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観光立国の正体(新潮新書)
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2016/11/17
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮新書
  • サイズ:18cm/265p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-10-610692-7

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新書

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観光立国の正体 (新潮新書)

著者 藻谷浩介 (著),山田桂一郎 (著)

観光地の現場に跋扈する「地元のボスゾンビ」たちを一掃せよ! 観光のあるべき姿について考察するとともに、地方から日本を再生させるための処方箋を、地域振興のエキスパートと「観...

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観光立国の正体 (新潮新書)

886(税込)

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商品説明

観光地の現場に跋扈する「地元のボスゾンビ」たちを一掃せよ! 観光のあるべき姿について考察するとともに、地方から日本を再生させるための処方箋を、地域振興のエキスパートと「観光カリスマ」が徹底討論する。【「TRC MARC」の商品解説】

「おもてなし」は日本人の都合の押しつけである。観光地の現場に跋扈する「地元のボスゾンビ」たちを一掃せよ! 地方から日本を再生させるための処方箋を、地域振興のエキスパートと「観光カリスマ」が徹底討論。【商品解説】

爆買い、インバウンド、東京オリンピック……。訪日外国人の急増とデフレの慢性化で、国策としての「観光立国」への期待が急速に高まってきた。しかし、日本のリゾート・観光地の現場には、いまだに「団体・格安・一泊二日」の旧来型モデルに安住している「地域のボスゾンビ」たちが跋扈している。日本を真の「観光立国」たらしめるには何が必要なのか。地域振興のエキスパートと観光のカリスマが徹底討論。【本の内容】

日本各地で地域振興に奮闘する二人の「カリスマ」が、観光立国という国策の裏側で起こっている真実を「ぶっちゃけ」で大暴露!【本の内容】

著者紹介

藻谷浩介

略歴
〈藻谷浩介〉1964年山口県生まれ。日本総合研究所主席研究員。
〈山田桂一郎〉1965年三重県生まれ。観光カリスマ。JTIC.SWISS代表。和歌山大学客員教授。

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みんなのレビュー10件

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評価内訳

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紙の本

インバウンドビジネスのいまがわかります!

2017/03/20 17:20

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:坂の下の落人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

オリンピックを契機に盛り上がるインバウンドビジネス。
その一見華やかなバラ色のイメージとは裏腹にある旧態依然とした観光産業の実態、問題が詳細に説明されています。
少子高齢化による人口減少に歯止めがかからない中、インバウンドビジネスは、まだまだ伸び白のある産業ではあるが、その実情は官民の温度差や思惑の違い、既得権益を死守しようとする守旧派と若い改革派との攻防等、決して明るい前向きな話だけではないことがよくわかります。
ゆるキャラやB級グルメが地域創世・振興なのではなく、「おもてなし」の発想がインバウンドビジネスの弊害になる一面にも触れられ、とても示唆と発見に富む内容でした。また、従来の観光ビジネスにはなかったマーケティングの視点が不可欠なことなど、インバウンドに対し、個人としても認識を新たにしました。
耳の痛い話もありますが、官民問わず、インバウンドビジネスに関わるすべての人必読の書といえます。

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紙の本

耳が痛い指摘でした

2017/03/28 19:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:スーさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

少々耳の痛い指摘でしたが、謙虚に受け止めさせていただき、今後の戦略作りに生かしていきたいと思いました。ひたすら行動あるのみです。ありがとうございました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

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2017/01/01 17:30

投稿元:ブクログ

リピータを獲得
寂れた観光地に君臨する頭の硬いエライひと
富裕層を取りはぐれている日本

地域振興や再生の問題は、突き詰めると全ての原因はエゴと利害である どれだけ良いしくみや組織を立ち上げ、計画を進めようとしても、地元のしがらみや好き嫌い等で判断されてしまった結果、すべてが崩壊することがあります。

