語の色をうまく表現できていない感じは少し残念です。
電子書籍
カー様...
2021/09/28 14:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽち - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者買いです。
他の作品を読んでファンになり、気になっていた作品。
今回セールになってたので発売中の4冊を購入しました。
レーナの可愛い顔にレオの守銭奴魂が合わさって何でああも無垢な美少女が出来上がるのか?
ただの美少女が健気すぎるとあざいさも感じるが、中身がレオで周りが勝手に勘違いしてるだけ...と、読んでて非常に楽しいです。
特に「私の、カー様を、返してください」←このセリフがすごい!
レオ的にはただ守銭奴魂全開しただけなのに、ここまで勘違いを煽れるセリフはないんじゃないかと感動してしまいました(笑)
とにかく勘違いも甚だしいお話でレオがどうなるのか、結末が心配で読むのをやめられません。
紙の本
あぁ勘違い
2019/12/16 04:18
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
ちょっとしたハプニングで、かつて貴族社会を追われた侯爵令嬢の娘レーナと入れ替わってしまった孤児院育ちの守銭奴レオ
レーナの代わりに学院生活を送ることになったのだが、やることなすこと全ていい方に勘違いされるのが面白い、これが全てといっていいだろう
侯爵夫妻等が勝手に想像して、作られたレオの生い立ち(境遇)が涙なしには語れないような物だから猶更だね
紙の本
ネット系
2018/02/24 21:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
序盤のやりとりがネットの掲示板寄りのノリで
あんまり面白くなくて不安だったけれど杞憂だった。
そこさえ抜ければ
そこからはめくるめく勘違いファンタジーの開幕。
御貴族様の花園で「守銭奴」一本で切り抜ける孤児(中身)
勘違いの数々がけっこうな説得力を持って展開していくので、
読んでいて置いて行かれない。
また孤児院サイドは入れ替わりはすぐバレるけれど、
そこからちょっとスッとする展開が用意されている。
電子書籍
レオノーラ・フォン・バーゲンベルグ
2023/03/13 08:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
勘違いを上手く利用したストーリーでした。
レオは貴族や裕福な者が多い学園に行かされ、いじめられそうになりますが、守銭奴ならではの勘違いで全て良い方に解釈し感謝して、味方を増やして行きます。
何が起きても捉え方が大事だねと思いました。
電子書籍
レオ
2020/05/01 18:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
レオが何かするたび思った方向ではなくいいように理解されてっていうのが面白いです。
しかも孤児院にみんながレオを大好きな最後番外編も面白かったです