質の低いボランティアガイドはストーカーと同じ
通訳案内士 60年以上 2万人登録 実際に活動しているのは3000人

北海道 松前の旅館 本マグロまるごと一本解体プラン 一人21万

本当の金持ちは日本に来られない

近鉄 志麻ゆき特急 しまかぜ 食堂車あり

関西本線と紀勢本線に挟まれた河原田から津の区間がJRパスが利用でない 外国人は知らない

「今だけ、ここだけ、あなただけ」のサービスを作る

おもてなしは、日本人の都合の押しつけである

地消地産 地元で消費するものは極力地元産を使いましょう

日本としては、理念としてのビジョンのなさと戦略の甘さが致命的にある

セントラルホテル佐世保

2013からの3年間 東京千葉神奈川埼玉の4都県で40万人人口が増えたが、その95%が75歳以上の増加

マーケットイン プロダクトアウト

2017/01/24 21:41

投稿元:ブクログ

声に出して言いたい言葉、ブルガーゲマインデという地域経営組織。全体的に普段から関わっている富裕層インバウンドの施策。いまだけ!ここだけ、あなただけという非日常をどう提供するか。それも決して安売りせずに付加価値をつけて。
ひとり勝ちではなく地域として盛上がらなければない。その反面教師の代表例として出てたのが和倉温泉。ちょうど先日行ったばかりなので痛いほどよく分かる。また、ボランティアガイドについても触れられていたが、書いてあることが痛いほどわかる。もちらん、全てが悪いわけではないが、思い当たる節も大いにある。訪れた人を楽しませるガイドは、顧客がもう一度訪れてくれて初めて一人前だということ。

2017/01/04 09:47

投稿元:ブクログ

この『観光立国の正体』で語られている内容の多くは、正しく「実は“判らない”ことを誰かが声を大にして言っていて、“仰せのとおり”とそれを進めようとしている人達も大勢居るが、考えれば考える程に“見当違い”で、一体どういう“程度”なのか?」というように要約してしまって差し支えが無い話題だと思う。
こういう内容…広く読まれるべきだと思う…が…何となく思ったのは、共著者の一人が観光庁か何かの指定する“カリスマ”とやらになっているから、本書は世に出ることが「叶った」のではないかということだ…こういう「公的な何か」が付けられているでもなければ、「知る人ぞ知る、何やらユニークな活動を続け、独自の識見を有する人が在って…」で終始していたかもしれない。本書の内容の多くは「どう考えても正論だが、多数派には至っていない」論のように思えるからだ。「異議在り!!」が、本書のような文章の出発点にはなる筈だが、「☆☆様が仰っている。仰せのとおり…」と大勢がやっている中では、そういうモノは却下の憂き目を見易い…

2016/12/29 11:59

投稿元:ブクログ

<目次>
はじめに  観光業界の「ルパン」
(1)観光立国のあるべき姿 (山田桂一郎)
第1章  ロールモデルとしての観光立国のスイス
第2章  地域全体の価値向上を目指せ
第3章  観光地を再生する~弟子屈町、飛騨市古川、富山県の実例から
第4章  観光地再生の処方箋
(2)「観光立国」の裏側(対談:藻谷浩介×山田桂一郎)
第5章  エゴと利害が地域をダメにする
第6章  「本当の金持ち」は日本に来られない
第7章  「おもてなし」は日本人の都合の押し付けである
おわりに

<内容>
経済が縮小していきつつあるなか、「観光立国」を謳う日本だが、どうもうまくいっていないようだ。「里山資本主義」の藻谷氏が、スイス、ツェルマット(まさに「観光」を売りにしている地域)でスキーのインストラクターから観光ガイドを経て、JTIS.SWISSを立ち上げた山田氏とともにまとめた本。前半は山田氏が書き、後半は二人の対談だが、日本の「観光」のダメさ加減が前面に出されている。
日本はまだ高度成長期の国内の観光の発想(会社の団体旅行や農協さんのツアーなど)のイメージを引きずる人たちが多く、彼らが新しい発想(この本のような)をする若い人の足を引っ張る(特に自治体や観光協会の重鎮など。後者が政治家になったりすると目も当てられない)構図が展開されているようだ。悪い実例も次々とあからさまにしているし、良い実例も時間経過とともに悪く変化することも多く(自治体の長が変わると多いらしい)、「さもありなん」と思った。
彼らが勧めるのは、「地域一体」であり、「マーケットイン(旅行者、特にインバウンドの観光客が何を望んでいるのかを知ること)」であり、「リピーター」を作ることである。また海外の「セレブ」に進められるコンテンツがない(泊まるホテルもない)も問題らしい。我々が考えている、「こんないいものがあるから推し進めていこう」は、ダメなのだ。「こんないいもの」までは良い。そこから「需要」があるのかを見抜かなければならない。そこには絶対調査が必要ながら、それが哀しくもされていない。こういうところにこそ、「データ」が必要なのだが、政府からしてダメらしい。
どうも、「老害」があちこちにはびこっているようで、彼らが一掃されないと、日本の将来はないのかな…

2016/12/29 21:22

投稿元:ブクログ

僕はかつては「観光立国なんて胡散臭い」と思っていた。しかし、藻谷氏の『デフレの正体』を読み、「人口減少で内需が縮小する日本においては、訪日外国人をいかに増やすかが重要」ということを知った。
そのうえで、『観光立国の正体』。
この本では、観光産業は単なるサービス業でなく、地域全体の「総合力」が問われる産業なのだと知った。
・資本や経営だけでなく、多少コストが高くついても必要な資材はできるだけ地元で調達し、住民がいお互いに支えあう。
↑こういう考えはとても大事だと思った。「少しでも安く」という考えしか頭になく、例えば外部から安い食材を仕入れているようでは、地域が潤う観光業にはならない。


また、富裕層をいかに取り込むかが重要だと知った。「1万円」のランチなんて、普通は食べないと思うが、富裕層や、富裕層でなくても特別な日には食べる。1000円のランチを10人に売るより、1万円のランチを一人に売ったほうがはるかに利益が出る。薄利多売に慣れ切った日本の産業(観光業だけでなく)にとって示唆に富んでいる。


休日分散化、人材育成、既得権益をどうするか、といった問題にも触れており、単なる観光の話でなく、日本社会をどうするかといった深い問題に立ち入った本だと思う。

2016/12/25 23:48

投稿元:ブクログ

「地元のボスゾンビ」、「スキルの低いボランティアガイドはストーカーと一緒」、「おもてなしは一方的な押し付け」などなどキツめの言葉が並んでいますが、センセーショナルな言葉に惑わされずに、落ち着いて読むべき1冊。観光に携わる人だけでなく、観光地に住む人たち、地方住みの人たちも読んでほしい。結局、宣伝云々の前に、自分たちの土地にどんな独自の魅力があるか、それを誇りにいかに地元民が幸せに暮らすかを掘り下げないと、一時的な成功の後は続かないことがよくわかりました。

2016/12/26 21:31

投稿元:ブクログ

鋭い指摘が沢山あった。
とにかくマーケットイン
今だけここだけあなただけを考える。

高浪で食事メニューなにかできないか?

2016/12/25 17:40

投稿元:ブクログ

本書が述べたいことは、大きく2点。
①各地域はマーケットインの発想で観光施策を立案、実行せよ。決してプロダクトアウトでは考えるな。
②その際の実行部隊は、①を実行することができる新しい観光推進団体が良い。地域の古参のメンバーが跋扈する組織では難しい。

山田氏は、スイス在住でスイスの観光施策に詳しく、地域ボトムアップ型の施策を進められている現状を紹介しつつ、そうした方法を日本にも根付かせていくため、各地で実践している。スイスでは、地理的な制約が大きいこと、歴史的な背景が根深いことから、地域ボトムアップ型がうまくいってるとのこと。日本でも可能だと考え、現在各地で観光アドバイザーをしている。藻谷さんは少々口が悪い部分もありますが、総論的にはとても参考になる。どこの国のどこの階層の人間にターゲットを絞って施策を行うのか、そしてそれを継続的にデータを取りながら行っていくことが必要であるが、現在の地方を取り巻く観光施策は「大手旅行会社、交通各社が取り巻く観光協会が中心」になってしまい、補助金を垂れ流すだけになりがちであることに警鐘を鳴らしている。たしかに、自分の会社でも毎年のようにプロモーションやイベントは大手広告代理店、周遊プランの提案は大手旅行会社となっており、どこまで地元が主体的に考え、PDCAサイクルを回しているのか疑問に思うことは多い。

現在観光施策を担当でやっている自治体職員は「自分のやっていることが良いのか?」と気づきをもらえると思うので、ぜひ一読してもらえればと思う。

最後に、星1つつけなかったのは、観光はまちづくりに優位することはあってはならないと思うからである。その点が、あまりしっかりと言及されていなかったので、星4つに。たしかに、地域経済を循環させる意味でも観光分野は地方にとっては最大の関心事であるが、無理に観光施策を進めることでまちがぎくしゃくしてしまっては意味がない。であるから、まちづくりをしつつ、そこに観光のエッセンスを入れるようにして地域の魅力を高めていくような地域経営がこれから求められているだろう。もちらん、お二方は「当たり前だ」とお思いでしょう。

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